‘24-25年末年始に行ったマレーシア、ペナン島&KL旅の続きです。
内容の割にダラダラ長いので、移動の暇つぶしにでもお付き合いいただけると嬉しいです。
(*・ω・)

2025年の元旦
また新たな一年が始まりました。
ペナンはご覧のような晴れ空で良い天気でした。
オレンジ屋根の建物にオレンジの光が降り注ぐのが綺麗です。
個人的な話になりますが、根っからのネガティヴ人間の私は新たなスタートがとても苦手です。新年と新年度は「また始まってしまうのか…」と毎年鬱傾向になるのが常。
窓の外を眺めながらちょっとどんよりしました。

年末のクリスマス時期、年を越すまでは「やっと終われる!」とテンション上がるんですけどね。
子供時代からのこの厭世感、マイナス思考は死ぬまで続くんだろうなぁ。
生きてるのってつらいし、疲れるよね。
(ノ∀`)
死なないために旅してる気がする。

ネガティヴ話は置いといて。
新年の第一食を食べに、朝食会場にやってきました。今回はクラブフロア宿泊ですが、品揃え豊富な一階のレストランへGO

早めの時間だったので空いていました。
皆さん前夜は年越しで夜更かしして夜が遅かったのでしょうね。
JENのようにちゃんとしたホテルの朝食は品数が豊富ですから、めちゃくちゃ気分が上がります。
さっきまでの鬱が吹き飛ぶぜー
゚。+(=゚ω゚)ノ+。

入口の辺りはペストリーコーナー
美味しそうなデニッシュなどが並びます。
絶対美味しいやつやん!
(∩´∀`∩)

小心者で全品の撮影など出来ません。
が、ここはほんとに品数豊富でした。
和洋中アジアいろいろあります。
もちろん私の好きな麺コーナーもありました。
しかも黄色い中華麺よ♪
(*´∀`*)

同じく好物のナシレマコーナー
到着日にも食べたけどこれは絶対食べる!
この映えない具材の組み合わせがうまいんだよ

味噌汁もありました。
具材は豆腐とわかめでした。
脂の多い食事で胃が疲れた時に味噌汁を飲むと胃がリセットされるんですよ。こういう場に日本食が置いてあるなんて嬉しい。
でもまだ胃は疲れていないので、この日は飲んでいません。

フレッシュジュースもいろいろ
女性ホルモンに効く豆乳、高血圧に効くトマトジュース、飲まねばならないものが色々ある。
さすがに全部は飲めそうにない
(;^ω^)

2025年の第一食はこんな感じ
相変わらず欲深く、ガツガツ食べます。
いつか死ぬんだから、食べたいものを食べられる時に食べるのよ〜
ナシレマにマトンカレー、サモサ、アジアの麺、スイカジュース、好物ばっかりで幸せ
カレーがパラっとした米と合う〜
(*´ω`*)

好物のスイカとオレンジ、お腹のためのヨーグルトで〆
ごちそうさまでした
新年の一食目が美味しくて満足しました。
今年もなんとか生きられそうです。

部屋で一休みし、今日もペナンの街ブラへ
翌日にはKLに移動するので、見たいところは見ておきましょう

ホテルのそばのバス停
でもバスには乗らず、歩いて進みます。

日が登り、朝よりも晴れて空が青い。
ペナンに着いた日から、私はこの街の空に惹かれましたよ。青くて、見ていると元気が出ます。

青空とマレーシア国旗
いいねぇ
新年に清々しい

空から目線を落とすと、こういうレトロな建物があって、こっちにも惹かれます。
古びたタイルや柵すらエモいわ。

この街に住む人にとってはなんのこっちゃない景色なんでしょうけどね。
すごくいいのよ。

歩いているとこれ。
私の好きな中華の干支飾りが並んでいます。
今年はヘビ年なのね。
いま知った。(;^ω^)

我家福到
うちにも福がきますように…

今年もまだモフモフ系飾りの流行りが続いている模様ですね。
昨年の辰年、今年の巳年はかわいいキャラクターを作るのが難儀そう。
干支の中で一番かわいいのはうさぎと思うけど、来年は申年だからもう少しかわいいのがあるかな?

道中にあった繁盛店
↓この店です
https://maps.app.goo.gl/PwebAu9XZpG4Zf7H6?g_st=com.google.maps.preview.copy
魚丸の入った麺が人気みたい。
混むということは美味しいはずで気になるけど、目当てはここじゃないんだよねぇ

先ほどの店から少し進み、目当ての「檳園茶室」に到着しました。
ここも結構賑わってます。

こちらも前日行った店と同じようなコピティアムで、飲み物を売るのが家主ですかね。
ペナンのあちこちでミロの看板を見て、すごく懐かしくなりましたよ。ベトナムとかアジア圏はミロが現役だよね。
薄いココアのような味が懐かしい

檳園茶室も店子の屋台が店のまわりに並んでいます。食べ物はこれらからオーダーする仕組み。
昨日食べたチャークイティアオがあるね。
これの食べ比べもしたいなぁ
馳名古早味だなんて気になるやん!

