高雄の快適な宿で眠り、ゆっくりと起きました。
最近は年齢のせいか朝早い時間に目が覚めることが多いのですが、旅行中はいつもよりもぐっすり眠れて起きる時間も遅めでしたよ。
狭いわが家よりもホテルの方が快適だからかな?
(;^ω^)
今回は朝食付きのプランで予約しなかったので、朝ごはんを食べに出かけます。
ホテルの朝ごはんビュッフェはついつい食べ過ぎてしまうんですよね。食いしん坊だから…
(´Д`A;)
30代の頃はホテル界隈のお気に入り店を二軒ハシゴし、最後にホテルの朝食会場で〆ということをしていましたが、今の私にはもうそんな胃力はありません。
食べたい欲求に対して身体が付いていけないから、変に食べ過ぎるとその後がしんどいんですよ。もう40代も半ばだからね。
しゃーない。
今回はいつものコースではなく、違う方へ向かいます。
これは美麗島駅のあたり。
反対側を振り向くと高雄のシンボル85大樓が。
文字通り85Fまである高層ビルです。
このビルは「高」という漢字を模したデザインになんですよね?以前展望室に登ったことがありますが、この後でビルの前を通って見たら今は営業していないようでしたよ。
ビルの中にあったホテルも廃業したとネットで見ましたし、半ば廃墟に近い状態だとか。建物の老朽化のせいなのか、コロナのせいなのか、大陸との関係のせいなのか私には分かりませんが。たしかにひと気がなかった。
街の象徴的な建物がその状態というのはちょっと悲しいですよね。
美麗島駅から少し進み、第一目的地に到着。
こちらは老江紅茶牛奶というミルクティーが有名なお店です。こちらはなんと24時間営業なのですよ。
昨晩someさんがこちらに買い物に来たのを見て、自分も久しぶりに飲みたくなって足を運びました。
高雄市内に何店舗か支店があるようですが、私はいつもこの店に来ています。美麗島の定宿に泊まる時に必ず立ち寄るお店です。
いつもは夜に買いに来て、翌朝に朝ごはんと共に飲んでいました。
注文はこちらのカウンターで。
この店のミルクティーは砂糖入りで、その量はお店のオリジナルで固定されており、甘さの調整は出来ません。氷もなしで、温かいやつか冷たいやつかを選ぶのみ。そういうところにこだわりを感じますよね。
台湾の街中にあるドリンク店の大半は甘さや氷の量を好みに調整してくれますが、ここはそうではないのです。甘いミルクティーオンリー。
ミルクティー以外に、朝ごはんや軽食にちょうどいいサンドイッチや菓子パンなども色々と揃っており、イートインスペースもあるのでここで食べることも可能です。
しかし私はミルクティーのみ購入し、持ち帰りにしました。ここのサンドイッチも気になるんですけどねぇ…(´;ω;`)
それはまた今度の楽しみにしますよ。
老江紅茶牛奶からさらに進みます。
こちらはsomeさんご夫婦が泊まっていたカインドネスホテルです。カインドネスも高雄にいくつかあり、ここは六合夜市中正館だと思います。
美麗島駅エリアにある大きな観光夜市である「六合夜市」にも近いし、観光に良い立地。
私が遅く起きてノロノロとこの辺をうろついている頃、someさんご夫婦は早々と活動開始されていた模様です。お二人はとてもアクティブ。
歩道に重機があり、工事かな?と思ったらツリーの飾り付け中でした。日本と違い、台湾はこういう作業中にガードマンを配置しなくていいんだなと興味深く眺めましたよ。
私は建設業の端くれなので、そういうところに目が向いてしまいます。台湾の工事現場は仮囲いもキッチリしていないし、あまり厳しくないんですかね?日本は何かと厳しいですが。
(;^ω^)
道端にブーゲンビリアが咲いてる。
私の大好きな花で、これが咲いている場所が好きです。台湾やベトナム、タイなどの東南アジア、あとは沖縄方面とか。
ブーゲンビリアの鮮やかなピンクと、空の青さの対比が好き。
ぶらぶらと歩き、やってきたのは高雄の人気早餐店(朝ごはん屋さん)である興隆居です。
ここも私の定番です。いつもはホテルのそばの支店の方に行っていたのでこの店舗は初めてです。
老江紅茶牛奶に行く際に地図を眺めていたらこの店に気付き、来てみました。
こちらは湯包(肉まん)と生野菜がサンドされた焼餅が有名なお店です。
高雄に来ても立ち寄らない時もあったから、ここはかなり久々だな。味もうろ覚えだ。
有名人気店ゆえ、遠目から見た時点で店の前の行列が確認できました。土曜日だからいつもよりも混んでいたのかな?
