2025の年6月、浜家のパンダ見納めのために行った和歌山旅行記の続きです。
個人的な趣味、推し活の記録ですが、どうぞよろしくお付き合いください。
(*・ω・)

浜家のパンダを見納めるため、アドベンチャーワールドに出向きました。
開演前から大行列ができており、園内はかつてない大混雑です。パンダに会うための待ち列が210分だなんて上野動物園パンダ界隈のイベント時並みですよ。
アドベンでこんなの信じられないわ!
(||゚Д゚)

逃げ場のない閉所が苦手な私。
良浜に会うためにがんばって並びました。
(`;ω;´)
年齢のせいか、水分取りすぎなせいか。
わりとトイレが近いので、この日は極力水を飲まないようにしましたよ。
熱中症対策的にはあかんけども…
漏らしたらもっとあかんやん?
(´Д`A;)

今回一番のお目当てである良浜のいる建物内まであと少し。
あー、ドキドキしてきた…
3時間弱並んだ成果はいかに?
(;・ω・)

ブリーディングセンターの入口です。
永明さんの出発数日前に来た時は、ここの少し後ろ程度までしか列が伸びていなくて30分程度の待ち時間でしたよ。
今回はここにくるまで2時間半以上かかりました。並んだ時に予告されていた210分はかからなかったけど長かったなぁ

建物内に入ると、パンダが来園してからの30年の歩みが展示されておりました。
そうなんですよね。
アドベンには30年前からパンダがいたし、上野よりもはるかに多くの出産があったのです。
それなのに関西圏以外にはそのことがあまり周知されていなかったように思います。パンダ好きな私も浜家のことはほぼ知らずにいましたもん。

GO TOトラベルの頃についに初めてここを訪れて。その時は6頭ものパンダがいたんですよ。
そしてこのブリーディングセンターをウロウロしている頃に、裏で楓浜が生まれました。

その思い出深い場所で彩浜が爆睡しております。
(;^ω^)
初めて来た時はまだあどけなさが残っていた彩浜は、成長するにつれて堂々たる太々しい座り方をする娘に育ちました。
その貫禄から「社長」と呼ばれておりますが、この日の寝姿も遠慮のないマジ寝。
ギャラリーなど気にする様子もなく眠っています。

2020年わたしの初アドベン来園時の彩浜
小さな背中がかわいかった。
ちんまりとしてあどけないように見えたけど、今思えば幼さの中にどことなく貫禄があるような?
(;^ω^)

ここまで2時間半並びましたが、残念ながら彩ちゃんは起きる気配がございません。
それでも人々はその姿を必死に撮影します。
私が人生初の生パンダを見た上野動物園もこんな感じだったな。寝てるパンダの後ろ姿しか見えなかった。

ビッグダディ永明さんはパートナーとしてともに来日した蓉浜早逝後にやってきた梅梅と夫婦になり、多くの子に恵まれました。
梅梅亡き後は連れ子の良浜が後妻になって、より多くの子が生まれました。

子供たちをこうして並べるとすごい数です。

浜家は白浜のザ・ロイヤルファミリーですな。
冗談抜きで、パンダがこれだけ家族を増やせるって偉大なのですよ。飼育下で繁殖能力のあるオスは貴重なんだって。
だから「経験者」はその要員として駆り出されるそうで、上野から帰国したリーリーも現役メンバーとして出向したとのこと。

そしていよいよ良浜のところへ
さっきからすでにチラ見えしてますが…

私が一番会いたかった良浜ママ
こちらも同じく爆睡中でございます。
背を向けて寝ていてお顔が見えません。
(。´Д⊂)
らうちゃん…
やっと会えたのにー

一目だけでもお顔を拝見させて欲しい。
その切なる願いも虚しく、良ちゃんは熟睡しておりました。
こればかりはしょうがないね…
初めてのご対面がこれで残念だけど、またいつか中国で会えることを願ってます。