迷った末、福建蝦麺を注文
これも映えませんが、海老のダシの効いたスープが大変美味しゅうございました。
北海道にある「一幻」の海老そばの親類みたいな味です。エビの旨味が詰まってます。
量は多くなく、ペロッとサイズ。

あっという間に食べ終えて、炒め麺も食べようかと迷ってやめました。
今日は大事な予定があるのよ…
(。´Д⊂)
前年はこういうお店に来られなかったから、今回の旅でコピティアムの魅力に気付きました。
店ごとに個性があって、レトロ感がいい。他のお店も食べ歩きしたくなる奥深さがあります。

食べたいものを食べたら、再び進みます。
ここはたしかクーコンシーという廟の近く

この辺りにあったお店
インド系の雑貨やアクセサリー、洋服をメインにした土産物屋さんです。

店の前にあったブレスレットに惹かれて店を見てみました。

お店にあったバティックのストール
アジアのこういう絵柄、色使いが好きだわ。
しかしストールは買わず、店内のレジ前にあった天然石のブレスレットを買いました。

この店はこの界隈に別店舗があり、そこにも入ってみました。これは別の店の方
こちらの方が広く品揃えが豊富です。
この洒落た袋のはグラノーラみたい。

バティックを使ったヘアアクセサリー
これを活かせるおしゃれな人になりたいわ。
色柄の綺麗な洋服に惹かれ、しかしサイズが小ぶりに見えたので断念。
この冬で肥え、旅でも食べまくってるので痩せるわけがないのだが。少しは痩せなきゃ…
(´Д`A;)

クーコンシーの辺りは観光スポットです。
欧米人がトライショー(人力車)に乗って観光してました。
前の旅行記にも書きましたが、今回ペナンでは廟には行っておりません。そういうのはあんまり興味がないのです。(;^ω^)

トライショーはそれぞれデコレーションされ、個性があります。
花の飾りが付いていたり、風車が付いていたり。

風車を見て、「子連れ狼」を思い出すのは私だけではないでしょう。
大五郎の子役は今何歳なんだろうね?

トライショーは日傘も完備
しかしこれだと座っている客はあまり日陰にならないような?運転手の日除け用なの?
台湾の高雄、旗津に行くとトライショーがあるんだよね。あれはなぜだろう?

白い塔、赤い提灯、青い空
こうして並べると歌謡曲の歌詞っぽい。
水割り、行きずり、古い傷〜♪的な
この景色と全く関係ありませんが。
(||゚Д゚)

ふらっと入った路地
傘のアートが綺麗だわ

猫のウォールアート
ここは映えスポットのようで、写真撮影をしている方が多かったです。

ピカチュウ
ピカチュウもアートだピカー

映えスポットを抜けてさらに進みます。
このモスク辺りは昨日も通りました。
しかしこの日もモスクの中は見なかった。
貧しさに負けた、いいえ、暑さに負けた〜♪
(ノ∀`)

この日も脈絡のないぶらぶら歩きです。
観光スポットより、映えスポットより、やっぱり自分はこういうちょっとした風景が好き。

こういうやつ
好き…

こっちも好き
ペナンではこういうちょっとしたものにキュンキュンしっぱなし。
こういうのが好きな人にとってはペナンていいところだと思います。観光地、世界遺産好きにはそこまで刺さらないかも。

中華寺院のそばに花屋さん発見
(寺院は撮影せず)

こういうお供え花久しぶりに見たわ。
タイに行くとよく売ってるやつだよね

花を編んだこの飾りが好きです。
仏様用のお供え花なのは知ってるけど、これは普通に飾っても綺麗だと思う。

造花もあるのかな?
これらを見てタイに行きたくなりました。
タイもベトナムももうだいぶご無沙汰だね。
なかなか行かれそうにないけど行きたいねぇ

昔を懐かしみながら「ペナンプラナカンマンション」にやってきました。
プラナカンの物が好きなので気になって。
お金を払って見た唯一の観光がここです。

このエメラルドグリーンの建物がそれです。
台湾にあるようなパイナップル型の飾りがぶら下がっているのがかわいい。

ここはプラナカンの物を集めるコレクターの人のコレクションを展示しているそう。
入口でチケットを買います。
たしか25RMだったかな?

中に入ったら、プラナカンなドレスを着た若い女子が何組もいました。
京都の着物観光みたいにドレスを着て記念撮影ができるらしい。
それを見てむむ??と感じたのですが、その予感は当たっていました。

ここのコレクション、その趣味は自分の好みとはちょっと違っていたのです。
昨年に行ったシンガポールのプラナカンミュージアムと違い、派手な成金趣味というか。

英語、中国語のガイドツアーもやっており、観光客も多いです。
ゆっくり楽しむ雰囲気ではないかな。

悪くないのですけどね。
どこか毒々しさを感じてしまって…

棚の中から目線を感じる

怖いよー(´;ω;`)
お高い物なのかもしれないですが、ここのコレクションはどうも趣味が合わず…

上の階に行けばちょっと違うかな?と期待して上へ
しかしやはりこっちも毒々しいな

ベッドまわり
こちらもやはり(以下省略)

陶器類
この辺のエメラルドグリーンとピンクはプラナカンの定番カラーですよね。
これはまあいいんだけど、最後まであまり自分には刺さらずに終わりました。
単に自分の好みと違うというだけですが。

プラナカンな衣装を着て、蜷川実花的な色味で写真撮影をしたい人にはいい場所と思います。
でも私はシンガポールのプラナカンミュージアムのが好き。あちらの方が厳選した品のいい美しい品物が並んでいます。
まあ同じ括りの物でも、いろんなのがありますよね。好みも人それぞれですし。

展示はイマイチだけど、ここの景色は悪くない。
さて、次の予定まで一旦ホテルに帰りましょう。
次はちょっと趣向の違う場所に向かいます。