変われない私の、変わらない誕生日前祝い台湾旅 〈vol.5〉朝ごはんと台北駅

台北で迎えた朝。

昨晩は普段とは違う小綺麗な宿でゆっくりとお風呂に入り、ゆっくりと眠りました。

いつもは安宿に泊まり、外に朝食を食べに行くのが多いですが、今回は朝食付きで予約したのでホテルで朝ごはんを食べます。

ホテル一階、ロビーの奥が朝食会場です。

外にテラス席もあっていい雰囲気でしたよ。曇って肌寒かったので室内にしましたが、暖かければテラスが心地良さそう。

こちらはメインメニューを数種類からオーダー出来るシステムで、それ以外のサラダや主食などはビュッフェになっています。日本語が出来るスタッフさんがにこやかに説明してくださいました。

私がメニューの中から選んだのはこちら。

スクランブルエッグの文字だけを読んでたのんだら、白身魚のソテーが添えられていました。添えられるどころか、むしろそれがメインですかね。

(;^ω^)

トマトとハーブのソースが美味しくて、たまごと合います。オーダー出来るものは他にも色々あり、牛肉麺なんかもありました。それは洒落た丼に入った、ホテルらしい牛肉麺ですよ。

せっかくなので野菜などもいただきましょう。

せっかくですもの。

私は「せっかくだから」を重んじます。

(*・ω・)

「千島醤」はサウザンアイランドドレッシングのこと。英語は漢字で書くとわかりやすい。

ひとつ賢くなったねぇ〜

サラダだけのつもりが、炒飯を見つけてしまって少し食べました。前夜から炒飯を求めていたのでな…

オムレツ等を焼いてくれるエッグステーションもあったと思うので、オーダー料理で卵を注文しなくてもそこで作っていただけるんじゃないかな?

これの他にヨーグルトとコーヒーもいただき、お腹いっぱいになりました。余力があったら近くにある台湾式朝食のお店に行こうと考えていたけど、到底無理です。

もうそんなに若くないからねぇ(ノ∀`)

炒飯は食べたけどもw

ここはこぢんまりしたホテルだけど、部屋も朝食も自分的にとても気に入りました。

客層が落ち着いているのがいいです。

また利用したいな。

ホテルをチェックアウトし、タクシーに乗ってちょっと買い物へ。用事を済まてからバスに乗り、台北駅までやって来ました。

荷物があったのと、小雨がぱらついていたのでここまでの写真がなくてごめんなさい。駅に着いてからこれだけ撮りました。ここまで乗ってきたサトちゃん柄のラッピングのバス♪

(∩´∀`∩)

台湾でもナザールが売ってるんですね!それならば鼻のアレルギー症状が出ても安心だ。

新幹線に乗るため、台北火車站にやってきました。台北の鉄道のメインステーションです。

日本でいうところのJR、新幹線、地下鉄の駅が通っており、地方や空港への高速バス乗場もあります。

とても大きな駅で、堂々とした佇まいが好きなので前を通るたびに撮影してしまいます。

5月にも前を通ったけど、この中に入るのは数年ぶりです。

この駅は天井が高く、自然光の入るこの中央ホールがいいんですよ。普段はこの床に座ってお話している人が大勢いますが、この日は何かのイベントのため机や椅子が置かれていて座る事はできませんでした。

ここに座って楽しげに談笑する人々を眺めるのが好きなんですけどね。残念。

ホールにはクリスマスツリーが飾られていました。

これがある時期に何度か来たことがあり、その時のことなど昔をあれこれと思い出しました。

前回5月にコロナ禍以降初めて台湾に来た時は、そんな風に感傷的になる事がなかったのに、今回これを見たらちょっと切ない気分になってしまいましたよ。

今年ももうすぐ終わるな、また一年が過ぎていくんだなと。どんなことがあろうと時間は流れる。当たり前だけど、そういう事を考えました。

駅の地下にある新幹線(台湾高速鉄道、通称高鉄)の窓口で、ネットで予約してきたクーポンをチケットに変えてもらいました。

もしかすると台中や台南にも行くかもと思い、KKdayで3日間乗り放題のチケットを手配してきたのです。これは外国人観光客向けのお手頃なチケットで日本からネットで購入可能。それを購入すれば、高鉄のサイトから事前に指定席の予約もできます。

