変われない私の、変わらない誕生日前祝い台湾旅　〈vol.1〉往路のエバー航空、到着後のやらかし判明

誕生日は旅に出る

そう決めて何年目かの今年の旅先は大好きな台湾へ。

年明けに今年こそは台湾に行きたいと考えて、さすがにこのぐらいにはもうコロナの制限も完全撤廃されているはずだと11月末の自分の誕生日辺りにマイルを使って予約を入れました。

本当はこの時まで台湾へ渡航するつもりがなかったものの、色々な事情から5月末に一泊で台北に行ったので今年2回目、コロナ禍以降2回目の台湾旅行です。通算22回目だと思います。

コロナ禍以前、マイルで予約する場合は税金や燃油代を入れても1万円しなかったと記憶しておりますが、このチケットを予約した時に支払ったのは37000円ほど。私は貧乏暇なしの勤め人ゆえ、高っ！！と思い迷ったものの、台北行きの航空券の相場を検索したらLCCでも5万〜というのが分かり、思い切りました。週末のJALやANAの便は7万ぐらい〜なんですもん。

LCCの場合は受託荷物も座席指定も別途有料ですし、機内食も出ません。それを考えたらこの価格は安いぐらいかも。しゃーないね…

(´Д`A;)

今回は11月末の祝日に有給を追加をして3泊4日の旅程です。自分的に奮発して予約したチケットですが、時間が正直微妙。台湾に着くのは午後３時頃、帰国日は朝８時の便なので使える時間はそれほど多くありません。毎日のように変更枠の空きが出ないかをチェックするも見つからず、結局搭乗便は予約時のままとなりました。

けれど私は今回どうしても台湾南部の高雄に行きたくて、台北一泊、高雄一泊、桃園一泊というなんとも忙しない周遊コースを無理矢理組みました。毎日宿を変えるのは好きじゃないけど、高雄に行きたい。泊まりでゆっくりしたい…

今回のテーマは、自分が本当に行きたいところへ行く。泊まりたいところに泊まる。です。

4トラベルで書いていた頃と変わらず、長ったらしくダラダラした旅行記ですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

(*･ω･)

というわけでいよいよ本題へ。

2024年11月23日木曜日

台湾に行くため羽田空港へ向かいました。

今年は昨年に比べて飛行機に乗る機会が多くなかったので、久々の飛行機搭乗でした。

国際線は5月の台湾以来で、機内食が出るちゃんとした国際線に乗るのはお正月以来です。LCCは安さが魅力だけど、できることならば普通の航空会社の飛行機がいいよねぇ。

価格が高くとも安心感が違いますから。

それに今はLCCも安くないw

ANAのマイルで予約しましたが、私が今回乗るのは同じスターアライアンスのエバー航空です。ハローキティジェットが有名な台湾の航空会社。

エバー航空の利用は2019年の7月に台湾に行った時以来かな。その時はエバー航空の社員がストライキをしており、予約便に乗れるか否か分からずハラハラドキドキしたんですよ。無事に乗れたものの、機内食のメニューが選べないなど一部サービスのカットがありました。

あれはすごく昔のことのような、ついこの前の出来事のような不思議な気分です。長かったコロナ禍も過ぎてしまえばあっという間に感じるし、それと同じかな。

近年各社が工夫を凝らしている機内安全ビデオ。

エバー航空も台湾の三国連太郎か勝新太郎的イケおじ俳優を起用し、なかなか凝った映像になっていましたよ。

最後に乗ったときよりも機材が新しくなっているような気がします。

ストライキが長引き、その後にコロナ禍になったから最悪の場合は倒産するのでは？と心配したけれど、無事に持ち堪えたようですね。海運系もやっている大きな会社だから簡単には潰れないか。

（；＾ω＾）

座席のモニターから機内食メニューを確認出来たので、どちらにするかを考えました。鶏肉が好きなチキン野郎としては、「鶏肉のさっぱりウーロン茶炒めのライス添え」がいいかな。「チェリーブラウンソースポークのほうじ茶ライス添え」も捨てがたい。どちらのメニューもなんだかシャレオツな感じ。

