やっと約束を果たせた台北旅〈vol.1〉移動疲れの一日目。しかし美味しいものは食べる

10年ほど前に職場で知り合った年上のお姉さま。

その後職場が変わってもお付き合いが続き、互いの人生の激動期を知る友人となりました。自分のしんどい時期を助けてくれた恩人です。

彼女と出会った頃の私は年に3回訪台する台湾病の真っ盛り。その頃は全く台湾に興味がなかった彼女は、コロナ禍の頃に台湾ドラマにハマり、台湾へ興味を持つようになりました。

「台湾に行ってみたい」「台湾に連れて行って」と頼まれていたものの、長引くコロナ禍でなかなか叶わず、やっと明けてからは航空券の高騰や円安で旅するのに悩ましい状況に…

円安は相変わらずですが、航空券の価格は多少落ち着いたのでそろそろいいかな?と思い、昨年末に旅の予定を決めました。

暑くなく寒くなく、一足早く春を感じられる3月末に台北へ出発です。お互いに自由人のため自由行動の日も設けて、二人旅と一人旅の両方を楽しむような過ごし方になりました。

いつものひとり旅と勝手が違うため、写真が無い場面も多いです。もしよかったらご覧ください。

(*・ω・)

2025年3月20日

春分の日に台湾へ出発です。

新宿駅で待ち合わせ、東京駅でいつもの格安バスに乗って成田まで。

お昼過ぎの便なので朝も慌ただしくなくて楽でした。午前便の方が時間が有効に使えるけど、始発に乗るのはキツイからねぇ。

(´Д`A;)

彼女は10数年ぶりの海外渡航だそうで、この旅に向けてパスポートを作り直したそう。

そういう相手なのでLCCは何かときついだろうと思い、今回はフルサービスのキャリアを選びました。羽田便は高いし、おJAL様やANAは高い。

時間や価格を見て、これぐらいならいいかなと思ったエバー航空で台湾に向かいます。

コロナ禍以降初めて乗ったけど、昔より機体が新しくなっている?最後に乗ったのはエバー航空がストライキをしていた時だったかなぁ

その後のコロナ禍もあり、潰れるのではと案じていましたが、エバーは海運業もある大企業ですもんね。簡単に潰れないわよね。

(;^ω^)

事前座席指定はせず、WEBチェックインの時に隣同士の席を予約しました。

友人はお肉が嫌いで食べない人のため、特別機内食をオーダー済み。カレー系のメニューで美味しかったそうです。

その後で自分の機内食がやってきました。

数年ぶりのエバー航空の機内食

むむ?前より良くなってる!!

(||゚Д゚)

エバー航空はキティジェットがあったり、事故がなく安全信用度が高くて好きですが、機内食はいまいちという印象でした。

以前の機内食は冷凍のにんじんとカリフラワーが皿の1/3を占める感じだったのに、かなり改善せれていて驚きました。

ハンバーグもサラダもふつうに美味しい。

デザートのフィナンシェは個包装タイプで、これならばその時食べなくても持ち帰られるのでありがたい。食べ物を捨てずに済みます。

ちょっとだけよ❤️なライティングがいい

何事も一度悪いイメージを持つと、ずっとそのまま変わらないように思ってしまいますが、そんなことはないんだね。いい風に変わっていくこともある。

ユニク◯だって昔はクソダサデザインだったのがオシャレに変わったし、そうして進化するのよね。凝り固まったイメージで見てはいけないわ。

そんなことを考え、ウトウト…

そうして無事に台湾に到着です。

一年弱ぶりの久々の台湾、友人連れでテンパってここまでの写真が全くありませんが、ここは民権西路のあたりです。

宿泊ホテルへの移動を考えて、国光客運の空港バスを利用してきました。台泥大楼でバスを降りて少し歩けばよく、MRTに乗り換えせずに済みます。

交差点を渡ったところにあったペコちゃん

カフェかな?

