20年越しの憧れ。中国成都でパンダまみれのGW 〈vol.11〉DAY3 雅安のパンダ基地⑤ シャンシャンを見納め


パンダ好きとして長年憧れていた、中国四川省成都のパンダ基地3つをめぐるツアーに参加した旅行記の続きです。

なるべく読みやすい長さで、場所ごとに読めるように書くつもりですが、成都への長年の憧れとパンダ愛が深すぎて長くなってしまう可能性があります。サラッと読み流して下さい。

シャンシャンに会いに行きたくて同様のツアーの参加を検討しているという方など、どこかの誰かの何かの参考になったら嬉しいです。

この記事ではツアー三日目、シャンシャンに会うためにはるばるやってきた雅安碧峰峡のパンダ基地でのことを書いています。

この日は一日中このパンダ基地で過ごし、写真が多いためいくつかに分けます。

いかんせん20年越しの憧れの地への旅で、自分のための写真保存目的でもあります。長ったらしくて申し訳ないですが、どうぞよろしくお付き合いください。

(*・ω・)

パンダ博物館などを見学し、シャンシャンの14時の回の食事時間に合わせて山の上のシャンシャン邸に戻ります。

こんな風な道を上って行きます。

下から一番上まで歩いて行くとちょっとハードで、遠足を思い出しましたよ。

基地内には移動用の電動カートが走っており、それは案外スピードを出して走っています。なかなか攻めたドライビングテクニックよw

カーブではカート同士の衝突や歩行者と事故らないようにクラクション鳴らしまくりです。たしかインドでもこういう運転だと聞いたな…

(;^ω^)

通行禁止の案内版がかわいい

こんな景色を期待していたんだけど、こういう光景は観られなかったです。

こういうパンダいっぱい大集合の景色は宣伝用の写真撮影の時ぐらいなのかな?

この楽園が本当にあるならば行きたいわ。

今回のツアーでは四川の主要なパンダ基地基地4ヶ所のうち3つを回りましたが、どうせならば臥龍にも行きたかったです。

HISではお客の意見を取り入れてコース内容を少しずつブラッシュアップしているようですから、そのうち4つを回るツアーも販売されるかな?

今はもう例の世界遺産観光なしのパンダ基地めぐりのみのコースがあるんですよ。パンダにしか興味がなくて、個人で行くにはちょっと難易度高いなって人にはいいツアーだと思うので、そちらを探してみてください。

回し者じゃないですけど、このHISのツアーはツアーにありがちなお土産屋の立ち寄りとかが全然無くて悪くなかったですよ。そういう無駄な時間が無いかわりに体力勝負ではありましたけども…

たくさん歩くことは覚悟してね。

本場のパンダ基地はどこも広大ですわよ。

(*・ω・)

豹子山シャンシャン邸はこちら

ほんとだ。

ガイドさんが言うように、下から歩いてきてもそこまできつくはないね。

一日に何度も上り下りをしたら疲れるでしょうが、一回や二回ぐらいならば往復できそう。

14時過ぎに戻ると、シャンシャンはすでに登場していました。

シャンシャンの写真が食べる姿ばかりなのは、それ以外の時間はここの前にいないからです。

食事の時間以外は人目がない場所でひっとそりと静かに休んでいるのですよ。

HSP(Highly Sensitive Panda)気質でとても繊細なシャンシャンだけど、こんな風に食事時間だけでもみんなの前に出てきてくれるのは大きな進歩ですよね。

上野ではこれが普通だったとしても、雅安の基地に慣れるまで、こうして人前に出られるまでシャンシャンは頑張ったのですよ。

時折ギャラリーの方に視線を向けます。

シャンシャンと目線が合ってる?!

(〃▽〃)

シャンシャンのお食事タイム

あらよっと

どやさー

両手持ちでパクッとな

目を細めて味わってる。

美味しいんだねぇ。

何度見てもその食べ姿に見惚れてしまいます。

この時間もたっぷりとシャンシャンを堪能させていただきましたよ。

ここでずっと待機していたツアーのお仲間によると、前回の食事時間の後も少し姿を現してくれて、ガラスの前までやってきたとのこと。

何かに怒っていたからかも?しれないそうですが、至近距離にきて驚いたそうです。私の徘徊中にそんなことがあったとは…

ひとしきり食事に満足すると、シャンシャンは山の方に行ってしまいます。

気分次第ではまた戻ってくるので、シャンシャンガチ勢の方は椅子を持ってきてここの前で座って待つといいですよ。

私はそこまでではないので合間合間にあちこちを回って見ました。おそらく、今回のツアー内で一番この基地内を徘徊していたと思います。

体力が無いから、もしかすると昼過ぎにビジターセンターに戻るかも…とお昼に言っておきながら、あちこちを見て再び歩いて戻ってきた私にお仲間が驚いていました。

あれ?体力無いんじゃなかったっけ?と。

(;^ω^)

