パンダ好きとして長年憧れていた、中国四川省成都のパンダ基地3つをめぐるツアーに参加した旅行記の続きです。
なるべく読みやすい長さで、場所ごとに読めるように書くつもりですが、成都への長年の憧れとパンダ愛が深すぎて長くなってしまう可能性があります。サラッと読み流して下さい。
この記事ではツアー4日目の午後、成都のパンダ基地見学終了後のことを書いています。
シャンシャンに会いに行きたくて同様のツアーの参加を検討しているという方など、どこかの誰かの何かの参考になったら嬉しいです。
成都にきてから、この三日間は毎日パンダ基地をめぐり、合間に社会科見学というか修行のような世界遺産観光がありました。それ以外の観光や街歩きが全くなかった我々のツアーも、最後はほんの少しだけ自由な街ぶらタイムがありました。
お土産購入程度の短時間散策ゆえ内容薄めですが、パンダ基地以外の成都の街の様子を見ていただけたらと思います。
この記事はその後半です。
よろしくお付き合いください。
(*・ω・)
お土産購入用の自由時間に、ツアーのメンバーとは少し離れて成都一の繁華街で束の間の自由時間を楽しみます。
パンダが好きで、パンダを見ていればそれだけで十分に楽しくて幸せな私ですが、街歩きも同じぐらいに大好き。
国内も国外も世界遺産や史跡観光にはほとんど興味がなく、その街の景色や人の暮らしを見るのが好きなので、この時間はとても貴重です。
中国ははじめてですから、どんな風なのか全く分からず未知の世界ですよ。
まずはコロナ禍以来に行った懐かしい「MINISO」を真剣に見て、その後は再び近場をウロウロしました。
大勢の人で賑わう通りを進むと、何やら楽しい場所が見つかりました。
小吃というのかな?
ちょっとした食べ物を売る屋台のようなお店が集まっています。屋台村みたいな感じ。
オラ、ワクワクすっぞ!!
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
この数日は不慣れな団体行動をし、パンダにまみれていたせいですっかり忘れてたけど、私はこういうのが大好きよ♪
旅=食べ歩き。新しい味との出会い
(*´ω`*)
屋台というよりはもう少ししっかりとした店構えのお店は、台湾の夜市よりも綺麗です。
鉢に盛られて並んでいるおかずが美味しそう。
それにしても鉢鉢鶏ってなんだろう?
これはたしかシャンシャンのいるパンダ基地のお店でもあったよね。
無知な私も食べ物のことだけは興味があるので調べてみました。
鉢鉢鶏とは鶏肉料理ではなく、茹でた野菜や色んな具材を串刺しにし、タレをつけていただく料理だそう。
楽山大仏のある楽山の名物なんだそうな。タレが美味しそうね。
(*・ω・)
↓こちらの記事に東京は小岩にある鉢鉢鶏の店が紹介されています。
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/restaurant/interview-chinese-owner-rakukushi-in-shin-koiwa
オーナーは中国人の若いイケメンのようですよ。ほんとにイケメンですからぜひご覧あれ。
アフィリエイトではないですから安心してね。店の回し者じゃないよ。
(;^ω^)
看板の右上「涼皮」は台湾でいうところの潤餅かな?
北京ダックを食べる時のような薄皮の生地の中に、野菜やお肉などの具が巻いてあるやつではないかと。その左が例の鉢鉢鶏ですな。
鶏脚は見た目も食感も得意ではありませんが、レモン風味のはちょっと美味しそう。
ワッフル生地に包まれたソフトクリームもいいわぁ。
(∩´∀`∩)
甘いものからしょっぱいものまで、小腹を満たす色んなものが売られています。お客さんも多くて賑わっていました。
せっかくだから何か食べたいところだけど、先ほどお昼ごはんをお腹いっぱいに食べてしまったので全く余力がありません。
そしてこの後はこの旅の最後のちゃんとした食事ですから、間食してる場合じゃないのが悲しい…
この旅で一番楽しみな食事の前ですからねぇ
(。´Д⊂)
そういうわけで飲み物だけ買いました。
好物の西瓜汁を見つけたのですよ。
意外にも?カップが今風でシャレオツだわ。これを作っているお兄さんやお姉さんも今風でイケメン&美女でした。
(*´∀`*)
西瓜汁が欲しい、氷はいらないとかすべて身振り手振りのジェスチャーで注文しましたが、全然嫌な顔をせず対応してくれましたよ。日本人だからと冷たくあしらわれることはなくてよかったです。
西瓜の甘さはやや薄いものの美味しかった。
アジア旅といえば西瓜汁だわよ。
食べ物屋が並ぶ界隈にはゴミ箱が多数設置されていて、食べ終えたゴミもすぐに捨てることができます。日本は最近セキュリティとかの名目で駅や観光地にゴミ箱を置かないところが多いですが、置いた方がポイ捨てが減ると思うけどなぁ
屋台料理の近くのお店
この冷蔵ケースが目に入りました。
パンダのケーキがある!