ここまでの写真がないのは他にも理由があり、出発前にバタバタしていて観光客向けの抽選キャンペーンの登録を忘れてショックを受けていたからです。5000元当たるチャンスが…

(´;ω;`)

私はこの前週にぎっくり腰?のようになり、動くのもやっとになって旅行に来られるか黄信号だったのですよ。痛みは取れて旅行に来られたけど、ラッキーランドに未登録だなんて。

友に申し訳ない。(。´Д⊂)

何か忘れているような気がしていたんだよね…

悲しい話から戻しましょう。

今回の宿はサンルート台北です。

安心安全な日系ビジネスホテルを選択しました。

普通の女子旅だと相部屋にするのでしょうが、私のいびきで迷惑をかけたくないし、トイレやお風呂で気を遣わずに済むように一人一部屋の予約です。

一泊9000円弱と値段も妥当で、立地も抜群、フロントで日本語が通じる安心感がうれしい。それに大戸屋が併設されているから台湾の食事が合わない時もいいかなと。

部屋は隣同士でした。

とりあえず各自部屋に入って荷解きします。

私が利用したシングルルームはこんな感じ。

友人の部屋の方がやや広かったです。

でも一人だし、これで十分です。

テーブルと椅子もあるし。

デスクまわりはこんな感じ。

日本の古いビジネスホテルと変わりません。

私の部屋のクローゼットは作り付けの家具タイプで、名古屋で怖い思いをした後だったためちょっと警戒しましたが特に問題なし。

水回りも古めではあれどイヤな感じはしない。

名古屋以降、部屋に入った時の雰囲気を気にするようになりました。

なんか嫌だなぁというのは心霊現象に限らず当たっていることが多いんですよね。パッと感じたその違和感を無視してはいけない。

それがあなたの野生の勘やで…

|・ω・´))!!

荷解きをして落ち着いたところで夕飯へ。

朝からの移動の疲れで、当初予定していた店へ行くのが面倒になって予定を変更し、バスに乗って行天宮方面に向かいました。

そして松江自助火鍋城に入りました。

昔から人気の行列必至の店で、前に一組並んでいたので少し待ちました。このお店には日本語ができるスタッフがいます。

洒落た小綺麗な店ではなくローカル感のある雰囲気で、昼も夜も老若男女で賑わってます。

北の将軍様が視察中?(||゚Д゚)と二度見

自分は昔に数回来たことがあります。

その時々の思い出が蘇り、少しおセンチな気持ちになってしまいました。

鍋は一人だと来られないし、こうしてまたここに来られたのは友人のおかげですよ。新しい思い出が作れて嬉しい。

この店は鍋の具材を自分で冷蔵庫から選び、煮込んでもらうシステムです。

店の奥にこうして具材が並んでいます。

肉類は店員さんに口頭注文です。

それぞれの具材の価格はこうして表示されています。

回転寿司と同じで、最後に具材のトレイで計算します。

テーブルに鍋がセッティングされます。

横にあるのはごま油と香味野菜

それを鍋に入れ、肉とスルメ、具材を炒めます。

炒めてから煮込む鍋です。

肉は牛、豚、牛、羊とあり、そのどれか一つを入れないとダメみたい。友人は肉嫌いですがスープに入るのはいいと言ってくれたので羊を選びました。

もちろん肉は私が食べます。

店員さんが手際よく強火で炒めていきます。

2色スープの麻辣火鍋とはちょっと違うんですよね。

エビや貝、野菜にキノコ類

色々入れてグツグツと煮込んで出来上がり。

油で炒めているものの、ここのスープはあっさりしたシンプルな味です。辛みはないためお子様でも食べられますし、胃が疲れた時にもいい。

飲み物もセルフで冷蔵庫から持ってきて、タレも自分で作ります。

二人ともパクチー好きなのでいっぱい入れました。タレはゴマだれベースとポン酢系さっぱり味の2種を作ってます。

しかしタレなしでもおいしい。

念願の台湾へ上陸おめでとうございます。

やっと一緒に来られたねぇ

友人はこの鍋めっちゃうまい!と喜んでくれました。私も久々に食べたこの店の鍋のうまさに悶えました。

やっぱりうまぁぁぁ❤️(*´ω`*)

