2025年のGWに思い立って行った宮崎旅の続きです。
よろしくお付き合いください。
(*・ω・)

格安航空LCCを利用して、GWにしてはかなりお手頃な価格でチケットとホテルを手配することができた宮崎への旅。
長年憧れた高千穂へ行き、元祖チキン南蛮を味わって満足しているうちに、二泊三日の旅はあっという間に最終日になってしまいました。

最終日のこの日は前日と打って変わって雨模様でした。
旅の時にわりと雨女体質なくせに、どういうわけかこの旅で雨が降るなんて一切考えておらず、朝起きて天気を見て驚き、焦りました。
(||゚Д゚)
困ったな。
この雨では自転車に乗れないから予定を変えなければ。

自分が行きたかった場所は自転車必須で、他の宮崎の有名観光地も雨だと良さが半減してしまいます。
ポテンシャルを発揮できない日に行ってもねぇ…
そういうわけなので、この日はもうゆっくり過ごすことに決めて、ホテルを遅めにチェックアウトして延岡の駅へ。

この駅にはスタバや観光物産店、蔦屋書店があるのでそれを見に行きました。
施設は上の図のようになってます。
一階にスタバと物産店、二階に蔦屋と図書館があるみたい。

物産店の中は撮影していませんが、センスの良い品揃えでした。
基本的な宮崎土産もあるし、ちょっとおしゃれでこだわりのある品物も並んでいます。そこで少し買い物をしたら二階へ。
こちらもなかなかいい雰囲気です。

私は書店が好き。大きな書店は楽しいです。
紙媒体は年々存在感が薄れつつあるけど、小説も雑誌も旅行ガイドも紙で見る方が好きかな。その方が頭に入るんですよね。
昭和二桁ガチババア世代ですもの。
(;^ω^)
「犬と猫のいる暮らし」「素敵なうつわ」「プレミアム」な、♯ていねいなくらし をしてみたかったわ。
今世はもう無理そうだけどさ。

二階の中央辺りが書店コーナーで、端の方と渡り廊下で繋がった別棟は図書館スペースになっています。
図書館スペースにはゆったり読める閲覧スペースもあって、旅系の本も充実していて素晴らしい。

「いつか行きたい」場所は近年少しずつ制覇していってます。今回行った高千穂、成都のパンダ基地、宮古島とか。
それでもこういう本を見るとまた新たないつか行きたい場所が増えるよね。

結構な雨模様だったので、図書館スペースで気になる本をじっくり読みました。
席にコンセントもあり、電車の時間までにスマホの充電をすることやパソコンでの作業もできます。
駅上にこんな施設があるのはうらやましい。

昼頃の特急で宮崎に移動しました。
JR九州の車両って何度見ても個性的だなぁ。
アニメに出てきそうな形だよね。

せっかく宮崎県北部の延岡まで来たから、他の場所も寄りたかったんだけどな。
今回のやり残しは次の楽しみってことで。

特急の中で、前日高千穂で買ったチーズ饅頭を食べました。
チーズ饅頭は宮崎のご当地銘菓だそうで色んなメーカーから出ています。
メロンパンみたいな砂糖コーティングがされた生地の中にクリームチーズが入っていて美味しいです。甘すぎないから老若男女にうけそうね。
(*´ω`*)
要冷蔵庫で日持ちが短いため、今回はこれ一つしか買っていません。せめてあと一つぐらいは買えばよかった。

一時間半ほど特急に乗り、宮崎駅に着きました。
初めて降りる駅はドキドキします。

海彦山彦っていう電車聞いたことある!
なるほど、この辺りを走っているのかぁ。

駅のコインロッカーにスーツケースを入れて、繁華街方面へ。
ここは山形屋というデパートのある辺りで、駅から徒歩10分ぐらいと少し距離があります。地方はそういう場所が多いですね。