かわいいわー
(∩´∀`∩)
気になったのでふらりとお店の中へ
こちらはケーキ屋さんかな?と思ったら、パン屋さんみたい。パンとケーキ類が販売されています。
なかなか美味しそうやん
中国の人もこういうパンを食べるんだね。
なんだか意外だわ。
麺とかばかり食べているのかと…
(;・ω・)
こんな風に、日本人は寿司ばかり食べていると外国人は思っているのかもしれないねぇ。
帽子パンとか、ピザパンもあるわ。
この数日は毎日中華三昧だったため、これを見たら猛烈にパンが食べたくなりましたよ。
禁煙している人がタバコの香りを嗅いだ時のように、それまで忘れていたパンの味を思い出してしまった…
(ノ∇〃 )。o○
せっかくだから何か買おうかな。明日の朝にでも食べたらいいやん。
そうと決めたら真剣に品定め。
ドーナツもあるし、左のは香港とかにあるようなメロンパンだわ。向こうでパイナップルパン(菠蘿包)と呼ばれているやつよね。
ギャー!!
エッグタルトもあるじゃん!
しかも私の好きなマカオ式のやつよ
(||゚Д゚)
これは即決で手に取りました。
うさぎの形の食パン
その名も「萌兎兎」
インスタ映え系でとってもかわいい♪
萌え〜
映え〜
(*´ω`*)
しかし私はこのうさぎを見て、この地方の名物だという「うさぎの脳みそ」の料理のことを思い出したのであった…
インパクトが強すぎたんですよね。
棒付きのぺろぺろチョコも洒落てます。
ドラえもんのイラストのやつ、子供の頃によく食べたなぁ。ドラえもん絵の部分を舐めてから食べていた記憶が蘇りましたよ。
これはそんな下品な食べ方ができないおシャンティなチョコですけどね。
(;^ω^)
このパン屋さんはこちら
BreadTalkという店で、後で調べたらシンガポール系のお店みたい。
どこかで見たような気がすると思ったら、シンガポール系だからか。向こうで見たのかなぁ
エッグタルトとピザパンを購入しました。
デブはピザでも食ってろ!じゃないけど、なんだかピザが食べたくなったのですよ。ピザというかチーズを食べたくなっちゃって。
中華は全然飽きないにしても、中華以外のものを思い出すと食べたくなりますね。チーズとかパン、パスタ、そして日本食が恋しい…
写真の奥に建っているのはグランドハイアットホテルです。成都にはこういう外資系チェーンのホテルもたくさんありますから、個人で来る場合はそういうところも選べます。
チェーン系ならば設備やスタッフに統一感がありますし、安心できますよね。
この界隈で行列を作っていたお店
何かの食べ物屋さんのようだけど、漢字が違うからその時は解読出来ませんでした。
他に色んな店があるのにこれだけ並ぶってことは美味しいに違いない。めちゃ気になる。
(||゚Д゚)
食べられないのが悔しすぎる。
気になって調べてみたら、こういうものを売る店のようです。
台湾の牛肉餡餅みたいなものではないかな?
