変われない私の、変わらない誕生日前祝い台湾旅 〈vol.3〉あの餅を食べてみた

滅多に泊まらない(泊まれない)素敵なホテルのお部屋でまったりしてしまい、出かける意欲がすっかり削がれてしまいました。

いかん、このままでは日が暮れてしまう。

出かけるか…。とようやく外出。

短時間滞在ですし、すでに夕方なので今回は欲張らずにやるべき用事だけ済ませます。「今回は」と書いたけど、最近はどこに行く時もこんな調子かな。

昔は分単位でスケジュールを組んでそれ通りに行動していたのに、今は細かな予定は組まず行きたい場所だけをスマホにメモしておいて、その中から適当に選んで現地で予定を決めてます。

パニック発作が再発して以降、体調と気分が不安定で予定通りにこなせなくてこのスタイルになりましたが、今はこのアバウトさとゆるさ加減が心地いいです。予定は未定が気楽。

ホテルを出て歩いていると、近くのバイク屋さんに見覚えのあるお方が。

この方は台湾が誇る美人女優林志玲さんとご結婚されたEXILEのAKIRAさんではないですか!!

(||゚Д゚)

台湾でもこういうお仕事をされているんですね。二人三脚というキャッチフレーズ、キメ顔、店の看板のイラストがあまりにも絶妙なのでつい撮影してしまいましたよ。

林志玲(リン・チーリン)さんは昔、映画「レッドクリフ」で私の好きなトニーレオン様の妻役を演じておりました。女の私でも見惚れるたおやかで儚げな美しさで、トニー様との夫婦シーンがなんとも艶かしかったですよ。個人的に濡れ場の帝王と思う色っぽいトニー様の相手役にふさわしい美女です。

台湾の美女繋がりで言うと、ビビアン・スーさんが最近離婚されたそう。彼女の元ご主人はシンガポールの大富豪だった記憶してますが、それに対して林志玲さんの夫はどちらかというと彼女よりも格下ですよね。お金ではなく愛で彼を選んだんだなと感じて、私の中で林志玲さんの好感度は高いです。

最近もEXILEのライブを観に行かれたという記事を見ましたし、まさに二人三脚で夫婦仲よしなご様子。きっとお子さんもお二人に似て可愛いでしょうね。

(*´ω`*)

余計な話を長々と失礼しました。

話を戻します。(;^ω^)

こんなことを考えながらバス停に向かいました。一人だから妄想に耽りやすいんですよ。

バス停からバスに乗車。

台湾に慣れていない方はおそらく、観光地やお店に移動する際にMRTを利用することを考えると思います。ガイド本に載る観光地やお店は◯◯駅から徒歩◯分と書いてありますからね。

しかし台湾はバスが大変充実しており、バスを使うと楽に、早く目的地へ移動できます。バスでの経路はGoogleマップで簡単に検索できるので、私は近年はほぼバスで移動してます。

(*・ω・)

乗りたいバスの系統番号が分かったら、そのバスが来た時に手を挙げて乗車の意思を示し、乗車したら交通ICカード(悠遊カード)を機械にタッチ。目的地に着いて降りる時もタッチ。それだけなので誰でも大丈夫。

注意すべき点は立って乗車する場合に転ばぬよう、何かに掴まっておくことぐらいかな?台湾は人は穏やかなのに、なぜか運転が荒いんですよね。すごい不思議。

最近のバスは次のバス停の案内表示もありますし、不安ならばGPSでルートを見ながら移動すれば安心です。バスを利用すれば目的地により近く行かれて、安価で移動可能。ケチで、極力歩きたくない、私のような人間はバスを使わない手はないのですよ。

Googleマップだとバス停の名前が英語表記で案内されるので、分かりづらいと思う方は台北のバスルート検索アプリを使うといいですよ。Taipei Busとか台北 公車で検索すると今は色んな種類が出ています。

師大総合大楼でバスを降り、降りるとすぐに目に入るのがこちらの「温州街蘿蔔絲餅達人

ここは蘿蔔絲(大根の千切り)が具材の揚げ餅が人気のお店です。いつもこんな具合に行列が出来ていて、ここに来るたび気になります。

かつては朝ごはんを3軒ハシゴするような食いしん坊だった私も、今やすっかり量が入らず、油物に弱くなりました。朝昼晩の食事を優先するために間食は我慢しようとなり、ここはいつも「次こそ…」と通り過ぎていたのですが、この日はついに覚悟を決めました。

次があるなんてわからないじゃないか!!

