2024年11月に行った石川旅のつづきです。
このところ昔の朝ドラ「おしん」鑑賞に忙しく、間が開いてしまいました。
この旅の旅行記はこれで終わりとなります。
どうぞよろしくお付き合いください。
(*・ω・)

懐かしい思い出のある白山比咩神社を参拝し、神社の参道の横にある大判焼の人気店「おもてや」で大判焼を手に入れたところで次に向かいます。
おもてやさん、そして神様、ありがとう。
また必ずきますね。

レンタサイクルに乗り、駅の方へ戻ります。
神社までかなりの上り坂だった分、帰りは下り坂です。車も少なくてサイクリングが気持ちいい。
旅に出て、こうして知らない街を自転車や原付で走るのってすごく楽しい。
車がないと不便なことも多いけど、旅行前に目的地への行き方を調べたり、現地で道に迷ったりすることも旅の思い出よね。

何やら趣のある建物を見つけました。
加賀一宮駅と書いてあるから、これは昔の駅ですかね。昔はここまで電車で来られたのか。
なるほどー。
ここからならば神社まで歩けそう。
しかし今はもう廃駅となり、鶴来駅が終点です。

往路とは違う道で戻りました。
というか、往路は地図を見誤ってちょっと迷子になってしまって。地図の読めない子なのでな…
(ノ∀`)
この辺りの景色が自分の実家のあたりによく似ています。このどこかに自分の実家があるような錯覚に陥ってしまいそう。

今町というバス停

このバス停のすぐそばにあるのがこちら
「Souvenir (スーヴニール)」というお店です。
かわいらしい店構えです。

こちらは洋菓子のお店です。
地図で見て気になって立ち寄りました。
※撮影の許可を得ています

美味しそう♪(*´ω`*)
焼菓子をいくつか購入しました。

こちらは古民家を改装したお店のようです。
若い女性がお一人でやっておられるみたい。
中にカフェスペースがあり、当初はここでお茶するつもりでしたが、この後実家に帰ることになって電車の都合があるので泣く泣く断念。

ケーキやマフィンも美味しそう。
とっても残念だけどまた今度ね…
(´;ω;`)
必ずきますよ。
※ここで買った菓子は実家で食べようとお土産にし、自分でひとつも食べぬまま帰ってしまいました。だから必ず再訪しなければ…

自転車移動のため、途中の写真が無くて申し訳ない。
続いてはこちらのパン屋に立ち寄ります。
「ぱん処まる濱屋」というお店です。
目立つ看板が無いのでうっかり通り過ぎてしまい、少し戻りました。(;^ω^)

ここも下調べ時に地図で見て気になりました。
店内には美味しそうなパンが並んでいます。
※撮影の許可を得ています

あんバターサンドがすごい!
(||゚Д゚)
デブ殺しのバター量だわねぇ
持ち歩きで溶けたら嫌なので、これも泣く泣く我慢しました。
(。´Д⊂)

先ほどの母との電話で翌朝食べる用のパンを買ってきてと言われたので、それ用のパンをいくつか購入しました。
塩パンも硬い系も美味しかったですよ。

冷蔵ケースの中も魅力的でしたよ。
(*´ω`*)
私は昭和の生まれだから、サランラップで包んだドックパンに弱いです。こんなの絶対美味しいやつやん!!
プリンも気になるー

こちらのお店もイートインスペースがあり、お庭を眺められるお座敷席でパンをいただくことができます。
座敷なんて珍しいし、居心地良さそうでいいね。

ほんの少しのサラッとした滞在でしたが、鶴来のまちはなんだか懐かしい雰囲気で居心地が良く、小さなかわいいお店が点在しているところが素敵でした。
他にもいくつか気になるお店があるんですよ。
石川=金沢となりがちだけど、金沢から一足伸ばして鶴来にもぜひ。いい街ですよ。
(∩´∀`∩)

名残惜しいけど帰ります。
この川の景色もなんだかいいわぁ
ハンバーガー屋のお兄さんによると、春はこのそばの手取川添いの桜並木が綺麗だから、その時期にサイクリングするのがおすすめだそうですよ。

帰りももちろん鶴来駅から。
そういえば昔に読んだ小説で鶴来が出てきた気がします。松本清張かな?映画化された小説だったはずだけど、そのタイトルが思い出せない。
無知でお恥ずかしい。
でも確かに鶴来が出てきたと思うよ。
(´Д`A;)
※調べたところ、「ゼロの焦点」という作品に出てきたようです。中谷美紀さん、広末涼子さん、木村多江さんが出ております。

