20年越しの憧れ。中国成都でパンダまみれのGW 〈vol.6〉DAY2 ようやく着いた雅安碧峰峡の宿

パンダ好きとして長年憧れていた、中国四川省成都のパンダ基地3つをめぐるツアーに参加した旅行記の続きです。

なるべく読みやすい長さで、場所ごとに読めるように書くつもりですが、成都への長年の憧れとパンダ愛が深すぎて長くなってしまう可能性があります。サラッと読み流して下さい。

シャンシャンに会いに行きたくて同様のツアーの参加を検討しているという方など、どこかの誰かの何かの参考になったら嬉しいです。

この記事ではツアー二日目、都江堰のパンダ基地の後の過酷な?世界遺産観光の後にようやく辿り着いた宿のことを書いています。

よろしくお付き合い下さい。

(*・ω・)

都江堰パンダ基地見学のあと、都江堰と楽山大仏という成都周辺の世界遺産観光に行ったツアーのご一行。

おりしもツアーの期間中は中国も5連休で、どこに行くにも渋滞と混雑に巻き込まれてしまいます。パンダにしか興味のないツアー参加者としては、まるで修行のような午後となりました。

(;^ω^)

しかしそのおかげでご馳走も食べられて、参加者同士の距離も近づき、これもありかな?となったところで今夜の宿のある雅安に向かいました。

高速を降りて、スタンドでの休憩を終えた我々は雅安碧峰峡の道を上がっていきました。名前の通り、川沿いの渓谷の山道を上るのです。

疲れていたのと暗いため往路は写真を撮っていませんが、私の田舎を思い出すような田舎道でしたよ。道は整備されているけれど、景色が成都の街とまるで違って、とても鄙びていました。

その道沿いに民家があり、壁にパンダのイラストが描かれていたりして、パンダがこの田舎町の大事な観光資源なのだと感じました。

そしてようやく宿のある雅安碧峰峡のビジターセンターに着きました。

この辺りは自然保護区なのか、日本で例えるならば上高地や黒部ダムのようにマイカー規制があるようです。

この先の宿に予約がある人は自分の車で進めますが、パンダ基地に行く人などはここに車を置いてシャトルバスで移動するみたい。ゲートがあり、このビジターセンターが行動起点になっているようです。

すでに午前0時ごろ。

たしか昨日もこんな時間に宿に入ったね。

明日は今日よりも少し出発が遅いと聞いたけど、寝られる時間はすごく少ないね…

(´;ω;`)

この日の宿はこちらの祥源萌趣主題酒店でした。

到着時は暗く、雨が降っていたので翌朝に撮りました。

先ほどのビジターセンターとは繋がっておらず、少し離れています。つまり雨の日は傘が要りますよ。

そして宿に入るのに階段がありますが、エレベーターやスロープはありません。これは館内も同様なので、足の悪い方にはちょっときついかな。

私たちのスーツケースは宿の方が部屋の前まで運んでくれました。

ルームキーがかわいい。

これだけは認めるわ。

部屋はこんな感じ

「萌え」が主題の酒店なのでね。

ラブリーよ。(;^ω^)

ベッドには干支キャラクターのクッション。

これを「かわいい〜♪」と喜べない私は、モテとは遠い可愛げのない女なのサ。

( ´_ゝ`)

水まわりはこんな感じ

バスタブはなくてシャワーのみです。

アメニティは歯ブラシとクシぐらいしかなかったような?持参するのがおすすめです。

シャワーに置いてあったシャワージェルとシャンプーはどれがどれと明記されておらず、出して見るまで分からないミステリアスなものでした。

私は持参したのを使いました。

水まわりは経年劣化しており、潔癖の人にはちょっと厳しいかと思います。タオルもボロい。

おすすめポイントを何かひとつ選ぶとしたら、歯ブラシがパンダ柄ってことぐらいかな?