山形屋では長崎物産展を開催中。
ちょっと気になるー
でも旅先で他県の物産展に行くってのもね。
(ノ∀`)

山形屋の近くにドンキがあり、おトイレを借りに寄りました。
毎度のことながらお腹の具合が芳しくなくて。
(´Д`A;)
ついでにお土産コーナーをチェック。
宮崎といえば辛麺があったね!この「桝元」ってお店は有名だよね。麺好きとして気になる。

このドンキホーテには土産物や食品もあって結構広かったです。
お土産品は駅や空港にある店より若干お安いので、たくさん買う方はドンキを見るといいと思います。
マンゴー菓子、辛麺、「マキシマム」というスパイス、地鶏の炭火焼きの真空パック等有名どころは一通り揃っていました。

ドンキを出て、地図を見てこちらへ。
辛麺が気になって最寄りの「辛麺屋桝元」へ来てみたわけですが、お昼はやっていないみたい。
営業時間は夜のみだって。
かなしー(。´Д⊂)
桝元はチェーン店で、宮崎に何店舗もあるようです。この店舗があるのは飲み屋街というか、ちょっとピンクなエリアでした。そういう場所だから夜しかやっていないのかも?
下調べをサボって行き当たりばったり、同じ失敗を繰り返すのは我ながらアホすぎる…
と悔やんだものの、同じ失敗をこの後も別の旅で繰り返すのであります。
懲りない女よ。

本物の辛麺を食べて、美味しかったらお土産用のを買おうと考えたんですけどね。残念。
でもお腹の具合も微妙だし、夜に飛行機に乗るから辛いものを食べなくてよかったのかもしれないな。機内で不測の事態があったら怖いし…
(;^ω^)
予定が狂い、遅い昼ごはんを求めてこちらへ。
こちらはミヤチクという肉料理のお店です。

ミヤチクは宮崎市内や東京などに数店舗ある、宮崎牛が楽しめるお店なんやて。
せっかく宮崎に来たんだから宮崎牛を食べて帰らなきゃ!
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
辛麺のことは忘れていざ入店。

入店すると、間もなく休憩時間に入るのでゆっくりできないけれどいいですか?と店員さんに確認をされました。
宮崎に着いたのが遅く、この時すでに14時半前です。15時までしかいられない約束で入店し、宮崎牛の赤身ステーキをいただきました。
写真がありませんがランチにはサラダバーが付いていて生野菜は食べ放題です。

宮崎牛は赤身でも十分柔らかく、肉汁ジューシーで大変美味しゅうございました。もやしの上に乗っているベーコンもうまー
美味しいお肉、しあわせ〜❤️(*´ω`*)
タレで食べるのも美味、岩塩とわさびで食べてるのも美味でした。交互に延々といけそう。
ミヤチクは焼肉とステーキのコーナーが分かれており、どちらにするか迷います。焼肉も捨てがたいんだけどねぇ。歳のせいか食べ終えた後にお腹が辛くなるから…
食べている間は美味しいし、幸せなんだけどね。

お腹と心が満たされたら次に移動します。
写真はチキン南蛮で有名な「おぐら」の本店です。山形屋の裏の路地にひっそりとあります。
こちらのチキン南蛮はタルタルソースが付いていますよね。次に来る時に食べてみたい。

地図を見て歩いていると猫さんを発見。
!!とすぐに逃げていきました。
驚かせてごめんね。

おぐらのある路地を抜けて次の目的地へ。
FRUITS GARDEN永野という果物店です。
宮崎で有名なフルーツ大野はやや遠く、そこまで行く時間がないのでこちらへ来ました。

店頭でフルーツの販売をしていて、店の一角にイートインコーナーがあります。

もちろん目当ては宮崎マンゴーでございます。
が、しかし、、
パフェの値段を見て動揺しました。
宮崎のマンゴーは高級品と知っています。前日に相場を調べてありますし、台湾のように安価ではないと分かっていても、パフェ一杯に3800円出すのはちょっと勇気がいる。
(;・ω・)
なぜならば、「ミニ」パフェだから。

