変わらない私の、変わらない誕生日前祝い台湾旅 〈vol.14〉最後も冷や汗で帰国

3泊4日の誕生日前祝い台湾旅もこの晩が最後。

翌朝早い便で日本に帰らねばなりません。

朝8時頃の便なので空港には朝6時に着いていなければならず、この日は空港にほど近いトランジット用のホテルに泊まりました。

高鉄桃園駅を出て、案内に沿ってMRT機場線に乗り換えます。

高鉄桃園駅から数駅離れた機場旅館駅で下車します。念の為に書くと、機場っていうのは空港のことですよ。ここは空港の一つ手前の駅。

(*・ω・)

駅構内の案内に沿って進むとすぐに着きます。徒歩5分かからないぐらい。MRT機場線の駅が出来てアクセスがめちゃくちゃ良くなったんですね!

ここのホテルを最後に利用したのは8年ぐらい前が最後だと思いますが、その頃はまだ駅がなかったので空港からシャトルバスやタクシーで来たものですよ。それが今では駅直結。

貧乏暇なし勤め人の私はその頃よくスクートというLCCを使っており、その帰国便が朝6時半発なので一人旅ではない時に過去数回この宿を利用しました。空港に近いだけあって安くはないので、一人の時は深夜便の空港バスを使ってましたけどね。

いつもはわりと夜遅い時間に到着していたから、ロビーの景色をちゃんと見るのは初めてかも。

昔と変わらず、明るい雰囲気です。

この日は普段よりも少し早めに到着しました。

せっかくですからね。

というか、実は3泊の中でここが一番高かったのですよ。だからケチな私は少しでも元を取りたくて早めにきたの。

(;^ω^)

↓このホテルです

Novotel Taipei Taoyuan

お部屋へ。

キャー!!パンダがいるよ!!

(*´艸`*)

部屋の雰囲気は昔と変わっておりませんが、パンダが私を迎えてくれました。

ただいまを言う相手もいない…という昔のCMのような暮らしをしているから、パンダが迎えてくれたことに歓喜。

(´;ω;`)

久々ですし、せっかくなので部屋の紹介でも。

これはスタンダードダブルだったかな?普通カテゴリの、ベッド一台の部屋です。ホテルにはもちろんツインルームもありますよ。

反対側から見るとこんな感じ。

シャワールームは曇りガラスなので、一緒に泊まる相手を選ばないとダメかも。シルエットが見えて恥ずかしいですからね。

海外はガラス仕切のシャワールームが多いけど、恥ずかしくないのかしら?見られたいタイプが多いのかね?

(;^ω^)

水まわり

高雄の常宿ホテルドゥア同様に女優ライト付ミラーが嬉しい。

女はいつだって女優なのよ…♪(*´ω`*)

ここはシャワーカーテンがないのでシャワーを使った時の水はねが気になるのだけが難点です。

外国にはよくある形式のかもしれないし、半乾きのにおいがする臭いシャワーカーテンは好きじゃないけど、シャワーまわりが濡れるのもあんまり好きじゃない。これだけが惜しい。

エコの観点からアメニティはほぼ置いてありません。

必要な物はロビーフロアから持ってくるシステムになっています。私は歯ブラシなど自前のを使いました。

最近この手の宿が多いですよね。エコ推奨の案内を見るたびに小泉進次郎環境相を思い出すよ。

トイレはこんな感じ

お水は二本。(二人部屋設定のため)

初日の宿同様にネスプレッソもあります。

これがあるとジョージ・クルーニーを思い出す…

What’s else?って言いたくなるw

夜にコーヒーを飲むと眠れなさそうなので使いませんでした。翌朝早いから早めに寝ますし。

冷蔵庫内にはさらに二本の水があり、小さな缶のジュースも入っています。これらは無料です。

私はコーラをいただきました。

ポカリがあるのが嬉しいね。湯上がりにもいいし、お腹の具合が悪い時にもいいですよね、

テレビはデジテレ放送も楽しめます。

ハァ、明日帰らなきゃいけないのか。

帰りたくないなぁ

楽しい時間てあっという間よね。

仕事の一日はクッソ長いのにね。

あ、このパンダはちゃんと尻尾が白だわ。

えらいえらい。

大陸の要人が利用する某航空会社の東京事務所に置かれているパンダは尻尾が黒で、私はそれを見るたびに苦情を言いたくなります。

国宝のパンダ様をちゃんと見なさいよ!と。

パンダを外交カードに使うくせに、そういうところが雑なのは納得いかんぜよ。

(||゚Д゚)

