夏の魚沼 ぬる湯とごはんで夏養生〈vol.2〉湯浴み後の夕ごはん

2025年7月の海の日連休に行ったプチ湯治の記録です。

よろしくお付き合いください。

(*・ω・)

蒸し暑い時期の疲れと自律神経不調を癒すため、ぬる湯で有名な新潟県魚沼市にある栃尾又温泉自在館へやってきました。

現代湯治を謳うこの宿がある栃尾又温泉は山の中の3軒しかない温泉街で、自然豊かなところです。

到着後、まずは共同湯のぬる湯に一時間ほど浸かってゆったり。体温よりやや熱い程度のお湯は湯上がり後もカーッとならず、心地よい倦怠感です。

湯上がりに宿の外をぶらぶら

4トラベル時代の旅行記でも書きましたが、あらためてご紹介します。

栃尾又温泉は3軒の宿からなる温泉で、その3つの宿が共同湯を利用するというおもしろいシステムになっています。

写真の左上にあるのが宝厳堂、真ん中が神風館、左が私が泊まっている自在館です。

宝厳堂は料理自慢の温泉旅館的な宿でお高め、神風館はガチ湯治向けの手頃で簡素な宿、自在館はその2つの中間ぐらい。

治療のために長い湯治をするなら神風館、旅行目的ならば宝厳堂、カジュアルなプチ湯治をしてみたい人は自在館という感じでしょうか。

大浴場のお風呂はどの宿に泊まっても同じですから、自身の目的や予算で選ぶといいと思います。

自在館には浦佐駅からの送迎バスがあり、東京方面からくる車のない利用者はそれが便利です。

JR小出駅からバスでくることも可能です。

田舎ゆえバスの本数は多くありません。

バスで来られる場合は事前に時間をきちんと調べておきましょう。

↓南越後観光バス

小出駅〜栃尾又(土日の時刻表)

https://www.minamiechigo.co.jp/pdf/koide/jikoku/holiday/tochiomataR7-4-all-h.pdf

客室棟に戻りました。

各階の廊下のエレベーター前にポットとティーバッグが置いてあります。部屋に湯沸かしポットがないので、ここでお茶を用意して持っていきます。

お茶は緑茶とほうじ茶があり、一階フロント横にはこれに加えてルイボスティーや紅茶も用意されています。氷入りのお水のポットも一階にあります。

部屋に湯沸かしポット必須という方はフロントで貸してもらえますよ。

部屋に戻ってダラダラ

家から文庫本を持ってきましたが、宿の書棚に気になる本があったので借りてきました。

布団に寝転んで本を読むうちに眠くなり、知らぬ間に寝ていて、起きたら夕飯の時間でした。

自在館の食事は朝晩とも2部制になっており、私は普段の生活リズムに近くなるようどちらも遅い方の時間にしています。

早い方は17時、遅い方は19時です。

食堂はフロントのロビー横にあり、時間になるとみんなポツポツと集まってきます。

部屋番号を伝えて席に案内してもらいます。

この日の席は窓が見えるテーブルでした。

一人客が多い宿で、隣の席との間に簾もあるので一人でも苦になることはありません。

食事処ではなく部屋食を選ぶこともできます。

ちょうど夕焼けが綺麗な時間で、紫とオレンジの空の色に見惚れました。

写真だと白光りしてしまうんですけどねぇ

綺麗でしたよ。

夕食時の風景

この日の夕食はこんな感じ

自在館の基本メニューである一汁四菜です。

ニラとパプリカの韓国風ナムル、ピーマンと切り干し大根の炒め煮、冬瓜のあんかけ、高野豆腐のフライ、カボチャのポタージュ

それとメニューにはないこんにゃくの煮物、漬物が付いていました。

以前はスタッフが食事の進みを見てご飯を運んできましたが、今は好きなタイミングで好きな量を盛られるように変わったようです。

白米、玄米、おかゆと選べて、それは全て魚沼産のお米です。

汁物も自分で好きな量を持ってきます。つまり上の写真でお椀にスプーンを入れたのも、おかゆ用の梅干しをごはんに乗せたのも私です。

雑な盛り付けですいません。

(;^ω^)

左のお皿が高野豆腐のフライで、上にソースがかかっています。

中にひき肉とかが挟まれているかと思いきや何もなく、戻した高野豆腐をフライにしたものでかなり淡白な味です。

この日はその他のメニューも地味であっさりしており、自分的にちょっと物足りない感がありました。高野豆腐にひと工夫ほしい感じ?一つ一つは美味しいんですけどね。

そしてカボチャのポタージュは単体だととても美味しいけれど、ご飯でなくてパンと合わせたいかなぁ。

ここは温泉旅館ではなく湯治宿という位置付けのため会席料理などの凝った料理ではないのです。身体のための優しい家庭的なメニューだから、胃腸の療養と思えばこれでいいのでしょう。

食べることにうるさいデブですいません。

(;^ω^)

新潟なので地酒はもいろいろと揃っています。

酒が好きな方はおかずをつまみにゆっくり食事されています。

岩魚の塩焼きや鴨鍋などの追加メニューもありますから、物足りないと思う方はそれらを事前に予約するのがおすすめ。当日午後3時までに申し込み可能なようです。

食事の最後にデザートが出ます。

この日はさつまいものプリンとスイカ

自在館の〆のデザートは毎回美味しいです。ちょうどいい味、ちょうどいい量で大人向け。

どちらも美味しゅうございました。

ロビーフロアにあるお茶やお水。コーヒーもあります

この量だと物足りないかも?と毎回思い、食べ終わると満腹になります。夜はごはんをおかわりしないんですけどね。

今日のメニューはちと淡白な構成ではあったが、美味しかったわ。満足。

(*´ω`*)

夜寝る前に露天風呂を予約したのに、食後に眠くなってキャンセルし早めに寝ました。

休みに来ているんだからね。無理はあかん。

というわけで初日はこれでおしまいです。

自在館でのプチ湯治記録は続きますのでよかったらご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です