うーんと迷っていると、「皆さんマンゴーを召し上がってますよ」とお店の方が勧めてくれます。
まあね、せっかく宮崎に来たんだもんね。

しかしやはり、ケチな貧乏暇なし勤め人の私には清水の舞台から飛び降りる勇気が出ませんでした。
マンゴーは出始めというし、それが当たりかハズレか分からないから。
ケチな上に小心者、疑い深いのです。

せっかく足を運んだのでミニフルーツパフェをいただきました。
宮崎の日向夏など様々なフルーツが少しずつ入って、ちょっとずついろいろ食べたい私にはとても満足でした。
量もちょうど良くて美味しかった♪
(*´ω`*)
ミニパフェは私が家で使っているグラスぐらいのサイズで、一人ならばちょうどいいサイズ。二人で分けるには物足りないんじゃないかな?

パフェを食べていると数組のお客がやってきて、私と同じようにマンゴーパフェのお値段にちょっと躊躇している様子。
そして店員さんから「皆さん注文してますよ」という例のセリフを言われて、注文している方が二組いました。二人でシェアするって。
「皆さん召し上がっている」というセリフの効力のすごさよ…!!横並び大好き日本人にはめちゃくちゃ効くのね。
しかしこれを思い切れるってすごいな。
お高めとはいえマンゴーは甘くて美味しいそうで、隣の席のご夫婦が満足そうに召し上がっていました。
ああ、格差社会…
私はマンゴーが旬の時期にまたきます。
(ノ∀`)

帰りの飛行機の時間まで中途半端な時間しかなく、もう遠出は出来ません。シーガイアに行きたかったけどちょっと無理そう。
というわけでバスに乗って宮崎神宮にいきました。
鳥居を抜けると真っ直ぐに参道が伸びています。

宮崎神宮の拝殿でお参りをし、御朱印をいただきました。
こちらの神社はご覧の通りに広々、スッキリした雰囲気ですごく気に入りました。
ほんの寄り道程度の気持ちで立ち寄っただけなのに思いのほかよかった。空気が清らかなのです。

宮崎神宮の森の中にある大きな藤棚があり、それが見頃でした。
立派な木だねぇ。

原生林の林が癒しスポットと思います。
高千穂もいいけど宮崎神宮はいいと思う。
地味ながらオススメよ。
(*・ω・)

そうして宮崎駅に戻りました。

駅から電車に乗って空港へ。
空港までが近いって素晴らしいわ。

遅れないようにチェックイン
私はレッサーパンダが好きで、ジェットスターのジェッ太くんも好きです。
ジェッ太はメガネをかけてもかわいいのよ❤️
(*´ω`*)

宮崎ブーゲンビリア空港はあちこちにブーゲンビリアが飾られています。
ヤシの木もブーゲンビリアも好き。
今度は宮崎の海を見にこなきゃ。宮崎といえばシーガイアじゃん?

宮崎空港は想像していたよりも大きな空港でした。さすが読売巨人軍がキャンプに来る場所だけある。
それに昔は新婚旅行のメッカだったんだよね?往路の機内で早々盛り上がり、ちちくり合うカップルが多かったと池波正太郎さんのエッセイで読んだことがあります。
(;^ω^)
そんな余計な話はおいといて、この吹抜とステンドグラスがいいね。

搭乗時間まで空港の土産屋等を冷やかしました。
これはかの有名なブランドマンゴー「太陽のタマゴ」様ですわ!
(||゚Д゚)
やっぱり普通のマンゴーとは見た目からして全然違うね。ボディの豊満さ、香るような色艶が美しくて美味しそう。
港区女子と本物の有名グラビアアイドルの違いみたいな感じ。本物は全然違うわ。

