20年越しの憧れ。中国成都でパンダまみれのGW 〈vol.9〉DAY3 雅安のパンダ基地③シャンシャンのブランチと我々の昼ごはん

パンダ好きとして長年憧れていた、中国四川省成都のパンダ基地3つをめぐるツアーに参加した旅行記の続きです。

なるべく読みやすい長さで、場所ごとに読めるように書くつもりですが、成都への長年の憧れとパンダ愛が深すぎて長くなってしまう可能性があります。サラッと読み流して下さい。

シャンシャンに会いに行きたくて同様のツアーの参加を検討しているという方など、どこかの誰かの何かの参考になったら嬉しいです。

この記事ではツアー三日目、シャンシャンに会うためにはるばるやってきた雅安碧峰峡のパンダ基地でのことを書いています。

この日は一日中このパンダ基地で過ごし、写真が多いためいくつかに分けます。

この回はほぼ自分のための写真保存目的であり、内容薄々ですがよろしくお付き合いください。

(*・ω・)

雅安のパンダ基地でシャンシャンと再会し、そのあとで幼年パンダエリアと売店を散策しました。

すでにここでの目的をほぼ果たして満足ですけども、時刻はまだ11時前です。ここを出るのは夕方5時なので、まだまだ時間がたっぷりあります。ありすぎるぐらいある。

(;^ω^)

ツアー仲間のシャンシャンガチ勢の方々はシャンシャン邸の前でずっと待機していたようですが、私は基地内をウロウロしていたので早くもちょっと疲れました。

幼年パンダエリア前の東屋に座ってひと休み。

とある方にいただいた「旅するかまぼこ」やチョコなどをつまみ、お茶を飲んで少し休憩しました。パンダは笹を、私は笹かまをモグモグ。

普段は置物のように一日中座りっぱなしで仕事をしている運動不足の私には、前日の疲れと寝不足が結構響いております。

(´Д`A;)

実はツアー申し込み時の予定では、私はここで「パンダの飼育員体験」をするはずでした。バックヤードでパンダのお部屋の掃除をしたり、竹を割ったり、パンダ団子作りをするのが飼育員体験の内容です。

これは4トラベルを始めた10数年前から人さまの旅行記で散々見ていたもので、ついに自分もその時が来た!という気持ちではあったものの、ちょっと面倒でもありました。それをしている間は自由に動けず、シャンシャンを見逃す恐れがあったからです。

それに自分の性格上、手抜き作業ができず真面目に働き過ぎてしまって疲れ果ててしまうのではないかという心配もありました。パンダを近くで見られるチャンスかもしれないけど、悩ましい。

ツアーの申し込みした時はその体験がセットのものしかないと思っていたのに、後日同額のフリータイムプランを見つけてちょっと後悔したんですよね。慌てて申し込んで失敗した。

(;・ω・)

ツアーの旅程表(パンダ飼育員体験付コース)

ところが出発の数日前にHISから連絡が来て、飼育員体験ができなくなった旨を伝えられました。

某国人YouTuberがパンダ基地で飼育員体験をした際の動画をアップし、パンダの部屋掃除で何やらよくない行いをしたんだとか。

それで飼育員体験が中止され、代わりにパンダの糞の成分解析体験か、自由行動のどちらかに変更となるがどうするか聞かれました。私の答えはもちろん自由行動一択です。

これは天からの救いと思えましたよ…

(ノ∀`)

糞の解析ではパンダが何を食べているかや行動範囲を調べるらしいけど、パンダのご飯はりんご、にんじん、パンダ団子、竹ぐらいでしょう。それに行動範囲は自分のお庭ですよね?山の中を自由に歩き回っているわけではないしw

うん◯の解析をする意味などほぼないに等しい。パンダのう◯この匂いは竹の匂いで臭くないというのでちょっと嗅いでみたいとはいえ、私は◯んこフェチじゃないからなー。竹の匂いだとしてもう◯こだよ??

私たちのツアー参加者全員が自由行動でした。元々フリープランの人が大半で、飼育員体験予定者は自由行動に変更したそうです。

そりゃそうだよねぇ。

前日の疲れもありましたし、体力のない私には自由行動への予定変更で助かりました。

自由行動にしたのはいいんですが、この基地にはレストランやカフェがありません。

座って休憩できる場所は所々にある東屋のベンチのみ。そのベンチも連休の混雑で席が空いておらず、空席の奪い合いのような状況でした。

小雨が降っており、外のベンチは濡れていて座れるところがあまりない。ここで一日過ごすのは飼育員体験をしなくても結構ハードですわ。

(´Д`A;)

パンダが好きでも、あと半日もこの鄙びた施設にいるのはしんどいかもなぁ等考えていたら、何やらいい匂いがしてきました。

匂いの方に目をやると、中国人の家族連れがインスタントのごはんを用意しているところでした。お湯を入れて作るご飯ものかな?