鶴来から西金沢に戻り、電車を乗り継いで金沢へ移動します。
学校帰りの高校生がたくさんいました。
自分にもそんな時代があったのになぁと思い、人生ってあっという間だなとしみじみ感じました。
旅に出ると感傷的になっちゃうよね。

金沢に到着。
本当は金沢を少しぶらぶらするつもりが、予定が変わったので立ち寄りません。金沢は何度も来てますし、駅の外国人観光客の多さを見てげんなりしたからでもあります。人人人よ
(;・ω・)
金沢は驚くほどにYOUだらけよ。
新幹線の切符購入の長い列の大半が外国人でした。金沢の繁華街もこれと同じ状態だと考えると、とても寄り道する気になれなかった。
京都だけでなく金沢もそうなのか…

金沢ではまず駅近くのユニク◯へ着替えを買いに走りました。ハンバーガーの汁をパンツにこぼしてしまい、日帰り旅のつもりできたからおズボンの替えがなくて。
よく食べこぼす女で情けない…
着替えをセール品で適当に見繕いました。
(ノ∀`)
その後は駅隣接の「あんと」へ母に頼まれたものを買いにいきました。

どっこらしょみたいな名前の蒲鉾を買ってきてと頼まれて、そんなのあるわけないだろうと思ったんですが、ありましたよ。
「どっこいしょ」が正しい名前で、この焼き蒲鉾は食べたことがあります。美味しいです。朝ごはんのおかずにいいのよ。

ここは河内屋という店で、棒’sというスティック型の焼き蒲鉾が人気です。私はそのチーズ入りの焼き蒲鉾が好き❤️
(*´ω`*)
どっこいしょと、自分用にそれを購入。
せっかく金沢に来ましたからね。何か買いたい。

慌ただしく買い物をし、新幹線へ。
地元に停まるのは本数が多くなく、それで急ぎました。運転が出来ず、家までのバスも日に数本しかなく、親に駅に迎えに来てもらう身ですからね。
夕飯までに帰らないと。(;^ω^)

元々行くはずだった台湾前泊用のホテル代惜しさから決めた日帰り旅が、最終的には帰省になりました。
また小言を言われるかと警戒していたものの、私が来たのを両親ともに喜んでいましたよ。この時病院の検査結果が出る前で、その不安から空気が重かったらしく、ノー天気な来訪者が来たことで気分転換になったようです。
私としても父の様子が気掛かりだったので帰られてよかった。病気なのは間違いないけれど、見た感じ元気そうで安心しました。

3人で夕食を食べ、大判焼を食べながら昔のキャンプの話をしました。
弟が火傷した時の記憶が強烈すぎて、みんなはっきり覚えています。あの頃はまだ平和で、その後わが家は荒れた時期もありました。
色々ありつつも今はなんだかんだでわりと平和で、幸せなんだろうな。人生っていい事と悪いことがプラスマイナスゼロなんだろうなと思います。
おもてやさんのご厚意でいただいた大判焼はとても美味しかったです。栗あんは贅沢に栗が使われていて、それがこんな風にずっしり詰まってます。めちゃウマよ♪
(∩´∀`∩)
あんこ、クリームのも美味しくて、後日母がお取り寄せをしたほどです。実家の近所の和菓子屋のも美味しいんですが、こっちの方が薄皮で具沢山なの。

翌日は母に隣の市への買い物に付き合うよう頼まれて出かけました。
予定外に父がついてきて、ダウンジャケットを買うから見てほしいと頼まれました。そしてその車中で私の今後の人生についてあれこれ聞かれました。
父はひとり身の私の将来を非常に案じているようで、病気を機にアドバイスしておこうと思ったのでしょう。(自分は病気でもう長くないと感じたらしい)
家が荒れていた頃は親に早く◯んでほしいとさえ思ったものですが、こうしてどれほど自分を心配しているのかを知ると過去の怒りや憎しみは消えていきますね。あまり親に心配をかけぬように生きないとなぁ。
だがしかし、フラフラしているドラ娘の行く末を案じている方が長生きしそうな気もするけどね…
こいつを野放しにして死ねないってなるやん?
(;^ω^)
予定外から決めた旅は、羽田での一泊を含めて3泊になり、全く予定外な結果になりました。
終わりよければ全てよし。
ということで、これで終わりです。
帰省に絡めた短い旅が一つあり、その次は年末年始の海外旅行記となります。
今年はなるべく早めに作業するつもりですので、もしよかったらご覧ください。
ここまでご覧いただき、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。
(*・ω・)