2025年の6月、浜家のパンダを見納めるために行った白浜旅行記の続きです。
どうぞよろしくお付き合いください。
(*・ω・)

浜家の中国出発まであと少し。
週末の土曜日のアドベンには開園前から大勢の人が集っていました。
浜家のパンダが全員一気にいなくなってしまうという衝撃の大きさを物語っています。

パンダたちは検疫期間に入っており、ガラス越しでの観覧になっています。
ガラス越しでも近くで見られる「ブリーディングセンター」の方は朝から長い観覧待ちの列が伸びていました。
入口に近い「パンダラブ」は並ばずに見ることができるので、私はまずここへ。こちらには私の好きな結浜と楓浜がいます。

先ほどまで竹を無心に食べていた楓浜はおねむの時間のようです。

お顔を隠して丸まって寝る姿がかわいい。
(〃▽〃)
毎日毎日大勢のギャラリーに見られ続けるのはストレスかかるし、疲れちゃうよねぇ

楓浜が寝ちゃったので移動しましょうか。
ちなみに結浜はずーっと寝ていて姿がよく見えません。

パンダラブ前のたけのこモニュメントにあったパンダ紹介のパネル

アドベン、浜家の繁栄は良浜の存在あってこそですよね。母の梅梅がこの子を孕って来日してくれたおかげ。
私は今回この子に会うのが一番の目的です。
初回は楓浜出産日で非公開、二度目は私の時間配分ミスで会えず。
だから今回は絶対に会いたいの。

良浜に会うにはこの列に並ばねばなりません。
私は閉所が苦手で、高速の渋滞や飛行機移動みたいな逃げ場のないところがダメ。列に並んだら抜けられないと思うと気が重いです。
一人だからねぇ…
もしトイレに行きたくなったら困る。(切実)

それでなかなか並ぶ気になれず、パンダの次に好きなレッサーパンダを見に行きました。

パンダもいいけどレッパンもかわいいよねぇ
ちょこまかと動き回る姿がたまらない

ずっと動いているから反射神経の鈍い私にはうまく撮れませんが。
(;^ω^)

分厚いお耳、モッフリとしたしっぽ
白い眉毛にかわいい笑顔
見飽きないかわいさ❤️(*´ω`*)

ペロッと舌を出してもかわいい
癒されるわぁ
(*´ω`*)

ずっと見ていても飽きません。
が、それをしている間にも観覧待ちの列は伸びていきます。そろそろ本当に行かなきゃ…

入口の方に戻り、並び列の最後尾へ。
210分待ちだって!(||゚Д゚)
うへぇー

トイレを済ませ、心を落ち着かせてから並びました。
良浜に会いたくてはるばる来たんだからね。
頑張って並ぶわよ。

入口にあるこの撮影スポットもいつもよりかなり混み合っていました。
撮影すると記念の品がもらえるみたい。
この場所もパンダ返還後は無くなるかもしれないよね。撮るなら今だよね。

と言ってもおひとり様のオバハンが「ハッピ〜♪パンダ〜♪」と撮影する勇気はございません。
撮影中の方々を横目に列に並びます。

まさかこんな入口から並ぶとは。
アーケードを抜けて入ってすぐに象がいるんですが、それよりもさらに入口側が最後尾なんて。
(;・ω・)
210分待ちということは3時間半か。

もう逃げられないと思ったらソワソワしてきたので、パニック発作用の頓服を飲みました。
ここからはひたすら並ぶのみ。
待ち時間を利用して読みたかった本を読みます。
本は高山真さんの「エゴイスト」を持参。
Amazonプライムで映画を見て、鈴木亮平さんの演技と役作りに驚愕して原作を読んでみたくなりました。あるゲイカップルの話で、高山さんの自伝的小説です。

エゴイストに挟むしおりに「良い人間になりましょう」と書いてあるシュールさよ…
(||゚Д゚)
このしおりは台湾の行天宮でいただきました。
小説のタイトルはエゴイストだけど、話の内容は本気で人を愛した男性の話です。
愛するが故の思い、行いはエゴなのか?っていうのがタイトルの意味なのかな。

この小説について書くと長くなるので、それは機会があったら別ブログの方で書きます。
小説を夢中で読み耽っているうちに少しずつ列が進み、中間地点であるセンタードームまでやってきました。
屋内なのでこの中はエアコンが効いてます。
ふぅ、生き返る〜

センタードームのモニターには、パンダラブのライブカメラ映像が写されています。
結ちゃんは今日はずっと寝てるなぁ。
午後になったら起きるかしら?

センタードームを抜けると再び半屋外です。
耐えられないほどではないけれど、雨で蒸し蒸ししています。
熱中症にならぬよう水分補給が必要ですわね。

ここからさらに一時間だって。
先はまだ長いね。

途中にあった自販機でジュースでも買おうかなと思いきや、自販機には水とお茶、スポーツドリンクしかありません。
甘い飲み物は入園前の自販機にしか販売されていないことに今回初めて気が付きましたよ。
コーヒーやジュースは園内の飲食コーナーにしかないっぽい。知らなんだ
(´Д`A;)

水はあるので大丈夫ですが、思わぬ盲点でした。
こうして並んでいる間にアドベンの建物を初めてじっくりと眺めました。
あんなところにシャチの絵があったんだ。

こっちはライオンやしまうま
いつもパンダラブとブリーディングセンターの往復しかしないから、こうして並ぶ時間はなんだか新鮮です。
コースターの下に並び列があるんですよ。

ブリーディングセンターまであともう少し。
すぐそこなのに、なかなか進まないもどかしさ。
でもなんとかここまで並べたわ。
(´Д`A;)
成都に行った時の連日の渋滞、高速での長距離移動で少し鍛えられた気がします。「あの時も大丈夫だった」そう思うとがんばれる。
私はパンダによってメンタルを鍛えられているんだなぁ。好きなものは自分を強くするんだな。