台湾において行列は美味しさの証です。ガイド本に載っていない店だとしても、行列が出来ていれば大体間違いないですよ。ここはもちろんガイド本にも常連の店ですけども。
湯包のみのオーダーか、湯包+焼餅のオーダーかで並ぶ列が分かれていました。私はもちろん両方食べますよー
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
メニューを見ると、主力メニューの二つ以外におにぎり(飯糰)やフレンチトースト(法国吐司)、焼き餃子(鍋貼)なんかもあるみたい。
並んでいる間に注文するものをメモ帳に書いておきました。
口頭で頼むよりも間違いがなく、お店の人にも分かりやすいので私は台湾でのオーダーはほぼ筆談です。中国語の発音て難しいですからねぇ。
レジ前に大量に並べられているのが、生野菜がサンドされた焼餅の「焼餅沙拉」です。サラダは漢字で書くと沙拉なのですよ。
これは昔に食べたことがあり、サラダの具材はたしかレタスにアルファルファ、トマト、きゅうりだったかと。野菜のみがサンドされてます。
私は今回違うものを注文しました。
同じくレジ横の保温ケースにはトッピング用の具材が色々並んでいます。
ハムや目玉焼き、餃子など。そのままおかずにしてもいいし、焼餅沙拉に挟んで食べても美味しそう。野菜だけだと物足りない方はこれでボリュームを足せますね。
料理を受け取り、席を見つけて座りました。
一階は満席でしたが、幸いにもお店の二階にもイートインスペースがありました。
飲み物は先ほど購入した老江紅茶牛奶のミルクティー。
黒糖系のコクのある甘さとミルクが絶妙で、しっかりと紅茶の味もして美味しいです。甘いんですが嫌な甘さではありません。
永遠に飲み続けられそうな味。
ちゃんと紅茶の香りがする。
ウマー♪(*´ω`*)
※私はこうして他店のものを持ち込んでしまいましたが、本当は極力控えた方がいいと思います。ごめんなさい。
お店の名物の湯包。
肉汁たっぷりのジューシーな肉まんもうまー!!中の具のキャベツがいいわ。
味を忘れてたけどやっぱり美味しかった。
湯包と名乗るだけあり、ご覧の肉汁ですよ。
ひとくち齧るとジュワッと溢れます。
汁がもったいないから飲みたくなるw
(〃▽〃)
こちらは焼餅来蛋です。
卵焼きがサンドされた焼餅は私の好物で、台湾式朝食店に行く時の定番メニューです。
興隆居の名物の生野菜のにしようかなと迷いつつ、前回台湾へ来た時に台湾式朝食を食べられなかったので、久々に食べたくなり注文しました。
塩味の卵焼きと焼餅の組み合わせが好きです。
素朴なおいしさがいい。
焼餅は小麦粉の生地を窯で焼いたもので、日本にない感じ。パイでもなく、パンでもないこの粉物が好きです。これに加えて豆漿(豆乳)が台式早餐店での自分の定番メニュー。今回はミルクティーですけどね。
好物の焼餅来蛋なんですが、この店のは生地がどうも自分の好みとは違いました。台北で食べるものよりも美味しく感じられず、中の卵焼きのみ食べて餅部分は半分残してしまいましたよ。
台北の人気店のと比べると生地に旨みがないような?あくまでもわたしの感想ですけどね。昔食べた時はそう思わなかったのになぁ。味覚が変わったのか、他の店のが美味しすぎるのか。
次にこの店に来る時は湯包だけでいいかも。
食事を終えて店を出ると、近くの道端でかわいいテーブルを発見。
パンダの絵柄がかわいい〜♪(*´艸`*)
九九やローマ字などが書いてあり、どうやらこれはお子様の学習用机と思われます。いつの時代のものだろうな?私と同世代ぐらいに見える。
味のあるパンダの絵柄、いい具合にくたびれた感じが最高。欲しくなっちゃう。
歩いていると大きなファミマがあったので中を散策し、ホテルに帰りました。
これは老江紅茶牛奶でミルクティーと共に購入したヌガーサンドです。前日にsomeさんが購入しており、なかなか美味しいと感想をメールで教えてもらったので真似して買いました。