ついに行ったる!!

(||゚Д゚)

そういうわけで、覚悟を決めて並びました。

この店のメニューは三つだけ。店名の蘿蔔絲餅、葱油餅、緑豆沙餅のみ。蘿蔔絲は細切り大根入り、葱油餅は「台湾風パンケーキ」などと表現される台湾のおやつ小吃で、緑豆沙は緑豆のあんこいり。どれも揚げ物です。

まずはここのイチオシである蘿蔔絲餅からいってみましょう。基本こそベスト♪

゚。+(=゚ω゚)ノ+。

私は浅草の揚げまんじゅうが好物だからあんこの餅も気になるけど、さすがに二つは無理だな。この後でご飯も食べたいのでひとつで我慢します。歳をとるって悲しいね…

なお、この写真によると葱油餅は冷凍の物が購入できるようです。帰国日に買いに来て、保冷バッグで持って帰るのもアリかも。

皆さん礼儀正しく並んでます。

並んでいるお客に、お店のおばちゃんが事前に注文を取りにきますので、欲しいものを紙に書いて見せました。「るおぼーすーぴん」と口頭で言い、ひとつと指で個数をジェスチャーしても通じるかと。相手はプロですから。

(*・ω・)

私は蘿蔔絲餅をひとつだけ頼みましたが、ほかの方は各種を何個もオーダーしています。夕飯のおかずなのかな?それとも手土産なのかしら?すごい量を買っていく方もいらっしゃるので、なかなか進みません。

揚げても揚げても、すぐにはけていきます

そこそこ並ぶものの、そのおかげで常に揚げたてのが提供されます。揚げ場はフル稼働、受け取った餅は熱々でしたよ。

餅と書くものの、お餅とは違います。小麦粉で出来た薄い生地のパイみたいな感じかな?マクドナルドのアップルパイの生地にかなり似ているような。

中身はこんな感じ。

薄い塩味の大根の細切りがぎっしり入っています。大根のみの具で美味しいのかな?と正直言って半信半疑でしたが、塩加減が薄過ぎず濃過ぎず、大根の甘みもあり、シャキシャキ食感が絶妙でしたよ。これは日本にはない感じだから試す価値は大いにありますね。

具が大根だけなせいか、揚げ物なのにあまり重くなくて皮も薄いので胃弱デブの私でも胃もたれしなさそう。とっても美味しゅうございました。

フライドチキン用の紙袋に入れてあるところも自分的にツボ。このゆるさが台湾ぽくて好きです。

前々から気になっていた大根の揚げ餅を食べて満足しました。

そしてお腹いっぱいになりましたよ。覚悟してたけど、やっぱりそれなりにズシンとくるな…

(´Д`A;)

道を渡り、次へと移動しました。

こちらは台湾に来るたび毎回寄っている「手天品社區食坊」というパン屋です。大根の店から徒歩数分の場所にあります。

私はこの店のお菓子が好きで、いつも必ず買うものがあるので足を運びました。しかしこの日は目当ての品がすでに売り切れだそうで、他の菓子もほぼ売り切れ。超品薄状態だったので何も買わずに帰りました。

短時間滞在でも絶対に立ち寄って買いたいアレが買えないなんて悲しすぎます。

(。´Д⊂)

でも今日はいつも指を咥えて眺めて素通りしてきたあの店に行けたからヨシ。

潔く諦めて次へ移動しましょう。

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