2025年の初旅 遅い初詣でひんやり〈vol.4・完〉名古屋の気になる場所をウロウロ

暑さ厳しい2025年の夏、皆様いかがお過ごしでしょうか。7月も終わってしまったというのに、今年の初旅の旅行記を書く呑気な女ですいません。

進みが遅いのは名古屋のホテルの霊の妨害に遭ったため…ではなく、眼精疲労と老眼で目の疲れが半端ないせいです。特に平日の夜は目が疲れてあかんのですわ…

初旅の名古屋旅行期はこれで終わりですのでよろしくお付き合いください。

(*・ω・)

この旅の二大目的地のひとつである熱田神宮の参拝を終え、神社の近くの鰻屋でひつまぶしをいただきました。

いい神社の参道に美味いものあり

神社参拝が好きな理由はここにあったりして。

熱田神宮西駅から地下鉄に乗って移動します。

高岳駅で下車し、徒歩数分。

次の目的地はこちらです。

terre a terreというパン屋さんです。

炭水化物を愛する私はパンが好きでして、旅先の人気店は必ずチェックしています。

電車の時刻の確認は怠っても、パン屋とカレー屋は必ず調べておりまする。

名古屋の人気店を調べ、自分的に気になったのがこちらでした。

名古屋の街歩き自体初めてで土地勘はありませんが、この店がある高岳駅エリアは観光客が来るような場所ではないのではないかな。

住宅などが並ぶ路地にある、小さくて洒落たお店です。このメニュー写真に期待が上がるねぇ

カフェに寄りたいところだけど、ついさっき食べたひつまぶしで満腹なのよね。

店内はこんな感じ

1階でパンの販売をし、2階にカフェがあるのかな?

パン売場は広くありません。5人も入れば混みあうようぐらいの規模です。

パンはショーケースに並び、店員さんから取ってもらうシステム。

パンの種類もそれほど多くありません。

一番人気は右上のサリューというデニッシュ生地のパンだとか。

しかし自分的にはその下にあるあんバターのに心惹かれます。名古屋はあんバタの本場だもん。

小さなチョコが美しく並んだパン、ドーナツも美味しそう。

チョコのは東京の代々木にある365日の人気商品に似てますね。

ドーナツはブリオッシュ生地みたい。サリューといい、バターが多いパンが得意なお店なのかな?

レジのそばに美味しそうなクッキーがあったので、パンと一緒に購入しました。

自分へのホワイトデーよ❤️

(*´ω`*)

寂しいひとり者ゆえ、クリスマスも誕生日も自分への贈り物ばかりですわ。泣

あんバターのパン、ナッツやドライフルーツが入ったパンなど数個を購入。

帰宅後に食べた際に肝心のパンの撮影を忘れてしまい、もはや記憶も薄れて曖昧です。ひとつ言えるのは、期待していたほどの味ではなかったってことかな。

目を見開くような美味しさではなく、まあこんなもんか…というぐらいの感想でした。単に自分の好みとフィットしなかっただけだと思うけど。

流行っているものや人気のものでも、それが自分の好みと合わなければそれまでなんよね。だから私の書く味の感想もそう思って読んでください。

旅先で自分の好きなものに出会えたらラッキー

それだけの話です。

そしてそういうものに出会いたくて、あちこちへ旅に出るんですよね。

パンを片手にぶらぶらと南下

この通りは小さな美術館や芸術センターがある芸術ストリートみたいでした。

写真は横山美術館というところで、陶磁器を展示している美術館だそう。

オールドノリタケのコレクションなどがあるとのことでちょっと気になりつつ、時間の関係で立ち寄れませんでした。

横山美術館から南下して歩き、次の目的地に到着です。

こちらのビルが目的地

こちらはヤマザキマザック美術館です。

地下鉄の新栄駅で「ヤマザキマザック美術館はこちらです」とアナウンされていて、ヤマザキマザックって何なん?と到着日から気になって。

ネットで調べたところ、ヤマザキマザックというのは工作機器メーカーだと知りました。そのビルにあるのがこちらの美術館で、気になる展示会が開催中だったので足を運びました。

