2025年7月、海の日の連休に休養目的で出かけた栃尾又温泉自在館滞在の記録です。
どうぞよろしくお付き合いください。
(*・ω・)

現代湯治を謳い、心身を休めてのんびり過ごしたい大人が集う栃尾又温泉自在館
自然豊かな山の中でぬるいお湯の温泉に浸かり、美味しいごはんを食べてのんびりする。
ここでやることはそれだけです。
自分は二度目の滞在で、ここでの過ごし方にだんだん慣れて、昨夜は熟睡できました。

7月20日日曜日
栃尾又での滞在2日目となります。
この日の共同湯の割り振りは女性がうえの湯
したの湯、うえの湯、おくの湯の三つが共同湯で、栃尾又にある3軒の宿の共同浴場です。

耄碌して記憶がすっかり飛んでいたけど、前日は到着後におくの湯に入り、夕飯の前にしたの湯に入ったんだったわ。夕ご飯の前にひとっ風呂浴びたんだった。
(;^ω^)
したの湯が一番厳選に近くラジウム温泉の効果が高いとされて人気があります。ここは階段をかなり降りたところにある薄暗い木造の建物で、洗い場がありません。
不便なんですが、暗さのせいか「したの湯」が一番リラックスできる気がします。これぞ秘湯、湯治という雰囲気ですよ。

二日目の今朝は自在館の貸切湯「たぬきの湯」からスタート
部屋のタブレットで前日に予約しておきました。

たぬきの湯の脱衣室はこんな感じ
この入口にもタブレットが置かれ、この時間の予約者の部屋番号が表示されています。
これならば時間を間違えてトラブルにならずに済みますね。うっかり八兵衛にも安心。
(*´ω`*)

こちらがたぬきの湯
外の緑が美しく、私のお気に入りの貸切湯です。
貸切湯は加温されていてぬる湯ではありません。朝の目覚めや夜寝る前に温まるのに最適です。
洗い場をひとりじめできるので、髪を洗いたいタイミングで貸切湯を予約するのがおすすめ。

お風呂で目を覚まし、スッキリしたところで朝ごはんです。
朝食も2部制で私は遅い方の8時半から。
朝5時とか早朝からお風呂に入る方も多数おり、そういう早起きの方は7時からを選ぶみたい。

朝食時も窓の景色が見える席でした。
爽やかな夏の緑を眺められるいい席で嬉しい。
それに朝食のお膳の彩りも嬉しいなぁ。

朝も主食のごはんは自分の好きなものを好きなだけ盛りつけます。
玄米やおかゆもいいけど、魚沼ならばやっぱり白米でしょう!!
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
「梅はその日の難逃れ」ですから、ごはんに梅干しを一粒乗せました。
この日の味噌汁の具はなめこで、これも自分で好きな量をよそってきます。

この日のおかずはこんな感じ
野菜サラダ、スクランブルエッグ、小松菜のおひたし、大根の煮物、白菜漬、ヨーグルト、デトックスウォーター
珍しいものはありませんけども、どれも身体に優しくごはんに合う、嬉しい品揃えです。
腸に優しい感じよね。

栃尾又温泉名物のラジウム納豆も付いています。
お醤油ではなくぽん酢でいただくのが栃尾又流

一杯目のごはんはラジウム納豆で。
大粒の納豆がめちゃくちゃ美味しい…
う、うまぁーー
魚沼の米がうますぎる。
(。´Д⊂)
納豆の量に対する多めの辛子、ぽん酢が合う。
この納豆はおかわりできます。

食べ始めて少ししたタイミングで焼きたての焼魚が運ばれてきます。
この日のお魚は塩マス
塩味濃いめでこれまたごはんが進むねぇ
煮物やおひたしは薄味で、しかししっかりと出汁が効いていて美味しゅうございます。
どれも丁寧に作った味がしますよ。

当然ながら一杯で終わるはずがなくw
二杯目のごはんはたまごかけごはんでいただきました。キラキラと輝くこのごはんを見て!
これが日本の米の美味しさですよ。
これ、何杯でもいけちゃいそう。
(〃▽〃)
まわりの方も大半がごはんを数回おかわりしています。ここにいる間は糖質制限なんて忘れてしまいましょう。
日常の嫌なこと、すべて忘れて米を食おうぜ。

お腹いっぱい
大満足な朝ごはんでした。
旅の醍醐味は朝ごはんですけど、ここの朝ごはんが一番好きかも。

食後はコーヒーを淹れて、ロビーで少しくつろぎましょうかね。
コーヒーマシンが二台あり、それぞれ豆の種類が違います。

欲張りな私は両方入れてきましたよ。
紙コップが小さめですし、自分はかなりのコーヒー飲みなので一杯じゃ足りないの。本当はマグカップにいっぱいほしい。
量は飲むけどコーヒー豆の味の違いはよくわからん。言えるのは、酸味も深みもちょうどよく、どっちも美味しいってことだけ。
ついでに血圧も測りました。
年末のような高さは落ち着き、低からず高からずでヨシ。

前に来た時ロビーにあった木彫りの熊がいないと思ったら、奥の方にお引越ししたのね。
木彫りの熊は芸術的な伝統工芸品と思いますよ。私は木彫り熊が好き❤️

かわいいイラストが描かれたノート
館内あちこちの案内表示に描かれるたぬきなどのイラストは、自在館の後継の若旦那が描いておられるようです。
お笑い芸人ハナコの岡部さんになんとなく似ていて、メガネをかけています。こんなテイストのイラストを描く人には見えないのよ。
(;^ω^)

自在館の館内イラストもかわいいですが、このお客様の声を記録したノートにあったイラストもすごいわ。
こういうペンスケッチをサラッと描けたら旅がより一層楽しいでしょうね。写真とは違う手書きの温かみがいい。
近頃はYouTubeなど映像での旅行記もありますが、自分はそれらをあまり見ません。
映像だとハッキリと分かるし、まとめ系を見たら時短ですけど、文章や写真、イラストの方が心に残る気がするんですよね。
それに自分の想像力を重ねて、この先行きたい場所を見つける方が好き。古い人間だからね。

今日もいいお天気だなぁ。
さて、お部屋に戻りましょうか。