コロナ禍以前の昔とはやり方が変わったので、久々の方は事前に予習するのが安心かと。詳しくはKKDayのサイト等をご覧ください。

(*・ω・)

乗車する前に窓口でパスポートと予約クーポンを見せてチケットに交換してもらわねばならず、私はそれをしに行きました。乗車する時はチケットとパスポートを駅員さんに見せ、改札を通してもらいます。

このチケットは指定席も乗り放題なので、周遊旅をする場合には大変お得です。指定席の予約や変更はネットか駅の窓口でできますからフレキシブルで便利です。しかし私は今回、台北から高雄までと高雄から桃園までしか乗らなかったので、わざわざこれを買う必要はなかったな。無計画だからしゃーない。

なお、私はこのクーポン予約時にも古いパスポート番号で予約をしていたようで、窓口で訂正手続きをしてもらいました。こんな初歩的なミスをするのはおそらく私ぐらいでしょうが、予約の際はくれぐれもお気をつけくださいね。

パスポート番号の訂正は結構手間がかかるようですし、最悪の場合はチケットが無効になる恐れがあります。

窓口のお姉さん、忙しいのに手を煩わせてごめんね。

(;^ω^)

旅行の前の週に指定席の予約をしました。

その列車の時間よりも早く駅に着いたので、もう一本早いものに変えてもらおうかな?と思ったものの、週末なせいか満席で変更が出来ず、結局予定通りのものになりました。

曜日や時間によってはこんな風に満席の場合があるから、極力早めに予約するのがおすすめです。私みたいなノープラン人間はどうにでもなるけど、予定を細かく立てて動きたい方はその辺を考慮してご注意ください。年末年始も混みますよ。

発車時刻まで小一時間あるから駅構内を散策しましょう。久しぶりに来て、駅がどんな感じかすっかり忘れてますし。

日本では駅の複雑さを新宿ダンジョン、梅田ダンジョンなどと言いますけど、台北駅もなかなかだと思うのよね。方向音痴な私はいまだに迷いますよ。

こちらは駅弁のお店。

台湾も日本同様に駅弁文化があります。台湾の方は冷たい、冷めたご飯を食べないので、駅弁は温かいものが提供されます。

ご当地の有名駅弁があるのも同じだけど、日本ほどのバリエーションはないかな?基本的なおかずやスタイルは概ね決まっていて、排骨、鶏腿、ベジタリアン用などがあります。

こちらは台湾鉄道グッズのお店。

日本の鉄道ファンで、台湾の鉄道が好きという方も多いですよね。駅弁文化といい、台湾は日本統治時代の流れを引き継ぐものが多いから、古き良き日本が好きな人は居心地がいいですよね。

私も台湾に残る古き良き日本の雰囲気やお節介なぐらいの人情味が好きです。それを求めて通ってしまうのですよ。

香港と台湾がよく比較されますが、全く別物で私は台湾の方が好きです。香港も好きだけど、狭い場所にある都会だけに街が忙しなくて、気を張っていないとダメな感じがちょっと疲れます。わたしの場合は、ですけどね。香港は精神的に元気な時に行きたい。

コンビニには台湾名物の茶葉蛋

22回も台湾に来ているけれど、実はいまだに食べたことがありません。私は八角の香りも全然平気なのに、単純に食べる機会が無い。

たまごでお腹いっぱいになるのはもったいないと感じてしまって手が出ないんですよねぇ。あとはコレステロールも気になる。

(;^ω^)

それと同じのが焼き芋。

台湾のコンビニや朝食ビュッフェでよく見かけて、毎回気になるのに手が出ません。

芋好きだけど、芋はお腹にたまるのがねぇ…

これで一食分の空腹を満たすのはもったいない。

(´Д`A;)

