20年越しの憧れ。中国成都でパンダまみれのGW 〈vol.12〉DAY3 雅安碧峰峡ビジターセンターのまわりをウロウロ

パンダ好きとして長年憧れていた、中国四川省成都のパンダ基地3つをめぐるツアーに参加した旅行記の続きです。

なるべく読みやすい長さで、場所ごとに読めるように書くつもりですが、成都への長年の憧れとパンダ愛が深すぎて長くなってしまう可能性があります。サラッと読み流して下さい。

シャンシャンに会いに行きたくて同様のツアーの参加を検討しているという方など、どこかの誰かの何かの参考になったら嬉しいです。

この記事ではツアー三日目、シャンシャンに会うためにはるばるやってきた雅安碧峰峡のパンダ基地でのことを書いています。

この日は一日中このパンダ基地で過ごし、写真が多いためいくつかに分けます。

いかんせん20年越しの憧れの地への旅で、自分のための写真保存目的でもあります。長ったらしくて申し訳ないですが、どうぞよろしくお付き合いください。

この記事ではパンダ基地を出て、雅安碧峰峡のビジターセンターに戻ってからのことを書いています。

(*・ω・)

シャンシャンのいる雅安碧峰峡のパンダ基地見物を終えて、私はツアーの皆さんよりも一足お先にビジターセンターに戻りました。

早く退出したのは、昨日に引き続き一日中歩き回って疲れたからです。運動不足デブの私には地味に堪えるのですよ。

(´Д`A;)

パンダ基地を出て左手の方にシャトルバス乗り場があります。

パンダ基地のチケットを見せてバスに乗りました。(チケットなしではバスに乗れません)

基地までの道はカーブが多い山道で、狭い場所ではバスと普通車のすれ違いがギリギリな感じでしたよ。どちらかが下がって通ることも数回ありました。

その程度に山ということです。

基地から10分もかからず、ビジターセンターに到着しました。

ここは国家AAAAA級旅遊景区だって。

五つ星ってこと?

ミシュラン三つ星よりすごそうね。

(;^ω^)

とりあえずビジターセンターの中へ。

ただいまー

おら帰ったどー

一階のトイレの前にこの給水機があります。

中華圏の方は温かい飲み物必須なせいか、皆さんわりと水筒を持ち歩いてますよね。そのおかげでこのようなお湯の出る給水機があちこちにあって助かります。

私も旅の時は水筒持参派で、ほうじ茶などのノンカフェインのお茶パックを持ってきます。飲み慣れた、温かい飲み物があると安心するのですよ。

水筒を洗うためのスポンジと洗剤も旅の荷物に持ってきてますよ。

(*・ω・)

歩き疲れた

熱い茶が飲みたい

そう思って皆さんより早く4時ごろに撤収したものの、ずっとここにいても暇かも。

みんなが戻るのは5時半ごろだろうし、まだ一時間半くらいあるよね?

ちょっと落ち着けたところで、ムクムクと欲が出てきました。

もしかすると今度は自力で来るかもしれない。

そのための予習も兼ねてこの辺を記録しておこうと思い、再び外に出ました。

結局私はじっとしていられないんだよなぁ。

このビジターセンターのまわりには宿が数軒あり、隣には動物園もあります。しかしそこにはパンダがいませんのでタクシーでここに来られる場合はご注意下さいね。

ビジターセンターの入口横にチケット売り場があります。

この辺りの碧峰峡エリアに入るのに入場券がいるみたいです。パンダ基地は大人一人100元で、それ以外のエリアも見る場合は180元ですかね。

この地図によると隣にあるのは碧峰峡野生動物園というみたいです。

エリア内にお寺や滝、トレッキングコースがあるみたい。パンダ目当てではなく、山歩きをする方もいるんだろうな。自然がいっぱいですもん。

これは広範囲の地図です。

右の◎が成都で、QRコードの左が大仏のある楽山、一番上の四枯娘山の下が臥龍です。

近そうに見えるけど、成都から楽山まで200キロ離れてますからねぇ。大陸はやはり広い。

(´Д`A;)

まだ時間があるから、動物園のある方に行ってみましょう。

下に降りて道路を渡ったところにあるパンダのモニュメント。

ここでもドライアイス的なスモークの演出がされていました。昨日の晩に行ったレストランもこれだったし、大陸の流行りなのかしらね?

