‘24-25年末年始に行ったマレーシア旅の続きです。
12/28 成田で前泊
12/29 マレーシアへ移動、Tune Hotel KLIA2泊
12/30 ペナン島に移動、ブルーマンション泊
12/31,1/1 ペナン島泊
1/2,3 クアラルンプール泊
1/4 帰国
年末年始の休みが長かったため、全部で7泊の旅でした。長い旅のわりに中身は薄いので、暇つぶしにでもご覧いただけると嬉しいです。
(*・ω・)

ペナン島初日はあっという間に過ぎ、日が暮れてきました。
午後3時過ぎにチェックインをし、そのあと外出して宿の近くのカフェで夕飯を済ませて部屋に帰ります。

外が暗くなると、建物の灯りが灯って雰囲気が変わります。
この感じどこかで見たことがある。
昔に行ったベトナムのホイアンを思い出しました。

昼間は見学客で賑わうロビーも、夜は宿泊客しかいないため空いています。
こうしてゆっくりとブルーマンションを見たくて泊まることにしたんですよ。じっくり写真を撮るならば夜がいい。

語彙力が無さすぎて情けないけど、この雰囲気は本当に映画のセットみたいで本当に素敵。

中華テイストとステンドグラス
オレンジの灯り
どこか怪しげで、王家衛(ウォンカーウァイ)の映画に出てきそうな雰囲気です。
くっきりと濃い化粧をした、チャイナ服の美女が似合う空間だと思う。

ロビーの奥にある中庭のところ
夜は闇があって影となり、それが美しい。
手すりなどの瀟洒な飾りが映えますね。

とても素敵なのに、ここを写真を撮るのはなかなか難しいです。私にはうまく撮れない。
ホテル部分はあまり広くなく、撮りづらいのもあります。

建物の細かなディテールが素敵
屋根部分の装飾はホテルオリジナルの写真集で見る方がよく分かるかも。

時系列がちょっと戻っているため明るいですが、チェックインをして部屋に案内してもらった時の写真です。
見学可能なロビーフロアの左右にホテルの部屋があります。そこは宿泊者以外立ち入りできません。
写真の奥がロビーで、簡易の仕切りがあります。

ロビーの奥に吹抜けのある中庭があり、写真右奥がホテルエリア
これは建物を正面に見て、左側の棟への入口を写したものです。

左側の棟は一階に水盤があり、涼やかな雰囲気
壁の色も薄めのブルーです。

小さくて人がいたので写真は撮っていませんが、ホテルにはプールもありました。この写真のは池のようなもので単なる飾り。水は浅いです。
プールは正面から見た右側の棟の方にあります。

私が泊まった右側の棟はこんな感じ
こちらには水盤がありません。
そのスペースには椅子が置かれています。

一階は部屋の前にも椅子とテーブルが置かれています。

ソファが置かれた部屋も
絵になるねぇ
西洋人が好きそうな感じ。

私の部屋は二階でした。
エレベーターが無いので、スタッフが荷物を持って部屋まで案内してくれました。

2階の廊下はこんな感じ
こちらも一応椅子があるけど、ここで寛ぐのは不可能でしょう。
授業中に悪さをして、外に出された生徒が座る椅子みたいだもん。(;^ω^)

この日のお部屋はこちら
Towkayという名前の部屋でした。

建物を正面から見た右側の棟の2階
真ん中辺りの部屋です。
建物の中央はロビーや中庭、その2階には展示コーナーとレストランがあります。

部屋は鍵穴に鍵をさすタイプ
鍵穴から中がちょっと見えるね。

レトロな鍵を差し入れて開けます。
部屋の中から鍵をかける時もこの鍵を使うんですよ。慣れるまで開け閉めが難しい。
外出時はフロントに鍵を預けます。

部屋はこんな感じ
広々として天井が高いです。
こういうクラシックホテルって好き。
(*´ω`*)

大きなベッド
バティック布のクッションがかわいい
一人で寝るのはもったいないし、ちと侘しい
(ノ∀`)

デスクまわり
丸メガネをかけ、何かを執筆したくなる雰囲気
お水は環境に配慮した瓶タイプでした。

ライトスタンドも小物入れも青が使われているね。

ベッドの前にはテレビがあります。
その並びにミニバーとセーフティボックス

瓶の中のクッキーやお茶パックは無料です。

冷蔵庫の中はこんな感じ

お値段はこんな感じです。

部屋の奥にあるバスルーム
こちらも広いです。
白と黒のチェックがモダン

スペースは広めでもバスタブはなく、シャワーのみです。
ハンドシャワーとレインシャワーがあります。
レインシャワーは冷たい水が落ちてくるとびっくりするから心臓に悪いと思うけど、欧米の人はお好きみたいね。
(;^ω^)

シャンプーなどはホテルのオリジナルかな?
オリエンタルな香りでした。

こちらは前夜泊まったTune Hotelとは違い、歯ブラシやコットンなどのアメニティがありました。

ドライヤーはダイソンのようなもの。
ダイソンではないものの、風量がすごかった。微調整が効かず自分には扱いがちょっと難しかったです。
でも髪が長いと早く乾かしたいですよね。特に南国や暑い時期は。風量があるのは悪いことじゃない。