台湾の焼き芋はさつまいも以外にジャガイモのもあります。これにバターをつけて食べたら美味しそうだね。

日本も近年はスーパーやドンキホーテの店先で焼き芋を見かけますが、台湾の方がより一層芋が身近にある。だから芋好きとして一度は試したい。

これも台湾コンビニの定番、セルフ式ホットドッグ

くるくると回りながら保温されており、好きな味のソーセージを自分で取って、この機械のそばに置かれているパンに挟みます。その工程が楽しいのですよ。

機械の下にパンが用意されてます。
それを自分で開封し、ソーセージを挟みます。
それをレジに持って行ってお会計。
ケチャップ、マスタード、ピクルス風ソースも置いてあるので味付けはお好みで。

駅の一階は駅弁やコンビニ、手土産用のお菓子屋さんが並んでいます。

パンダの饅頭が気になる〜

(∩´∀`∩)

乗車時間までだいぶあるので、駅の2階に上がりました。2階には飲食店が沢山並んでいます。

回転寿司など日本のチェーン店もありますよ。
これは天丼の金子半之助。

台湾にもあるんだね。

2階をぐるっと一周し、スタバへ。

スタバには台湾オリジナルのグッズもいろいろあるので、お好きな方はチェックするのをおすすめ。

「漁師バッグ」のスタバ版とかもありました。普通のよりもお高いですけど、洒落てます。

フード類もいろいろ。

日本のと少し違うから見るのが楽しい。

コーヒー以外の甘いものが飲みたくて、パッションフルーツとオレンジのジュースを飲みました。

これ美味しかった。

私はパッションフルーツが好きなんですよ。あと台湾オレンジのオレンジジュースが好き。

高雄に着く時間を考えるとちょっとお腹が空くかもしれないなと思い、コンビニに立ち寄り。

何か買っておきましょう。

↑デブは空腹になるのが嫌いです

買い物をしてからホームに移動。

台湾の新幹線はコロナ禍前に乗って以来だな。その時は日帰りで高雄に行きました。

新幹線を使えば日帰りは余裕です。でも今回は一泊してのんびりしようかと。

新幹線の車内。

日本の新幹線と同じなので、既視感のある光景ですよね。初めての人でも不安感ゼロよ♪

(*´ω`*)

でも、車内にあるスーツケース置場は台湾の方が先にあったような?最近は日本でもそれがあるからありがたいですね。

発車してから、先ほど購入した品を取り出し。

焼き芋用の袋がめちゃかわいい♪

(*´ω`*)

袋の中身は芋ではなく、おにぎりです。

私は炭水化物を愛し、米に弱いの。

(;^ω^)

鼎泰豊監修の宮保鷄丁(鶏肉のピリ辛炒め)が具材のおにぎりです。鮭やツナだとつまらないのでこれを選んだけど、鼎泰豊のメニューに宮保鷄丁なんて無いよね?

そんな細けぇこたぁいいんだよ。

これが気になったからこれでいいの。

おにぎりは普通に美味しかったです。これももちろん店員さんが温めてから渡してくれましたよ。そのままでいいと言う間も無く、レンジに入れてました。本当に台湾の人は冷たい飯を食べる文化がないんだね。

(*・ω・)

新幹線のデッキには自販機もありますし、車内販売もあります。

何も買わなくても小腹を満たす何かや飲み物は入手可能ですので、慌てて飛び乗っても大丈夫。

ちなみに商務車両と呼ばれるグリーン車だと、飲み物とおやつのサービスもありますよ。

うさぎとピスケが台湾高速鉄道のキャラクターになっています。コロナ禍前から使われていた気がするので、もうかなり長いですね。

私はこのキャラが好きなので、オリジナルグッズを買うか否かを迷いながら乗車しました。

高雄までは一時間半ほど。

束の間の列車の旅を楽しみます。

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