ネギクラッカーの間にミルク味のヌガーが挟まれていて、甘いとしょっぱいを両方味わえるお菓子です。このヌガーサンドは台湾で人気の菓子で、店ごとに少しずつ味が違うのがおもしろいんですよ。
こちらは立ち寄ったファミマで買ったもの。
SOMAという人気のドリンク屋のコラボ商品の粉末ミルクティー、黒糖味のシガールクッキーみたいなお菓子。
SOMAは台湾の美味しいミルクティーNo. 1に選ばれたことがある店だそうですよ。美味しいと聞くので一度試してみたいです。昔から人気ですが、何年経ってもいつも混んでいて、なかなか立ち寄れません。そんなに美味しいのかな?とずっと気になっています。
Fマークのはファミマのオリジナル商品のお菓子とカレー。台湾ファミマはオリジナル商品が色々とあり、パッケージも洒落てます。
日本だとコンビニはセブン一択な私は、台湾だとファミマの方が好き。夏季限定のスイカジュースが大好きですよ。おもしろいものが見つかる。
今回はこのヴィーガンカレーというのがおもしろいなと思い購入してみました。
元々素食(ベジタリアン)料理が豊富な台湾ですが、レトルトにもその波が来ているのですね。
友人にヴィーガンの人がいるので、これをお土産にしました。感想はまだ聞いてませんけどね。美味しいといいな。
(;^ω^)
短い高雄での滞在。
しかしながらノープラン気まま旅の私は特に急ぐ用事もなく、こうして朝からのんびりぶらぶらし、ホテルに帰って少し休んでからチェックアウト時間に宿を出ました。
さて、残り時間は何をしようかな。
気の向くままに行きましょう。
あーーーこのお花 ブーゲンビリアだったのね
お恥ずかしや 綺麗なお花 なんの花だろう?って思ってました。
一つ知りました。良かったです。忘れないですよ
クリスマスイルミネーションの飾り付け
前日からやってましたが、ガードマン無しなので 気をつけて車道に回りましたよ(道路が広くて幸い)
安全に配慮された日本からやってくるといい刺激になります。
はい、自分の身は自分で守る 当たり前だけど
日本は親切すぎてつい忘れちゃう
同じエリアを歩いていてもガシガシ動いてしまう私には
のっこさん の目線は新鮮 パンダのこんな可愛い机
きっと私の目には入ってきません汗
コンビニも必要なものを買ったらすぐ出ちゃうので
もっとゆっくり見てくれば良かったと反省。
台湾のヴィーガンカレー私も気になります。
粉末ミルクティーはお土産に良さそう
軽さは大事 次回も楽しみにしています。
迪化街や住宅街の路地など、ブーゲンビリアは台湾の街のそこここで咲いていて、それを見ると写真を撮ってしまいます。古びた建物や青空と、この花の鮮やかさの対比がいいんですよねぇ。
(*´ω`*)
ガードマン無しで重機を使うツリーの飾り付けは前日からやっていたのですね。早餐店に行く途中にも工事で歩道を掘り起こしている所がありましたが、迂回通路が無くて、掘ってあるところを普通に通りましたよ。
どちらも現場の安全担当が見たら烈火の如く怒りそうですが、台湾ではそうじゃない。私は台湾のそういう大らかさが好きですよ。日本は何かと配慮されているものの、ガチガチに凝り固まって融通が効かないのが面倒です。
キョロキョロとよそ見ばかりして歩く危なっかしい自分は、その悪癖のおかげで時々思いがけない発見があります。
パンダの学習机はふと目線を向けた先に置かれており、ただのボロい板と思って見たら机で、しかもパンダの絵柄ピンインやローマ字、数字。あ、これは学習机だ!と気付いた時の嬉しさ。こういうのが自分の台湾街ぶらの醍醐味です。
(∩´∀`∩)
同じく朝食の帰り道で大きなファミマを発見し、気になって中に入ってみました。台湾ファミマオリジナル商品はパッケージも洒落ていて中身もこだわりを感じますから、ちょっとしたお土産探しに良さそうですよ。
今度友人に会う時にヴィーガンカレーの感想を聞いてみますね。
のっこ