一人で怒っていても何の意味もない。

腹が減った…

飯にしよう。

今宵の晩御飯はこれです。

高雄で新幹線に乗る前に買った台鉄の駅弁でございますよ。

これは素食弁当です。

肉を使わないベジタリアン仕様なの。

お肉の代わりに、肉もどきのおかずがドーンと乗ってます。見た目は肉だけど肉じゃない。

その肉もどきを避けると、その下には彩り豊かな野菜が敷き詰められています。

昔一度食べたことがあり、あまりにも美味しくて大感動したんですよ。忘れない美味しさでした。

野菜だけとは思えない満足感、美味しさをずっと鮮明に覚えていました。その記憶が本物かどうかを確かめたかったんですよね。私は舌の記憶だけは自信があるものの、かなり長い時間が経ってますから。

結果は記憶通りで、やっぱりうまい!

゚。+(=゚ω゚)ノ+。

肉もどきは八角が香る台湾風の甘じょっぱい味付けで美味しいし、野菜それぞれが本当に美味しい。目で楽しめる上に野菜が沢山摂取できる素晴らしいお弁当です。

価格は100元ぐらいだったかな?

円安とはいえ、この内容で500円弱はいいよね。コンビニで50元のおにぎりを買うならば、台鉄駅弁を買う方がいい。栄養的にも、満足度的にも。

翌朝は5時に起き、身支度をしました。

このホテルでもっとゆっくり過ごしたいなと毎回思うけど、時間のある時はここには泊まらないんだよねぇ。

早朝便か深夜便の時しか来ないのよ。

なんでもない時に泊まるには自分的にちと高い。

宿泊プランに朝食が付いているものの、朝ごはんの開始時間より前にチェックアウトするため朝食ボックスを用意してもらいました。

中身はサンドイッチ、スコーンとデニッシュ、たまご、りんご、サラダとチーズです。これじゃない、普通の朝食ビュッフェを食べてみたい。

毎回これやねん。ほぼ炭水化物なのよ。

(ノ∀`)

ロビーにはデニッシュとコーヒーも置かれており、朝食ボックスをお願いしなかった人が利用できるようになっていましたよ。

これは以前なかった気がします。

ホテルから空港へのシャトルバスに乗り、空港にきました。

昨日のチェックイン時に乗りたい時間のバスが満席と言われ、一本遅いのになってしまいました。この時間も利用者が多くてバスは2台体制でしたよ。

私はその時間の2台目の方になってしまい、ちょっと気持ちが焦り出します。

WEBチェックインを済ませてあるから荷物を預けるのみ。だから一本遅いバスでも大丈夫かなと思っていたんですが…

桃園のエバー航空はコロナ禍の間に荷物預けが機械式のセルフシステムに変わったようで、その列がかなり長い。それを見て焦りが募ります。不慣れな人が引っかかるから進まないの。

お願い、早くしてー(´;ω;`)

ようやく自分の番になり、機械に搭乗券のQRコードをかざしたところエラーになります。なんで?と思い再度やってもダメ。

スタッフを呼ぶと彼は搭乗券を見て、腕時計を見て顔色を変えました。そして私の荷物を持ってこっちへ来いと手招きし、大急ぎで荷物タグをつけて流してくれました。なんとセルフでの受付締切時間を過ぎていたのです。

やっぱりもう一本早い時間のバスで来なければ不味かった。普通の週末だからとそれほどではないだろうと空港の混雑を甘く見てましたよ。完全に自分のKY予測ミスです。

荷物を預けて小走りで保安検査に向かいました。

が、そちらもとんでもない大行列です。

幾重にも重なる列を見て、もうダメかも…と血の気が引きました。こちらもなかなか進みません。もうすぐ搭乗開始時刻なのにどうしよう。荷物だけ帰国して自分が乗り遅れた場合ってどうなるの?もし乗り遅れた場合、どこに行けばいいの?

