2025年の5月末に母親連れで行った台北旅の続きです。
これで最後となります。
どうぞよろしくお付き合いください。
(*･ω･)
二泊三日の台北旅はあっという間に時間が過ぎて、帰国日がやってきました。
私は午後の2時過ぎの便、母は夕方6時頃の便で帰るので、それまでのわずかな時間を楽しみます。
この日も朝は曇り。
晴れの予報なので、今回は雨に遭わずに済みそうです。
お天気に恵まれてよかった。
今朝もまずは朝食に出かけます。
予定では豆漿などの台湾式の朝食に行くつもりでしたが、御大は豆乳があまり好きではないそう。
あら、そうでしたか。
存じ上げずに失礼しましたわね…
では違うところにいたしましょう。
そうしてホテルの数軒隣にあるスターバックスへ行きました。
席が空いているのを確認し、オーダーします。
朝ごはん向きのサンド類が豊富でいいじゃない！
スタバはこれまで全くノーマークだったわ。
日本とはメニューが違うのかな？
普段あまり行かないのでわからない。
大安の駅と交差点が眺められる席にしました。
コーヒーとこちらのパンをいただきました。
注文後に焼いてくれるので熱々です。
美味しゅうございました。
ズッキーニがいい味だしてる。家でも真似してみましょう。
(*･ω･)
こちらのスタバの前は何度も通っておりますが、中に入ったのは初めて。
1階がカウンター、2階と３階が客席で、そこが吹き抜けになっていて解放的です。
交差点の景色も見られるし、中々いいねぇ。
スタバで販売されていたミッフィーちゃんのお菓子の缶が可愛かった。
ストロベリーココナッツアーモンドロールかな？
この缶だけほしい。(〃▽〃)
食後はホテルに戻り、歯磨きと荷支度です。
残り時間は僅かだからサクサク行かなくちゃ。
ホテルをチェックアウトをして荷物を預かってもらい、Uberでこちらへ。
ここは暇日花市です。休日のみ開催されているフラワーマーケットのこと。
残りわずかな時間をどうするか思案し、母が園芸好きのためここに来ました。
その存在は昔から知っていたけれど、訪れるのはこれが初めてです。
高速の高架下を利用しており、かなり奥行きがあります。そこに様々な植物が並び、販売されていました。
うちの家の前には、母がこういう花を植えたプランターがたくさん並んでおります。
雪国ゆえ冬に片づけねばならず、「来年は減らす」と言いながらちっとも減らない。
(||ﾟДﾟ)
私が「来年はあまり旅に出ずおとなしく過ごす」と言うのと同じぐらい信用ならないセリフです。
血は争えねンだわ。
胡蝶蘭？
あの日見た花の名もあたいはまだ知らない…
花の名前を全然知らない己が恥ずかしい。
(´Д`A;)
こうして名札を付けてくれるといいんですけどねぇ。
こちらは紫式部という名だそう。
源氏物語の紫式部のことかしら？
源氏物語って国語の教科書で出てきますけど、女たらし男の女遍歴の話、因果応報の話ですよね…。大人になって読み、これを教科書に載せるっていいことなのか？とちょっと疑問が湧きました。
人間ていつの世も変わらないんだなぁ
話を戻しまして…
こちらは熊猫仙丹やて。
パンダ仙丹ってこと？
どの辺がパンダなのか知りたい。
可愛らしいお花です。
盆栽コーナーもあります。
台湾でも盆栽を嗜む方がいるのですね。
盆栽の定番の真柏もありました。
我が地元にはブランド真柏がございますよ。
私の好きなブーゲンビリアのコーナー
いろんな色のがあるんだね。
ピンクのが一番好き。
黄色なんて初めて見ましたよ。
白に淡いピンクが入ったものも綺麗ね❤️
(*´ω`*)
これは百香果ことパッションフルーツの苗木。
こういう木から育つのかぁ。
ベランダで育つかなぁ…って、持ち帰りはできませんね。
花好きの母は楽しげに眺めておりました。
が、唯一の誤算がここの中にエアコンがないことでした。かなり蒸し暑い。
(´Д`A;)
奥まで見る、歩くのは無理なのでそろそろ引き上げましょう。
続いては花市の会場の隣にある暇日玉市へ。
休日のみ開催される宝石マーケットです。
宝石というか、翡翠や水晶などを扱っているみたい。
こちらはエアコンが効いていて涼しいです。