多目的トイレ兼授乳室にある給水機

たしか先ほどの売店にこういう食品やインスタント麺が置いてあった気がする。

幼年パンダエリアの前の多目的トイレ兼授乳室には熱湯の出る給水機があったし、おそらくそこからお湯を調達したのではないかと。

(;^ω^)

ディズ◯ーランドなどとは違い、パンダ基地ではお昼ごはんの持ち込みOKみたいです。この日はものすごく大勢の観覧客が訪れていたけど、みんなこうやって持ち込みのご飯を食べるのかな?

その辺が謎です。

基地内にある、シャンシャンの写真の案内看板

11時を過ぎたから、そろそろシャンシャンの二度目の食事時間だわ。

私たちのご飯は正午にそこの前でガイドさんから受け取る予定なので、そろそろシャンシャン邸に移動しましょうかね。

(*・ω・)

シャンシャン邸前に戻ると先ほどよりも大勢の人が観覧していました。

そしてシャンシャンはこの時間も時間通りに登場したみたい。

どれにしようかな

竹を品定めなう

これにしようかしら

ふふふん♪

パキッ

もぐもぐ

うん、おいしー♪

うーん♪美味しい〜

美味しそうに食べるシャンシャンの表情に魅了されてしまいましたよ。

(〃▽〃)

美味しそうに食べるのって人間でも魅力的ですよね。

美味しそうに、しかも品良く食べるシャンシャン

これまでそれほど強烈に好きなパンダさんというわけではなかったのに、ここでシャンシャンの可愛らしさに惚れました。

表情が豊かなので、ずっと見ていたくなるんですよ。全然見飽きないの。

皆さんがシャンシャンを熱愛する理由が分かりましたよ。

表情豊かで、とってもキュートね。

優しい目がたまらなく愛らしい。

モッフモフな毛並み、柔らかそうな身体

触れてみたい…

おなかのあたりかとかフッサフサやん。

前から見ても、横から見てもかわいい

短めのあんよもかわいいねぇ

おっとりしたこの表情がいいのよ

こうして見ると、前よりもかなりぽっちゃりしたように見えますね

ふくよかになった。

食欲があって、前よりもぽっちゃりしているのは、精神的に安定している証拠よね。

よかったね。

私も精神的にきつかった時期は食欲がなくて少し痩せましたもん。

私もシャンシャン同様に今は食欲旺盛で、元に戻ったかな。

いや、前以上か?

(;^ω^)

ちなみに私たちのお昼ごはんはガイドさんから配られたお弁当でした。

どうやら少し前に入口まで受け取りに戻られていたようで、渡された時はまだ温かかったですよ。ビジターセンターの辺りから届いたのかな?

このお弁当、自分的にかなり美味しかったです。こういうのでいいんだよっていう味の、日本人好みの中華です。みんな美味しい美味しいと言ってました。

トマトとたまごの炒め物、じゃがいも炒め、筍とお肉の炒め物に炒飯。辛いものはなく、全部美味しい。近所で売っていたら買いに行っちゃうと思うわ♪

完食しちゃった♪

またふくよかになっちゃう。

(*´ω`*)

お弁当を配られた時に、どこで食べたらいいですか?とガイドさんに聞いたら、東屋のベンチが空いていなければ立ってたべるんだよ〜だって。

ガイドさんはシャンシャン邸の隅の方のパネルの前にお弁当を置き、このように立って食べておりました。さすがに手慣れてます。

私はツアー仲間の母娘組のお二人とベンチにビニール袋を敷いて、座って食べました。

屋外のベンチを含めて、施設全体で椅子が少ないので、ここに来られる方はビニールシートや軽量の折りたたみ椅子を持参するといいですよ。

用意のいいツアー仲間の方数名はそれを持ってきていて、さすがだなーと感心しましたよ。

折りたたみの椅子があれば、シャンシャン邸の前に座って待機することもできますからね。持ってきて損はしないはずです。

シャンシャンはこの時間もゆっくりお食事

生まれながらのアイドルだけあって、優雅で堂々たる食べっぷりですね。

私の手じゃないです。

前にいた方の撮影していた画像です。

この画面の中に、さらに前にいる人の画面があるね。みんな夢中で撮影していました。

シャンシャンのプロフィール

2017年6月12日

東京上野動物園生まれと書いてあります。

来月のシャンシャンの誕生日にはHISでお祝いツアーが企画されています。

そのツアーは私たちのコースよりも一日長くて、雅安の基地に二日間滞在するんだって。そしてたしか例の世界遺産観光はなかったような…

(;^ω^)

電話受付のみでの申し込みなのに、ツアー募集は早々と完売したそうな。ガイドさんによると、35人ほどの参加予定で、バスは二台体制になるそうです。

すごいねぇ

シャンシャン、来月は日本から大勢のファンがお祝いにくるんだって。

楽しみだねぇ。

コロナの規制もあり、日本人が訪れるようになったのは昨年の暮れ頃からだったかと。ここに慣れるまで心細かったであろうシャンシャンは、この景色を毎日どんな気持ちで眺めていたのかな。

一人でも多くの人が会いに来てくれたら、シャンシャンはきっと嬉しいんじゃないかなぁ。日本語がわかるんだもの。

そんなことを考えました。

シャンシャンも私も昼食を済ませましたから、14時の回まではまた基地の中を散策します。

せっかくだから一通り見てみます。

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