※この歯ブラシは成都の宿ではなく、ここのものでした。勘違いしておりました。

(*・ω・)

※画像はTrip.comより

旅行前の下調べでこの宿を見てみたら、こんな感じだったのですよ。

これはおそらく一番いいお部屋だと思うけど、これとの違いが大きすぎてガッカリ…

到着も遅くて、本当に寝るだけだったからいいんだけどさ。連泊はしたくない宿かな。

後日ガイドさんに聞いた話だと、ビジターセンターのあたりには数軒ホテルがあり、どれも似たようなものみたい。山の中なのでそれ以外は主に民宿とかなんだって。

雅安の街中にはクラウンプラザという綺麗なホテルがあるものの、そこからここまで40分以上かかるそう。翌朝の移動のために立地重視でここが選ばれているみたいです。

たしかにビジターセンターのお隣で、パンダ基地のシャトルバス乗場がすぐそばでしたよ。

シュールな絵柄のスツールがツボ

ここ雅安碧峰峡は山の上で標高が高いため、夜はかなり冷えました。この日は13度ぐらいだったかと。

寒いので暖房と床暖房を少し付けて寝ました。山の天気は変わりやすく、思いのほか冷えることがありますから、何かしらの防寒着(薄いダウンやヒートテックなど)を持ってくるのがおすすめ。

ここまで冷えるとは想定しておらず、私は厚手のものを何も持ってこなかったので失敗しましたたよ。ダウンもうっかりして家に置いてきてしまって悔やみました。

シャワーを浴び、荷物を片付けて寝ます。

明日は8時20分に出発だけど、スーツケースを7時半までに部屋の前に出さねばなりません。

朝早いなぁ…(。´Д⊂)

早起きは苦手やねん。

この日の歩行距離は14.1キロ

ネタバラシになっちゃうけど、こんなに歩く日はもうないだろうと思ったこの日以降、毎日毎日同じように沢山歩き回ります。

この晩はそんなことをつゆ知らず、のんきに爆睡しました。いびきも絶好調だったことでしょう。

((,,-ω-,,))…。oо○

翌朝

朝ごはんを食べに行く前に、部屋の外にスーツケースを出しました。宿のスタッフにバスまで運んでもらわねばならないからです。おかげで朝から忙しなかった。

それはさておき、昨夜は真っ暗で分からなかったけど、緑が多くていいところじゃん。

高原のリゾートみたい。

(*・ω・)

部屋を出て、朝食会場のあるビジターセンターに向かいます。

夜の景色とはまるで違い、私は方向音痴ぶりを発揮して迷ってしまいましたよ。

ここどこ?!

こんな場所だったっけ??

どの道を上るとビジターセンターだったか?

眠くて覚えてないよー(´;ω;`)

こっちか?あっちだったか?と一人でウロウロ彷徨っている私に、朝ごはん用の饅頭などを持った物売りが次々に営業に来ます。

皆さん商魂たくましいねぇ。言葉が通じないとか関係なくグイグイきますよ。

そしてこの景色を見てくださいよ。

都会とまるで違うこの田舎風情を。

この辺りは雨が多くて「雨城」と呼ばれているのだそう。

ビジターセンターのまわりのお土産屋には、そこで取れる山菜やきのこが売られていました。

なんかさ、日本の田舎と変わらないね。

干したきのこは昨日食べたような炒め物料理とかに使うんだろうか?それとも炊き込みご飯かしら。

雅安碧峰渓の朝の景色

↑今日も稼ぎ時だぜと商売の支度をする雅安碧峰峡の方々。

こういう日常風景に旅の楽しさを感じますね。

少し迷って、ようやくビジターセンターに着きました。たぶん迷うのなんて私だけだろうねw

2階にあるレストランが朝食会場です。

昨日の成都のホテルと違い、庶民的な品揃えで、品数も多くありません。

豪華さも美食もないけど、お腹を満たすことはできますからね。

これでいいのかな。

贅沢、食いしん坊がデブのもと。

先に来ていたツアーのお仲間に相席させてもらい、朝ごはんをいただきました。

パンダ饅頭かと思いきや、よく見ると違う?パンダを意識したことだけは分かる。

(;^ω^)

食事をし終えて部屋に戻り、身支度を整えたら出発です。

この旅のメインイベントである「シャンシャンとの再会」をしに、雅安碧峰峡のパンダ基地へ向かいます。

シャンシャンには会えるかな?

それはズバリ、天のみぞ知る…

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