しかし二人ともこういう石に興味がなく、真贋を見極める力もないのでチラ見だけして帰りました。
パワーストーンとかがお好きな方には楽しい場所ではないかと思います。
外に出ると、お客を下ろしたばかりのタクシーがいたのでそれを拾いました。
車に乗ってすぐ、なんか嫌な感じがします。
車の中が汚いし、運転手がやたらとおしゃべりで、片言の日本語で日本アゲをします。相槌打つのも疲れるほど同じ話を繰り返す。
日本大好き、アメリカ大好き。私のお祖父さんは日本人、私は日本米国台湾人だ〜と。そしてオリジナルらしいステッカーを押し付けてきます。
目的地である台北101に着き、母を先におろして支払いをすると運転手がお釣りを誤魔化しました。100元足りないのに、アリガト、バイバイと笑って誤魔化そうとするので、お釣りが足りないから返してくれと訴えました。
日本人を煽てて誤魔化そうとしたのかもしれないけど、たった100元だけど、こういう奴は許せない。再び同じことをさせないために粘りました。
最終的に、時間ないからお金返して！と日本語で怒り、お金を取り返しました。押し付けられた変なステッカーも車に置いてきた。
(||ﾟДﾟ)
タイやベトナムならばともかく、台湾ではこういうことは稀なんですけどね。昔に猫空でやられて以来の嫌な出来事でしたよ。
台湾のタクシーは基本的に安全と思いますが、一人旅や不慣れな方はお気を付けください。Uberの方がストレスが無く安心かもしれません。
台北101に来たのは観光ではありません。
タワー系は下から見る派なので。
早めの昼ごはんのため、101の下にある鼎泰豊にきました。本店よりも並ばずに済むと聞きまして。
順番待ちの番号札を取り、待ち時間にお土産売り場をチラ見
あれ？101って初めて来た気がするな。
近くまで来ても「そのもの」には足を踏み入れたことがなかったわ。
鼎泰豊前のお土産売場には、最近人気のクッキーも販売されておりました。
いただきもので食べたことがあります。香港のジェニーベーカリーのと似た独特の食感で美味しいんですよね。
箱の絵柄もかわいいの。(*´ω`*)
少し待ち、鼎泰豊に入店しました。
何店舗もあるけれど、どこも人気よね。
まずはナスの冷菜から。
母が食べたいと言った一品です。
紫の色合いも美しくて美味しい。
基本の小籠包
小籠包は初日に杭州小籠湯包でも食べました。
どちらも美味しい。
海老蒸し餃子
これも美味しい。
蒸し餃子って美味しいよねぇ。
〆は海老と豚肉の炒飯をば。
やっぱり炒飯は鼎泰豊が一番美味しい。
そして美しい。
ﾟ｡+(=ﾟωﾟ)ﾉ+｡
今回の旅では碌なものを食べておらず、最後は間違いなく美味しいものを食べようと思ってここに来ました。
同じ系統の物ばかりでなく、鍋とか野菜が多い美味しい中華を食べさせてあげたかったけど、歩くのが嫌と言われてしまってそれが叶わず残念です。
そしてここでの食事がこの後の悲劇のきっかけになったようで、私は後悔しましたよ。
一度ホテルに戻って荷物を受け取り、松山空港へ移動します。
私はまもなく帰国なので、ここで母と別れます。
母はこの後タクシーで故宮博物院に行く予定で、コインロッカーに荷物を預けます。
それを見届けて別れました。
一人になるけど気をつけて帰ってねと。
帰国便のチェックインをし、荷物を預けてから時間つぶしとお土産の買い納めにコンビニへ。
セブンイレブン併設のCOSMEDを物色。
アイメイクリムーバーが買一送一だって！
と思うも、液体物はもう買えない。
そして近年はマスカラ等のアイメイクの頻度が減ったから二つも不要だな。
花粉とかのアレルギーで目をこすりがちなのでしなくなったんですよ。
買い物をし終えて、２階の保安検査へ行く前にトイレに行くと、故宮博物院に行ったはずの母がいました。
なんでまだいるの？と聞いたら、お腹の具合が悪いと。鼎泰豊での食事が脂っこかったのか、一人になる緊張感からかは分かりませんが、お腹が不安で出かけられる状況ではないと言います。
そんな親を一人で置いていくのは不安ですが、どうしようもありません。上のスタバで一息付き、どうしたものかと考えました。
考えたところで何もできないね。
最悪何かあっても、大人だから誰かに助けを求めるでしょう。