(。´Д⊂)

近くに警備の方が来たので、上の翻訳文とチケットを見せて急いでいるとアピールしました。するとその警備のお姉さんも血相を変え、出国審査の列の次の番に割り込ませてくれました。

お姉さんありがとう(´;ω;`)

出国審査後、登場口まで走りました。トイレに行きたいけどそんな余裕はない。漏らすことよりも乗り遅れる方が自分にとって大惨事ですもん。

走ってたどり着いた搭乗口は沖どめ用のものでした。飛行機までバス移動のゲートです。

幸いにも優先搭乗が始まったばかりのようで、大勢の人が待合室で待っています。少し遅れ気味なのかな?わたし的には助かります。

そのおかげでトイレに行くことができ、水を買ったり水筒にお湯を詰めることもできましたよ。朝食ボックスのサンドイッチも食べることができました。

帰りの機内食

相変わらずのエバー感ですね。

(;^ω^)

私の時間感覚の甘さから乗り遅れる可能性が濃厚でしたから、これを食べられただけで満足ですよ。乗り遅れていたらどうなったことか…。

エバー航空職員のお兄さん、警備のお姉さんありがとう。今後は気をつけますね。

ごちそうさまでした。

今回の台湾旅ははじめから終わりまで小さなミスばかりで、自分のドジさやおバカさ加減を嫌というほど痛感しました。この翌週にひとつ年齢を重ねましたが、私はきっと死ぬまでこのままでしょう。変わりたくても、たぶん変われない。こんな自分を受け入れてどうにかこうにか生きていくしかありません。

元◯がどれだけ酔っていてもちゃんと家に帰ってきたように、こんなにドジばかりしても毎回ちゃんと帰宅できているのが我ながら不思議です。これも帰巣本能なのかな?運なのかな?ドジや失敗ばかりでも、楽しんで帰って来られたらそれでヨシってことにします。

ひとつ大人になった来年はどんな旅をするのかな?たまに旅に出るのを楽しみに、普通の日々を健康で楽しくやっていけたらいいな。全ての源は健康な心身があってこそですからね。

コロナ禍前、最後に台湾、高雄へ行った頃私は心の中に様々なモヤモヤした悩みがありました。旅の最中も楽しみ半分、考え事半分でどこか上の空でした。その後コロナ禍に入り、その時抱えていた様々な問題が噴出して思い悩み、後悔し、それでも日々を生きねばならずとてもしんどかった。ここでようやく自分的な一区切りがつけられましたよ。少ししかいられなかったけど、高雄滞在を楽しく終われたのが何よりもよかった。

長くなってしまいましたが、誕生日旅行記の本編はこれで終わりです。最後に買ってきたものだけまとめますので、もしよかったらご覧ください。

私の拙い旅行記をご覧いただき、貴重なお時間を割いてくださりどうもありがとうございました。

(*・ω・)

“変わらない私の、変わらない誕生日前祝い台湾旅 〈vol.14〉最後も冷や汗で帰国” への2件の返信

  1. ハラハラドキドキ
    無事帰国お疲れ様でした。
    パンダちゃんにも癒されましたね♪
    空港の混雑っぷりはなかなか読めないものがあります。
    本当に優しいスタッフさんのお陰で、
    乗り遅れなくて何よりでした。

    のっこさん のアドバイスのおかげで
    私たちは余裕を持って空港に向かう事ができました。
    ありがとうございました。

    素食弁当 美味しいですよね
    高雄で素食弁当を購入したかったんですが
    私が購入する時は売り切れでした。
    素食弁当また食べたくなりました。
    台湾は素食の歴史が長いのと、宗教的ベジタリアンが多いので
    うーん と唸っちゃうほど小菜一つとっても美味ですよね
    神田に台湾弁当店が出来たと言うので
    行ってみようと思っています。
    素食弁当はあるかしらん?
    あったら良いなぁ

    1. someさん こんばんは(。゚ω゚)ノ
      コメントありがとうございます。

      しょっちゅう何かしらやらかしている私ですが、この度は無事にゅうこくできたこと、無事に帰国できことが奇跡のようでした。

      来年こそしっかりしようと思うのに、毎年同じような失敗をしてます。それを想定して動くしかないですね。
      (;^ω^)

      someさんはご自身がしっかりしてらっしゃるし、頼りになるご主人がおられるから安心ですね。私にもいつかそういう相手が現れるといいなぁ。お二人を見ているとそう思います。

      ベジタリアンでもなんでもない私ですが、台湾の素食料理が好きです。◯◯もどきみたいなのも豊富ですし、野菜だけで満足感がありますよね。料理の勉強も兼ねて素食の自助餐に行ってみたいなと思ってます。

      神田の台湾弁当屋さん情報をありがとうございました。めちゃ気になるので遠くないうちに行ってみますね✨

      のっこ

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