ミニパンダ像のあるプチガーデン

ここならばパンダとともに記念撮影できそう。

パンダとお花に囲まれた写真ならば遺影にピッタリな気がするけど、パンダが作り物感ありありだわ。

やはりいつか本物を抱いて、それを遺影にしたいな。抱けなくても至近距離で撮影したい。

動物園の入口前にはお店が並んでいます。

ちょっとのぞいてみましょ。

(*・ω・)

お土産向きなパッケージのお茶

成都でも買えるだろうとここで買わず、後悔しております。

(´;ω;`)

パッケージもかわいいし、値段もお手頃なのに。なぜ買わなかったんや

秋梨枇杷醤

びわのジャムかな?

これも今思えば買ってもよかったかも。

買えばよかった系で一番悔やんでいるのがこれ。

鮮花椒油です。

私は普段台湾の花椒入りラー油を愛用していて、花椒のしびれ感が好きなのですよ。麻婆豆腐も痺れがある方がうまい。

この油は辛みの要素「辣」がなく、山椒の痺れの「麻」だけなんじゃないかな?麻辣だと辛くて痺れるのが、痺れオンリーになる気がする。花椒の香りと、痺れのみを楽しむのに良さげ。

これも翌日の成都でのお買い物タイムに買えばいいやと買わず、結局買えなくて後悔しております。痺れの本場四川省の山で売ってる物なんて絶対美味しいはずなのに…

旅は一期一会で、見つけた時に必ず買わないとダメなのに。お金や手間をケチってはあとで悔やむ悪癖が治らないのよねぇ。

(。´Д⊂)

私は下戸ですし、重たい液体物を買うつもりはないけども。

こんなビールもありましたよ。

「熊猫王にオレはなる!」って言いそう。

こちらは桃味のビールみたい。

チェリーコーラならぬチェリービールか。

美味しいのかね?

(;・ω・)

これらの他に土産用のお菓子などもありましたし、パンダ基地にもあった「熊猫香香」の本などを扱うパンダグッズの出店もありました。

そこには中国一のスターパンダ和花ちゃん版の本、「熊猫和花」もありましたよ。オリジナルのシャンシャン、和花スタンプがあって、そこで買うと押せるみたいでした。

私はそこで買ってないから押せず

(´;ω;`)

ホットコーヒーが飲みたくなり、売店の辺りのファストフード店に行くもコーヒーは無いって。メニューにはあるけど、やっていないみたい。

それならばもう少しぶらぶらするか…

売店の下の方に展望台みたいなのがあるようなので行ってみました。

電梯、つまりエレベーターがあるみたい。そしてこれは有料っぽいね。

エレベーターの運行時間が16時半て、もう終わってるじゃん。

(;・ω・)

歩いても行けるかな?と下を見たら、結構な階段なので諦めました。私にはもうそんな体力は残っておりませんわ。

この下に渓谷が見えるのかしら?

この辺りでは山菜などを売るお年寄りがいましたよ。

成都の街中は東京と変わらないような都会なのに、この辺はまだ昔の中国の面影を感じる景色がありました。

昔に見た「山の郵便配達」という、中国の山奥が舞台の映画を思い出しましたよ。

もうかなり昔の映画ですけどね。

古き良き中国、その田舎の山へ郵便を届ける郵便屋さんの心が温まるお話なんですよ。

父から仕事を受け継ぐ息子が、父と共に引き継ぎのための旅をする話で、地味ながら心が温まります。山の景色が美しく、「次男坊」という名の犬がとてもかわいくて名脇役なの。

連休の頃にはAmazonプライムにありましたから、ご興味のある方はぜひ。

ここで見る景色は、発展した中国でも田舎はまだこんな感じなんだなと思わせるものでした。

私は田舎の生まれですし、こういう山の景色が好きです。世界まる見えで昔に見たような、秘境的な中国はそのままであってほしい。

それは欧米人が日本人に対して忍者とか芸者と思うようなイメージと同じなのかもしれないけれど、その国のその国らしいイメージということです。

こういう原風景は可能であれば残して欲しい。

上に上がってきました。

ビジターセンターの駐車場のまわりには売店が並んでいます。朝に開店の支度をしていたお店です。

パンダグッズよりも、右端の食べ物屋が気になるかも。

牛肉麺とか水餃子があるね。

めちゃくちゃローカル感があるわ。

気になりますが、このあとビジターセンターで夕食なんですよ。ここでは食べられないの。

ここにもパンダアイスがあるね。

手前のは中国きってのスターパンダ「和花」を模しているのかしら?