まだ時間があるし、お腹が落ち着けば出かけられるんじゃないか？と信じて中に入りました。
母が気掛かりなまま搭乗します。
6月に入ったので機内誌が変わっていました。
千葉の銚子市が特集されておりました。
美味しいお魚が食べたいな。
そろそろさっぱりが恋しい。
帰りの機内食
サッパリとは遠いメニューでした。
（；＾ω＾）
たしかラザニアだったかな？
往路の資生堂パーラーも美味しかったし、こちらもなかなか美味しゅうございました。
無事に帰国
母はそろそろ搭乗のはずだけど大丈夫だろうか。飛行機に乗る前に腹痛って不安で嫌だよね。
私が自宅に帰り、寝る支度をしていたら母から帰国したとLINEがきました。
お腹が不調で結局故宮博物院には行かれず、ずっと松山空港にいたとのこと。機内食もほぼ食べられなくて、疲れてヘロヘロでタクシーに乗り前泊と同じ宿に着いたことが書かれていました。
台湾の匂いがダメだと申しておりましたし、今後故宮博物院を見にいくこともなく、これが最初で最後の台湾旅でしょう。
帰国した後、私がもう少し配慮したらよかったのか？と悶々と悩みましたが、それは私のせいではないでしょう。台湾を好きになってほしい、楽しんでほしいと願ってできる限りの配慮をしたし、かなり尽くしたつもりですから。
それでもそこが自分の好みと合うかは当人次第です。合わなければ仕方がない。
この旅では自分を後回しにしてしまったので、次に行くときは私自身のための台湾旅をしたいな。
辛気臭い話を失礼しました。
(*´-ω-)
最後に今回の旅で買ってきたものを紹介します。
手前の３つは雪花餅です。
ヌガーの中にドライフルーツやクッキーが練り込まれたお菓子で、ヌガーよりもソフトな食感です。たまには毛色の違うものがいいかなと思い購入。そこそこ美味しいと思う。
(*･ω･)
奥はウエハース菓子の新貴派と、友人に頼まれた生姜のお茶
雪花餅はこんな感じ
クッキーとドライフルーツをヌガーでまとめて固めている感じ？
クッキーはしっとりしており、ヌガー系でも柔らかなお菓子です。歯に優しいよ。
(*･ω･)
ビジュアルに惹かれてPOYAで買ったお茶
フルーツティーは夏向きですよね。
手天品のシナモンクッキー、なつめの胡桃サンドロイヤル台北のマカダミアナッツヌガー
蒟蒻ロールという名の「うまい棒」的なお菓子
曽拌麺のカレー味
この辺は自分の定番ばかりです。
曽拌麺のカレー味は新味かな？美味しかった。
空港のCOSMEDで買った無患子石鹸
これは昔流行っていたのが近年全く見なくなっていたのを見つけて、買一送一だったので購入。
洗顔にも使えますし、やっぱりいい石鹸です。
パンダのは迪化街の小花園で買った漁師バッグ
奥のピンクは你好我好で買ったヂェン先生の洋服
昨年は水色のを購入し、今年はこの色を買いました。
ここ数年は個人的ピンクブームなのです。ピンクだけでなく綺麗な色が好きになってきた。
ピンクの色合いが優しく、女子らしいのでお気に入り。ヂェン先生の服は風通しが良く、夏服に最適ですね。
来好で買った客家花柄の鉛筆
見た目だけで一目惚れして買った品物です。
鉛筆なんて使わないのにね。
（；＾ω＾）
この鉛筆は2Bで、お子さんの書き方やスケッチに使うといいかもしれません。しかし私にはお子さんがおりませんので…
眺めて楽しみます。
大したことをしておらず、美味しいものをあまり食べていない。わたし的には後味が良くない旅でした。
しかし母はそれなりに楽しめたようで、帰国後に冷凍ライチをお取り寄せしたり、永楽市場で買った布でカバンを作っておりました。往路の隣席の男の子の事を調べたり、旅の思い出を振り返って楽しんでいたようです。
そしてそのあとで姉妹で別の海外旅に行って超リア充な旅をしてきました。それはこの旅での慣らし、練習の成果と思われます。今後は自力で自分の旅を広げていくでしょう。
私は私の、母は母の旅をする。それでヨシ。
(*･ω･)
ということで台湾旅の旅行記はこれで終了です。ここまでご覧いただき、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。
次は国内旅行記です。
よかったらまた遊びにいらしてください。