映えないけど美味しい鍋です。

とうもろこしを入れたら甘くて美味しかった。

しかし取り出して食べる時が熱かったw

チーズ入りの練り物もやけど注意よ。

煮込んでいくと具材の旨みが出て、どんどんスープが美味しくなります。最初と最後で味が違うので飲み比べるといいですよ。

鍋でお腹いっぱいになったら続いては行天宮へ。

私が台北にくるたび訪れるお宮です。

夜にくると空いていて、ライティングが綺麗ね。

汚れた心を洗いませう

己の過ちや悩みを問いませう

昼間は混み合うのが、夜だとご覧のように空いています。

ゆっくりお参りしたい場合は夜がおすすめ。

細かなお参り作法を知らなくても、敬意を持ってお参りするのが大事と思う。

いつもと同じく、また台湾に来られたことを感謝し、また来られますようにと祈りました。

友人は初めて見る台湾のお宮を興味深く眺めていました。

上に龍がいるんだねと友人に言われ、今さら初めてここの屋根に龍が飾られていることに気がつきました。

何度も訪れているのに、いかに何も見ていないかが分かったわ…

食べることばかり考えているものだから…

(´Д`A;)

誰かの目があると違う景色を見られるんだなぁ。

お参りの後、まだ体力あるよね?となり、ちょっとぶらぶら。

夜道も二人ならば安心です。

数分歩いてやってきたのは「曽家豆漿

他の方の旅行記を見て気になっていたお店です。

店名の通りに豆漿など朝食メニューを売るお店ですが、夕方から深夜までの営業という変わった営業時間てす。

朝ではないのに大勢の客が列をなしています。

皆さんの目当てはこれ。

蛋達ことエッグタルトです。

この店のエッグタルトが美味しいと聞き、エッグタルト好きの私は気になっていたのです。

友人に並ぶけれどいいか?甘いものが入る余力があるか?を確認して並びました。

台湾によくある、店の外の軒下も利用するキッチンを見て友人は驚いていましたよ。

台湾に慣れすぎて麻痺してるけど、たしかにこれは日本だと見ないねぇ。

すんごい量だね。

これだけ次々にどんどこと焼いても、どんどんはけていくのね。

友人は台湾の朝食店が初めてですから、エッグタルト以外も気になるみたい。

この大きなやつはなんだろう?買ってみる?と相談し、お腹の余力を考えてやめました。

これは卵焼きとかを挟んで食べる焼餅かな?

私も気になる。

美味しそうに焼き上がったエッグタルト様たち

この焦げ目がたまらんねぇ

(*´ω`*)

メモ帳で筆記注文をして購入したら、近くのコンビニでコーヒーを調達しましょう。

コンビニの店員さんがワンオペで、お客が続々とやってきてかなりテンパっていました。

それなのにコーヒー注文してごめんね。

(。´Д⊂)

コーヒーを待つ間にキョロキョロしていると、メニューにインドネシア語があるのを発見。

中国語、英語、インドネシア語、ベトナム語と数カ国語にモニター表記が変わります。

インドネシアやベトナムの在住者が多いのかな?

エッグタルトの店の隣にある公園のベンチに座っていただきます。

エッグタルトはまだあたたかい。

私の好きなマカオ式のパイ生地タイプですから、焼きたてのサクサク感を損なわぬよう早く食べるのがいいわよね♪

食べかけの画像ですいません。

でもこのフィリングのたっぷりさを見てほしいのです。ずっしりぎっしりですよ。

フィリングはとろ〜りとしていて、生地はサクサク、甘さはちょうどよくてめちゃうまい!!

゚。+(=゚ω゚)ノ+。

これはリピート確定です。

蛋達好きは絶対行かないと損ですわ。

美味しいエッグタルトに満足し、二人でぶらぶら歩いてホテルに帰りました。

初日はこれで終わりです。

翌日は友人とともに台湾ぶらぶらをします。

よかったら続きもご覧下さい。

(*・ω・)

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