シャンシャンがいなくなったので、ツアーのお仲間数名と帰国パンダエリアを見に行きました。

これはシャンシャン邸のそばにあります。

このエリアにアメリカ帰りの貝貝(ベイベイ)という子がいるのですが、生憎この時は室内に入ってしまった様子。私は会うことができませんでした。

貝貝はアメリカのスミソニアン国立動物園生まれで、オバマ大統領夫妻と共に記念撮影したこともある子だそうですよ。

この子達もどこかの外国から戻ってきたみたい。ネームプレートを撮影しておらず、詳細が分からなくてすいません。

私は浅いパンダ好きなもので…

(´Д`A;)

広い敷地のお庭をこんな風に自由にパンダさんが散歩しています。

再び書くけど、ズームレンズで撮ってこれですよ。パンダさんは結構遠いのです。

(;^ω^)

上にもう一頭いますね。

こうして同居しているということは、この子達はまだ幼いんでしょうね。

ツアーのお仲間の皆さんはまだシャンシャン邸の辺りしか見ていないとかで、カートに乗って下まで行ってみるって。

私はつい先ほど見てきたので、もう一度幼年パンダエリアの辺りを散策しました。

午前中よりも人が減って少し見やすくなりましたが、あいにくパンダたちはお昼寝タイム。

この寝姿さぁ

中におじさんが入っているとしても驚きはしないぐらいに人間ぽいよね。

休日のお父さんみたいじゃん。

(ノ∀`)

先ほどのパンダファミリー

ものすごく泥んこだねぇ

洗ってあげたくなっちゃうけど、泥んこなのは元気な証拠なのよね。

(;^ω^)

比較的みんな起きて動いています。

パンダ=寝てるだけ

とは限らないですね。

パンダは暑さに弱く、夏場はエアコンの効いた室内で過ごします。そういう時は狭い部屋が退屈で寝るしかないのかな?

ママさんパンダさん、やんちゃな子パンダたちのお世話がんばってね。

たくましく育ってな〜

´ω`)ノ

この部屋の壁の絵がツボ

何かを企んでいそうな表情が良すぎるw

基地内を一通り見ましたし、シャンシャンの姿もたっぷり見て十分満足したので、私は幼年パンダエリア前からカートに乗って入口に戻りました。

シャンシャンの最後の食事の4時の回は見ずに、ひと足先にビジターセンターに戻ることにします。歩き疲れたから座って一休みしたい。運動不足デブで体力ないですからねぇ。

寒くて冷えたからビジターセンターで熱いお茶でも飲もうかと。たしかあそこに熱湯の出る給水機があったのよ。

(;^ω^)

ガイドさんにその旨をWeChatで連絡して、基地を出ました。

昔から憧れ続けたこの三角のゲートを目に焼き付けて帰りました。

帰りは行きと同じように、シャトルバス乗り場からバスに乗ってビジターセンターに向かいます。

バス乗車の際はパンダ基地の入場券を提示しなければならないので、ガイドさんからお昼に貸してもらいました。チケットはまた後で回収されちゃうんだよねぇ。かなしー

(´;ω;`)

皆さんよりも早く撤収して休むつもりが、この後私は再び徘徊するのでした…

“20年越しの憧れ。中国成都でパンダまみれのGW 〈vol.11〉DAY3 雅安のパンダ基地⑤ シャンシャンを見納め” への2件の返信

  1. のっこさん 連投すみません
    シャンシャンのご飯タイム
    どの時間も出てきてくれて良かったです。
    生き物だもの人間の都合の良い様には動いてくれませんもの
    パンダ愛の強い方々には何よりのプレゼント
    竹を美味しそうに食べてますけれど 消化吸収にずいぶん
    エネルギーを費やしてるんでしょうね
    食事時以外は体力温存なのも納得です。
    子育て中のママさんパンダのお体がちょっとほっそり見えてた
    someでした。

    1. someさん
      コメントくださりありがとうございます。嬉しいです♪(*´ω`*)

      我々が行った日は小雨だったものの、シャンシャンの登場はほぼ時間通りで順調でしたよ。
      もし会えなかったらどうしようと案じていたため、本当に嬉しくて幸せでした。一回の登場時間も長かったですし。

      笹は栄養が無く、消化にも時間がかかるのでパンダは食べて寝るそうですね。コアラも同じ。
      パンダの場合はりんごやパンダ団子も好んで食べるとはいえ、動物としての生活スタイルは変わらないんですよね。
      パンダの世界にも肥満問題はあり、ダイエットのためおやつを減らされる子もいるそうです。
      (;^ω^)

      パンダも出産後しばらくの間は連続した睡眠が取れないそうです。乳を与えるから、食べても痩せちゃうんじゃないかな?双子なら尚更ですよね。

      母パンダは大変なのでしょうが、授乳シーンにほっこりしました。

      のっこ

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