搭乗便する便が機材到着遅れで遅延するとのことで、空港で夕飯を済ませることにしました。
昼に辛麺を食べ損ねたせいか麺を欲してラーメン屋へ。
宮崎ラーメンなのかな?久々のラーメン、とんこつスープが美味しゅうございました。

お箸の袋がかわいかったです。
この店にも辛麺があったものの、飛行機搭乗前なので辛いものは控えました。
隣の席の男子が食べていて美味しそうでしたよ。見た目が辛そうだったけど。
乗り物に乗らない日に試してみたい。

予定よりも一時間以上遅れて搭乗です。
これだと成田に着いてから家まで帰るのは深夜になっちゃいそう。
終電は間に合うはずだけど、東京駅まで移動して、乗り換えて…ってめんどいな。

ということで、空港から急いで家に帰るのが面倒で成田のホテルに泊まることにしました。
疲れたし、明日も休みだからね。一応大人だから無理はせずにお金で解決しましょう。

ここは成田ゲートウェイホテルです。
経年劣化が否めませんが、部屋も水回りも広くて昔はいいホテルだったんだろうなと感じます。
ホテル内にコンビニもありますし、前後泊にいいと思う。当日予約で一泊6千円弱とお手頃でした。

せっかく泊まったのでチェックアウト時間までゆったりと滞在しました。
カーテンを開けると外はいいお天気です。
前日の雨が嘘みたいだね。

ホテルの敷地内に別棟の和風建築のレストランもあるそう。外に見える建物がそれでしょうか。
結婚式場とかもあるのかも?成田界隈のホテルはそういうところが多いですよね。

ホテルから空港までのシャトルバスがあり、それを利用しました。
見た感じホテルの利用者はインバウンドな外国人が多く、この時間はインド系の方が大勢いらっしゃいました。
だからと思うけど、ホテルのロビーは外国の匂いがしました。最近は東京の地下鉄とかもそういう匂いがしますね。男性の香水の香りかな?

成田空港から東京駅に移動し、駅構内のパン屋でご飯を食べて帰りました。
人の多い東京駅で行き交う人を眺めながらコーヒーを飲むのが好き。いろんな人がいて、みんなこれからいろんなところに行くんだなぁと思う。

宮崎で買ってきたもの
ダブっているものは省いてます。
職場土産の青島せんべい、宮崎地鶏の炭火焼、チキン南蛮の南蛮酢、タルタルソース、冷や汁の調味料、宮崎牛カレー、マンゴージュース、日向夏ピール、焼きえび
青島せんべいはフルーツ味のクリームがサンドされたお菓子です。レトロさに惹かれて購入。
直ちゃんで買った南蛮酢と空港のコンビニで買ったタルタルソースでチキン南蛮を作りました。チキン南蛮はいろんなお店で出しているけど、本場の本式のをもう少し食べ比べてみたい。

これは宮崎土産ではありません。
帰りに東京駅の大丸に寄ったら、私の大好物のホノルルクッキーが出店中だったので買いました。
南国つながり?で嬉しい。ホノルルクッキーとツマガリは高くても迷わずに買っちゃう。だって超美味しいんだもの。
(;^ω^)
宮崎もハワイも青い海が魅力。また行かなきゃですね。
そういえば、出発日に成田で見て気になった「雷鳥」という名のひねり揚げを買い忘れて帰りました。千葉でしか売っていない?らしいので、何かの機会に探してみます。

どげんかせんといかん!と謎に勇んで行ったものの、相変わらずの行き当たりばったりノープランで何一つどげんかできておりません。
(||゚Д゚)
どげんかできずとも、自分が楽しきゃいいのよ。
不可抗力で予定が変わっても、終わりよければすべてよし。楽しい旅でした。
というわけで宮崎旅の旅行記を終わります。
旅の順番でいうと次は台湾ですが、順番通りに書くか考え中。でも早めに書きますので、よかったらまた遊びにいらして下さい。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
(*・ω・)