ブリーディングセンターは後列→前列と折り返しで見られるようになっています。
彩浜のところに戻ってもやっぱり寝てる。

なんと無防備な…
そういえば前回来た時にここにいた桃浜もお股をおっ広げて寝ていたなぁ。

浜家の子たちはみんな、強メンタルの陽キャ気質だと思うわ。シャンシャンのような儚い繊細さはあまり無いように見えます。
コースターの轟音が聞こえる庭で遊んだ、賑やかなテーマパーク育ちですもんね。

彩ちゃん、向こうでも堂々たる社長座りでブイブイ言わせてね。
中国パンダ界で大和撫子パンダの強さを見せてやって!
|・ω・´))!!

あっという間の観覧でした。
外に出てきたら一気に力が抜けてしまった。
夢から覚めた、竜宮城から帰った感じ。

みんなが子供の頃から遊んでいたお庭
ここにはもう誰もいなくなるんだね。
永明さんの写真パネルを見ていたら、なんとも言えない寂しい気持ちになりました。
(´;ω;`)

せっかくなので過去の思い出を少し振り返ってみましょう。
これは永明さんの見納め時
開園して少し後の最後尾はこの辺りで、その後もそこまで長い列にはなりませんでした。

在りし日の永明さん。この時30歳
一般的なパンダの寿命を越えるご長寿で、まさかこの高齢で帰国するなんて思いませんでしたよ。
この日も精力的に竹を食べておりましたけども。

齢28、人間で言うと80歳超えで良浜とニャンニャンし、楓浜が生まれたというアグレッシブさ。
永明さんは女性の扱いがスマートな強男でした。
梅梅、良浜だけでなく、パンダ好き女性たちの心をガッシリ掴む姿がさすがでございます。
彼の後継者が来園し、残った娘たちと子を成してくれたら…と私は願っていました。源氏物語的なドロドロ昼ドラ感だとしても、浜家の血筋を残すにはそれが一番よかったのに。
(´;ω;`)
皇室も浜家もロイヤルファミリーは世継ぎの問題が悩ましいですなぁ

アドベンのこれからはどうなるんだろう?
決まりごととはいえ、世知辛いよねぇ

ブリーディングセンターの裏手の方に行くと、休憩所のようなものを発見。
これ前からあったっけ?

「憩いの大熊猫」と名付けられた休憩所の中には椅子の他に畳敷のスペースがありました。
立ちっぱなしで疲れた人はここで足を伸ばして休むことができます。貧血ぽくなる人もいるでしょうし、これは優しい配慮ですね。
(*・ω・)
この近くには救護所もありましたよ。

私は今日東京に帰りますが、閉園まではここにいられる時間の便です。
頑張ればブリセンをもう一周いけるかも?
どうするかな。

再び2時間半並ぶか、パンダラブとか他の動物を見るか。非常に悩ましい…

とりあえず昼ごはんにしよう。
と思い、レストランコーナーに行きました。
しかしそこも長ーい列ができています。
念のため用に用意したパンがあったので、飲み物とポテトだけ買ってきました。
雨の中、これだけ買うのに結構並びましたよ。
(´Д`A;)

入園した頃より雨足が強まり、風もあります。
どのレストランも混みあっていて、元々半屋外や外の席が多い施設のため雨に当たらない席を探すのも一苦労です。
風に煽られ傘を差し、トレイを持ってウロウロ彷徨うのは地味に大変でしたよ。
こんな混雑はアドベン始まって以来初めてのことでしょうから仕方がないですね。

水分を控えて並んでいたせいで喉が渇き、和歌山産みかんジュースとアイスコーヒーをがぶ飲み。
あー、うまい!
(||゚Д゚)
アドベンのカップは絵柄がかわいいね。
ポテトの入れ物もかわいい❤️

腹ごしらえをし、長い時間並んだ疲れも少し癒えました。
では再びアドベンを楽しみましょう。