一階の受付でチケットを購入し、エレベーターで美術館フロアに上がります。

ORIGAMIという企画展が開催中で、これに興味が湧いたのです。

こちらは入口にあった、折り紙で作った枯山水という作品

京都の寺のお庭などにある枯山水を表現しております。

折り紙というと子供の頃に折った鶴などを思い出しますが、ここに展示されていたのはそれらとは全く別物です。

どんな紙をどう折るのか素人には想像できないようなものばかりでした。すべて繋がっているのか、部分ごとに繋いでいるのかもわからない。

そしてこの折り目

ピシッと美しく折られていて、乱れがないのです。等間隔で規則正しく折って形になっている。

ほぇーっとため息がでます。

こちらの作品を作っているのは布施知子さんという方だそう。

私と同じ新潟県のご出身ですって。

恥ずかしながらここで初めて存在を知りました。

日本や海外で展示会を行う折り紙アーティストなのですね。

作品は様々なタイプ、大きさがありました。

これは壁に掛かる絵画のようなタイプの作品です。

ピンク系グラデーションカラーと折り目の絵柄が素敵です。眺めていると女性ホルモンに良さげな色合いだわ。

こちらも同タイプの作品

こちらも素敵ですねぇ

ヤマザキマザック美術館の収蔵品とのコラボ作品

年代物の高級家具がこちらの美術館のコレクションで、その下に這う蛇のようなものが折り紙でできています。

こちらも同じタイプ

展示会のポスターに使われているのがこの蛇のような作品ですね。

銀色のものと同じと思いきや、金色のは折り方が少し違うみたい。

大蛇のような長さのこれを作るのに一体どれだけの手間と時間がかかるんだろうか。

編み物や刺繍などの手芸作品もそうだけど、こういう立体物を作るアーティストの根気と想像力はすごいですね。

完成イメージと、そこに至る設計図を頭の中で組み立てて形にしていけるんだもの。

蛇のようなものはこの展示会のメインの大作ですが、自分にハマったのは蛇以外でした。

収蔵品の家具やランプのコレクションも高価なんだろうけど自分の趣味ではないんだなぁ

(;^ω^)

例えばこういう作品の方が好き。

このデザインは間接照明に良さそう

そしてこちらの作品は広い、黒ベースのモダンなリビングに飾ったら素敵と思う。

今世ではもう、そういうおうちに住むことはおそらく無いのが悲しい…

あとはこのシリーズの作品が好みでした。

おじさんがタバコの空き箱の紙を使って作る傘とかに通じる何かを感じ、しかしそれとは違う圧倒的なセンスと芸術性に惹かれます。

お花みたいでかわいい。

これも折り紙なんだよね?

折り紙の定義がなにか分からなくなるわ

この展覧会で自分が一番衝撃を受けたのがこちら

敷物のようなこれが折り紙なんですよ。

マツコさんじゃないけど狂気を感じるわよ。

「折る」ではなく「編む」ことをしているとしか思えない。折り方が一定ではなく、場所ごとに絵柄が違う折り方になっているんですよ。

これは思わず触ってみたくなりました。

当然ながらお触りは禁止です。

(||゚Д゚)

企画展を見終えて、ひとつ上のフロアへ。

こちらは常設展コーナーになっています。

撮影不可以外の作品は撮影してもOKでした。

こちらは赤い壁とシャンデリアが印象的なフロアですね。欧州の美術館のよう。

そんなの行ったことないけどw

あたい、いつかおフランスに行ってルーブルやオルセー美術館に行くんだ。

スペインのプラド美術館とかも行くんだ…

その夢を叶えるためにも円安放置絶対反対!!