牛肉が具材の、揚げパイ的なものだと思われます。絶対美味しいやつやん
(☆´∀`人´∀`☆)
ちなみにこの店の右隣は「うさぎの脳みそ」の珍味のお店でしたよ。
街のあちこちにあるのです。
続いてやってきたのはスターバックスです。
西瓜汁を飲んだばかりですから、ここでコーヒーを飲むわけではございません。
ここに来たのは、成都デザインのマグカップを購入するためです。
パンダや成都の観光地が描かれているのです。
下調べの時にこの柄のタンブラーをネットで見て一目惚れし、長年の憧れである成都を訪れた記念にと買いに来ました。
実物を見たら想像通りにかわいいわ。
ややお高いけど買う!゚。+(=゚ω゚)ノ+。
このスタバが入っているのは百盛でした。
百盛は英語表記だとPARKSONで、たしか香港にありますよね。
同じく香港の街によくある周大福もありましたよ。名前の字面から和菓子を想像しちゃうけど、貴金属、宝飾品のお店です。
香港は10年ぐらい行ってないわ。5時間程度のフライトで微妙に距離があるから、ふらっと気軽には行かれないのよねぇ
※私の記憶違いで、PARKSONがあるのは香港ではなくベトナムでした。うろ覚えでごめんなさい。
IFSに戻って来ました。
パンダがよじ登るビルの中はショッピングモールになっています。
高級感があり、とても広くて綺麗なモールですよ。日本にはこういう広々した開放的な高級モールって無いよね。
ワンフロアを歩くだけで疲れるような広さのモールは郊外にあるイオンぐらいでしょう。
ここは高級モールなので高級ブランドの店が多く入っており、私には分布相応で縁がない感じ。
(;^ω^)
こういう場所は見るだけでも楽しくて好きですが、パンダ見物用の服装だとこの場所には不釣り合いでなんとなく居心地が悪く、ソワソワしちゃいましたよ。
それですぐに下階へ行きました。
ガイドさん情報だと地下にスーパーがあるんやて
これかな?
なんだか高級感のあるスーパーです。
中国富裕層御用達って雰囲気よ。
まあそんな人は自分でスーパーなんて行かないだろうけどね。
店頭では猫山王が販売中
中華圏の方はドリアンがお好きなのねぇ
(;^ω^)
シンガポールでもチャイナタウン等あちこちで売られていますよ。
こんなに山積みされるほど売れるのよね。
この見た目、独特のにおいがねぇ
ハードル高いのよ。(-`ω´-;A
スーパーで探していたものがあったものの、それは見つかりませんでした。
どうやらここは普通のスーパーというよりも、輸入食品等が多く並ぶ高級スーパーみたい。日本のものも色々と売られていましたよ。
写真は日本にもある中国の人気の火鍋チェーン「海底撈」のレトルトです。この店は変面ショーなどがあって楽しく、お鍋も美味しいんですよ。
レトルトは重たいので、火鍋のスープのみ購入。
麻辣粉ってのが気になる。
インスタントの麻辣麺のことかな?
「尻が燃える」辛さだったらどうしようと思い、迷って購入せず。
今思えば、それでも試しに一つ買えばよかった。
ここには北海道土産の定番であるロイズの店もありましたよ。
ロイズはたしか台湾にもありますね。東京だと羽田空港とかに売ってますけど、こういう直営店ってないような?
中華圏の方は北海道大好きだから需要があるんでしょうね。
パンダがかわいいベーカリー
パンダが食べる青竹を模したクリーム入りのコロネが売りみたい。神戸のケーニヒスクローネみたいなお菓子です。
かわいい上、絶対美味しいやつよね。
買い物を済ませたので同じ階をウロウロ
歩き疲れて座れる場所を求め、彷徨いました。今日は午前中のパンダ基地だけで二万歩弱歩いてますからねぇ…
(´Д`A;)
あら、ミキハウスがある。
この辺は子供服エリアみたい。
ミキハウスだけでなく、アルマーニなど高級ブランドの子供服の店が多数並んでいましたよ。
西松屋はなかったけど。
|ω・`)
ベンチが空いておらず、それでも座りたくて子供のお守りをするお父さんの横でこんなオブジェ?に座ってちょっと休みました。
ずっと立ちっぱなしだったからクタクタ。
運動不足デブは瀕死ですわ
(;´Д`A
THE NORTH FACEのキッズ版の店の前のパンダを眺め、座って人間観察しました。
私の横にはゴージャス系の若いママが座り、スマホで熱心に自撮りしていました。何度も取り直ししてるけど、座ってるのは上のオブジェよw
(ノ∀`)
向こうの人は小綺麗な身なりでもそういうところは気にしないのかな?おおらかでよろしい。
集合時間になったので建物の前に向かいます。
ほんの少しこの辺をうろついただけですが、中国は私のイメージよりも全然都会で発展しているのがよく分かりました。街も人も日本と何ら変わらない。
こんなところに暮らす人が、わざわざ日本というか東京や大阪に来て楽しいのかな?と思うぐらいですよ。
物価が安いから来るのかしら?
だとしたら日本人としては複雑な気持ちよねぇ
(;^ω^)
続いてはこの旅最後の夕飯に向かいます。