明日我々は和花ちゃんのいる成都のパンダ基地に行きますよ。

縁取りがふりふりとしたパンダの帽子

台北動物園や箱根でも売っていましたよ。

きっと原産は中国なんだろうね。

(;^ω^)

かわいいから、小さな女の子にかぶってほしい。

売店で再び旺旺を発見。

ピンクのはポポロンみたいなお菓子で、QQはグミだね。

おせんべい以外のお菓子も作っているのね。

(*・ω・)

インスタント麺がちょっと気になる…

今回の旅は宿の移動が多いため、私は日数に対して小さめのスーツケースできたのですよ。洗濯ができないため衣類でパンパンで、最終日まであんまり買い物できないのです。

ツアーの皆さんは大きなスーツケースで来ていたし、私もそうすればよかったな。せめて1/3は空にできる余裕がほしいね。

単に私が心配性で、普段から余計な荷物が多いせいもあるんだけどね…

(´Д`A;)

朝にも見た干しきのこも見るだけ…

竹笙とはキヌガサダケのことです。

火鍋やスープに入ってますよね。母と行ったシンガポールの麺の店でも具にありましたよ。

スポンジ状のおもしろい食感のきのこです。

こういうところで採れるのか。

駐車場は満杯でした。

中国の方も連休を満喫しているんだね。

そろそろビジターセンターに戻るアル

朝ごはんを食べに行く時に迷ったけど、流石にもう覚えたわよ。

この先を行けばビジターセンターよ♪

゚。+(=゚ω゚)ノ+。

※普通の人は迷うような場所ではありません

前夜泊まった萌趣主題酒店はこのお隣です。

部屋はこれを使い込んだ感じです。

こんなにピカピカじゃないから、ここに泊まる人はあんまり期待しちゃダメだよ。

(・∀・ )っ/凵⌒☆

ビジターセンターに戻るとツアー仲間の母娘組のお二人がいたので、椅子に座って話をして皆さんの帰りを待ちました。

ゲートに5時集合だから5時半ごろ到着かな?と話していたら、5時を過ぎて間も無く皆さんが戻ってきました。帰りのバスにすんなり乗れたようです。

パンダ基地に夕方までいる人はあまりいないのかな?

朝ごはんを食べたのと同じ、ビジターセンターの2階のレストランで夕食を食べました。

料理の内容は正直言って微妙かな…

飛び抜けてまずくなく、美味しくもない。見た通りの感じです。

(;^ω^)

本当は前日もここで夕食の予定でした。二日続けてここで食べる予定が、昨日は大仏観光で遅くなったため急遽予定が変わったんですよ。

この料理を見て、昨日はあれでよかったんだなと思いました。贅沢な食いしん坊デブですいません。

(ノ∀`)

ここではドリンク付で、ビールを飲んでもいいよとガイドさんに言われて飲んでいる方もいましたよ。皆さんによると、中国のビールはすごく薄いんだって。飛行機のもぬるくて薄かったそうな。

ビールがぬるくて氷を入れたりするのは、冷えた飲み物を好まない国だからかな?私は下戸で飲めませんから、コーラを少しだけいただきました。

ガイドさんより、HISからのプレゼントですと渡されたお菓子。

パンダの形のこれはチーズケーキでした。

中にブルーベリーソースも入ってます。

私はこう見えて繊細気質のため、こういう顔のついたキャラクターの形のケーキは可哀想で食べられないんですよ。

でも食べないと捨てることになってしまう…

(´;ω;`)

食べ物を粗末にしたくないので、私はとりあえず持って帰ることにしました。

このパンダ、尻尾が黒でしたよ。

あかんやつやん

何度も言いますが、パンダの尻尾は白ですよ!