(||゚Д゚)

そんなことを考えたヤマザキマザック美術館でした。ここはなかなか良い美術館と思います。

ペンスケッチがご趣味の旅友のお姉さまもこちらの美術館はなかなかいいと仰っておりましたよ。

その方は用事で名古屋を時々訪れていて、東京でも各種美術展を見に行かれます。そういう美術館通がおすすめと言うので間違いないと思います。

一階にカフェもあり、ヤマザキマザック製の機械の展示もありました。駅直結なのでぜひ。

(*・ω・)

美術館の後は地下鉄で名古屋駅に移動しました。

そして再び別のビルへ

ひゃだっ

都会的で素敵な景色だわぁと

トレンディドラマに出てきそうな感じ。

(*´ω`*)

眼下に広がるこの景色は名古屋駅前です。

東京駅丸の内口側に建つ丸ビルのように、名古屋駅前には大名古屋ビルヂングというレトロな名前の高層ビルが建っています。

それをこうして見下ろせるこちらは駅隣接のJRセントラルタワーで、その52階に来ました。

今回利用した新幹線とホテルのツアーの特典で、名古屋で楽しむ選べる体験というのが付いていました。

グルメや観光スポットなど様々な体験があって、私がそこから選んだのはマリオットホテルでのティータイムです。JRセントラルタワーの上層階がマリオットホテルです。

ここはホテル内のスカイラウンジジーニスという場所で、事前予約なしでもツアー特典の利用ができました。

マリオットだなんて平民の私にはなかなか訪れる機会がありませんから…

得意の「せっかくだから」を最大限に活かすのはこの特典かなーと思って。

庶民根性丸出しでお恥ずかしい。

(;^ω^)

マリオットの高層階だからというのもありましたが、特典のセットメニューがスコーンだったのが決め手でした。

この時に私はスコーンにハマっていて、スコーン食べたさに来たのです。

プレーンと紅茶味だったかな?

クロテッドクリーム、いちごジャム、キャラメルソースが付いています。温かいスコーンはどちらも美味しゅうございました。

欲を言えば、もう少し大きいスコーンならばより美味しいのになぁ。追加料金を払ってもいいからそうしてくれると嬉しい。

帰りの新幹線の時間までの束の間の時間、ここで名古屋の街並みを眺めてまったりしました。

到着日の晩から色々あったけど楽しかったよ。

まさかあんな体験をするなんて思わなかった。しかしお茶を飲みながら冷静に振り返ると、過去にもそういう経験があったんだよなぁ。

前に住んでいた家で、リモコンで明るさ調整をする照明器具が、なにも触っていないのに勝手にピピピ…と動いたり。その時もおしっこちびるかと思ったよ…

(´;ω;`)

霊感のある友人が言うには、旅先でそういうことが起こりうるからお清め用の塩を少し持っていくといいそうな。外食の味が薄い時にも使えるから便利だって。←この友人は濃い味が好き

あのホテルにはもう行きませんが、名古屋はまた来ます。

お伊勢参りや椿大神社への中継地ですし、自分は名古屋グルメが好きなので。名古屋は東京から近いから気軽に来られますしね。

帰宅後は名古屋駅の高島屋で買った赤福をいただきました。

赤福直営店だと2個入りの銘々箱というのが購入でき、自分のような寂しい一人暮らしの人には最適です。9個も食べきれないですもん。

これは三重グルメですけども、赤福はいつ食べてもうまい。そしてこれを食べるときはほうじ茶に限る。伊勢の赤福のお店もほうじ茶だよね。

椿大神社で買ったほうじ茶も濃くて美味しかったし、鶏めしも美味しかったです。

というわけで今年の初旅の旅行記を終わります。

この次は3月末の台北旅でしたが、順番通りに書くか否かは気分次第かな。

どれから書くか決めてないけど早めに次に取り掛かるつもりです。よかったらそれもご覧ください。

ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。

(*・ω・)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です