チェックインして少し後、部屋をコンコンとノックされ、開けるとスタッフがこれを届けてくれました。
葉っぱに名前入りのメッセージ付き

中身は温かいクエでした。
ココナッツ風味の優しい甘さのお菓子で、とても美味しかったです。お米を使ったういろうみたいな感じ?
ようやくマレーシアのクエを食べられたわ。
嬉しい。(*´ω`*)

葉っぱに何が書いてあるのかをGoogleレンズで翻訳してみました。
睡眠は最高の瞑想だ
よく眠れ
ダライ・ラマ
なるほどですね
(*・ω・)
上に書かれたヨクモクってのは私の名前を無理矢理訳そうとしたものかと。私の名はヨクモクではないです。
あーたーしーはーーーー
のっこーーーー!!
↑最近(2025年4月)に起きた某アイドル女優の起こした交通事故時の記録を兼ねて。
広◯涼子は私の青春時代はすごいアイドルだったよ。私も髪型を真似てショートにしてた。
あの頃からやや予兆はあった気がするよね…

広くて素敵な部屋なのですぐに寝るのはもったいない。部屋でのんびり過ごしました。
テレビをチェックすると、NHKワールドが見られました。美輪明宏大先生による人生相談番組をやっていたのでそれを見ました。

オーラを放つ美輪明宏さんの説法?を聞くブルーマンションの夜。
美輪さんもさすがにお年を召されたなぁ。
声の張りがなくなってあまり通らなくなっているから、あちらが近いんじゃないかしら…
などと思い、就寝。

翌朝
ゆっくり起きて身支度を整え、朝ごはんを食べにロビーフロアへ。
昼間は見学客が多いこの吹抜けのまわりが朝ごはんの会場です。
いろんな方が詳しく旅行記等書いているので割愛しますが、ブルーマンションは風水を重視して設計されており、この中庭が一番のパワースポットなんやて。
私のような貧乏人は吹抜に雨が入ってくるのを嫌がりますが、雨=水=財、お金なんだって

裸一貫で中国からやってきて、東洋のロックフェラーと呼ばれるほどに財を成したというチャンファッツィー氏のパワーに少しでもあやかりましょう。
そう思って奮発したんやで。

スタッフがテーブルに案内してくれます。
うん、この席にしましょうかね。

肝心のメニューを撮り忘れてしまいました。
こちらの朝食は数種類から好きなメニューをひとつ選ぶシステムです。それ以外にビュッフェもあります。
サラダコーナーはレタス類を自分で摘み取るという斬新なものでした。

焼売などの点心、粥など

スイーツもあります。
果物やヨーグルトなどもありました。

麺コーナーがある!
(∩´∀`∩)
炭水化物を愛する麺食い女子なので、これは迷わずいただきます。

メイン料理がある分、ビュッフェの種類はそこまで多くないです。
でも十分な内容ですし、ひとつずつのクオリティは高いと感じました。

私は目玉焼きのプレートをチョイス
この焼き加減が見るからに美味しそう。
当然おいしく、醤油があったのも嬉しい♪
トマトの横にある、じっくりソテーされた玉ねぎが今も忘れられないぐらいに美味しかったです。甘味とコクがあるの。
トマトも生ではなく軽くソテーされているのが◎

麺は日本のうどんによく似ていて美味しかったです。あっさりして朝にいい。
サラダ、点心、オレンジジュース、ヨーグルト、全部美味しいです。ヨーグルトはチーズのように濃厚でした。

チャンファッツィー氏のパワーをいただきましたよ。パワーというよりも疲れが癒されたかな。
出発時に不安だった血圧も下がり、安定しました。(医者に言われて毎日朝晩測ってます)
チャンファッツィー氏には8人の妻がいて、その何番目かの最愛の妻のために建てられたのがこのブルーマンションなんだって。そうして多くの妻を囲える財力、精力にあやかれたんじゃないかしら。
(ノ∇〃 )。o○
真面目な話、仕事ができる人はそっちも盛んだからねぇ。エネルギー旺盛なのよね。

慌てる旅ではないので、チェックアウトまでのんびり過ごしました。
ブルーマンションをじっくり目に焼き付けよう。

今回は予約サイトを介して予約し、部屋指定での予約をしていません。
もし再び泊まるならば、今度は一階がいいかな。プールアクセスの部屋もあるし、外の椅子でくつろげるし。
2階の部屋はテラスなどがなくて、昼間はちょっと暗いんですよね。

螺旋階段の手すりもブルー

大きなホテルではないし、建物自体は古い。
木の床の軋み音がするので、夜は静かに過ごさないといけません。
けれど魅力がありましたよ。
泊まってよかった。

今度来る時は、一人でないといいな。
チャンファッツィー氏のエネルギーを分けてくだされ…

また訪れたい理由があります。
チェックイン時、椅子に座って部屋への案内を待っていると、ツリーの下に猫さん発見

この子は大勢の人がいるロビーの片隅で、マイペースに過ごしているみたい。
猫のいるホテルって好き。

またね
また来る時まで元気でいてね。

たった一泊だけど、価値のある一泊でした。
タイムスリップしたような、怪しい世界に迷い込んだような、そんな非現実的な空間がよかったです。
部屋のテレビから流れる中華な音楽を聴いていると、現実世界を忘れてしまいそうでした。

ブルーマンションはロビーの見学だけじゃなく、ぜひとも泊まるべし。
朝ごはんも美味しくて、スタッフのサービスもスマートでよかったですよ。

ではまたいつか…
Grabに乗って、次のお宿に移動します。