(||゚Д゚)

ツアー参加者はパンダ好きばかりなので、みんなここに突っ込んでましたよ。絶対にチェックしちゃうポイントなんだよね。

そしてみんな容赦なく、パンダ型ケーキを食べてました。食べない方が可哀想だからって。

そうですよね(;^ω^)

食事を終え、トイレを済ませたら雅安から成都に戻ります。

往路は真っ暗で何も見えなかったけど、パンダ基地はこういう渓谷の奥にあるのですよ。

私の地元の新潟から、長野の白馬へ抜けて行く道に似た景色です。

シャンシャンはこんな山の中にいるんだ。

上野のお姫様が今はこんな山奥で暮らしている。

そう思うととても切なくなりましたよ。

自分には子供がいないけど、山奥へ嫁いだ娘を思う母のような気持ちになって心配になります。あの子はここでやっていけるだろうか…そう思っちゃうんですよね。

シャンシャン、きっとまた会いにくるから元気で、幸せでいてね。

(´;ω;`)

渓谷の道からインターチェンジまでは一本道のため、途中から渋滞していました。高速に乗っても渋滞間違いなしです。

ここから成都の宿までは二時間程度の道のりです。酔い止めを飲んで寝て行きましょう…

バイバイ雅安

楽しかったよ

この日の宿は初日に泊まったのと同じ、家園国際酒店です。

今夜と明日の連泊なので、明日の朝は荷造りをしなくて済みます。やっと少し落ち着ける。

(;^ω^)

写真はこの日雅安碧峰峡のパンダ基地で買ってきたものです。シャンシャンの写真集本、パンダ基地公式ノート、シャンシャンボールペン、バッジなど

ボールペンとメダルはシャンシャン確定ですが、バッジはちょっとグレーな気もするのですよ。

パッと見て私はシャンシャンと思ったけど、ツアー仲間は違うように見えると言うのです。それを聞いてちょっと不安になってしまいました。

シャンシャンだよね?(;・ω・)

もし違ったとしても、それも思い出だから…

碧峰峡て書いてあるから…

(´Д`A;)

これはパンダの成長過程がわかるシール。

美しい命、国宝を守ろう!というメッセージのフォントを含めて心惹かれました。

パンダは冬眠しないって書いてあるね。

そう言われてみると、パンダって熊の仲間だもんねぇ。冬眠しないのは珍しいのかも。

雅安でゲットした一番のお宝はこの本です。

これはね、マジでいい本なんすよ。

中身は旅行記の一番最後に載せますが、旅行記はまだもうしばらく続きます。

焦らしてごめん遊ばせ♪(*´ω`*)

この日の歩行距離は13.2キロ

前日より1キロ少ないとはいえ、今日もたくさん歩きました。

宿への到着は夜10時頃でしたが、その前と前の日が深夜0時頃だったせいか早く感じましたよ。

やっといっぱい寝られる!!と思うも、明日の出発は朝7時だそうなのでまた早起きです。

さっさと支度して寝ましょう。

(ノ∀`)

“20年越しの憧れ。中国成都でパンダまみれのGW 〈vol.12〉DAY3 雅安碧峰峡ビジターセンターのまわりをウロウロ” への2件の返信

  1. のっこさん こんにちは
    シャンシャンに会えてしっかり次回の予習も?
    中国ってほんとに広いので日本人的には
    距離感がおかしくなってきそう…
    歩けないことないよ だけど アップダウン込みで
    13キロはなかなかですわ
    個人的に干しきのこにめちゃくちゃ惹かれました。
    山菜売りの方々の前にある野菜や筍なんかも
    瑞々しくて良いなぁ(買えないけど)
    パンダの成長シールはこの場所ならではですね
    見てるだけでほっこりします。

    1. someさん おはようございます
      コメントありがとうございます。
      (。゚ω゚)ノ

      初めての中国なので効率を考えてツアーに参加しましたが、やはりいつかは自力で来て自由に動きたいんですよねぇ。シャンシャン邸の前に個人で来られている方が何人もいて、自分もいつかは…と思って記録に励みました。

      四川は成都市とその隣の市だけで日本の人口ぐらいあるようなことをガイドさんが話してました。広さや勢い、スケール感が日本とは違いますね。

      シャンシャンのいる雅安は山菜や筍を売る人に昔の中国の風情がありますね。私も干したきのこが気になり、朝も夕方も見ました。大仏見物時の夕飯で食べた炒め物が美味しくかったんですよ。

      下調べといいつつ、食い意地が張っているためどうしても食べもの関係ばかり見てしまいますね。
      (ノ∀`)

      パンダの成長シールは絵柄もかわいく、わかりやすくて良く出来ています。冬眠しない、子供は好奇心旺盛で活動的とか、お子様の学習用にピッタリです。
      (*´ω`*)

      のっこ

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