エバーの機内食はイマイチと思っていたけど、この数年で改善したのかもね。

(*･ω･)

機内食が配られ始め、CAさんに「Aでお願いします」と言いました。ところが、あろうことかこの日のメニューは画面の物とは違うのだそう。

手書きのメニューを見せられました。

でももうAって言ってしまった…（；＾ω＾）

なので大人しくそれを受け取りました。

機内食は久しぶり。

なんだかんだでテンション上がるよね。

ご開帳。

なんということでしょう。

Aはチキンじゃなかった。ガーン！！

(ﾉ∀`)

豚肉の何かは台湾風のよくある味付け、そして付け合わせはエバー航空の機内食名物の冷凍野菜でございます。か、変わってねー！！

エバーの機内食はお皿の1/3はカリフラワーとニンジンのイメージですが、相変わらずそのままでした。ある意味、変わらなさにホッとしちゃう。変わらない美学的な。

無事故で安全に定評のあるエバー航空。そこは私も信頼していますが、同じ台湾系航空会社のチャイナエアラインの方が機内食は美味しいです。あくまでも私の好みの話ですけどね。

なおこの日のBはクリーム系のパスタでした。

機内では機内販売雑誌を眺めたり、映画を見て過ごしました。

エバーは機内食はアレですけども、キティグッズが豊富なところがいいのですよ。私は子供時代の刷り込みでキティちゃんが好き。いい歳して、いまだに心惹かれます。

右ページのナノブロックがほしい…

でも日本円で4000円もするので見送り。円安が痛いよねぇ。無駄遣いできないっす。

機内映画では今さら「ハリーポッターと賢者の石」を見て、その世界観にハマりました。10年以上前の作品に興奮するのは私ぐらいでしょう。なんでも遅い、ノロマののっこです。（子供の頃にそう言われていた）

（；＾ω＾）

そうしているうちに台北の松山空港に到着。

懐かしいな。

けど、ここも最近来たばかりのような気がしちゃう。4年ぶりの気がしない。

台北の街の真ん中にある松山空港は国内線がメインで、国際線の便数は多くありません。

福岡空港のようにアクセスが最高なので、できれば毎回羽田ー松山便がいいけれど、その利便性ゆえチケットがお高いんですよね。マイルのおかげで久々にここに来られてラッキー。街は地下鉄ですぐなので空港からの移動が時短になります。

入国審査も台湾のメイン国際線空港の桃園よりも全然空いています。ボーッとしているうちに自分の番になり、パスポートと入国書類を係員に渡しました。

すると、「結婚したのですか？」と係員に聞かれ、私は「いいえ」と答えました。係員は眉を寄せて怪訝な顔をしています。そして苗字が違うのではないかと言います。

コロナ禍に入った後で離婚はしたけれど、離婚て英語で何て言うんだろう？と考えるも、英語ができない私にはすんなり出てこない。前回、5月に来た時は何も言われなかったのにおかしいな。なんで？？わたし何かした？

(´;ω;`)

係員によると苗字以外にパスポートの番号が違うとのこと。入国書類に書いてあるのと、パスポートの番号が合っていないそう。古いパスポートは持ってきていないのかと問われ半泣きであたふたしていたら、パスポート変更前の苗字を聞かれて、それを言うとまあいいでしょうと判を押して通してくれました。

そうして何とか入国審査を終え、入国させてもらいました。落ち着いて考えたところ、私はどうやら入国書類に旧パスポートの番号を記入していたのではないかと気が付きました。スマホのメモを見て書いた番号が変更前の古いものだったようで、その番号に紐付けされているのが離婚前の苗字だったのではないかと。

今のパスポートを確認せずスマホだけ見て書いたのが不味かった。こういうしょうもないケアレスミスをする怠け者の自分に呆れましたよ。私はこういうところが杜撰で抜けているんだよなぁ。機内で隣の席のおじさんに入国カードの書き方を尋ねられ、親切に教えてあげたというのに当人がこれですよ。恥ずかしい。

(´;ω;`)

序盤から失敗して凹んだわけですが、この旅は最後まであれこれとやらかしました。去年の誕生日旅では出発地と到着地を逆にして航空券を予約し、出発当日に空港に着いてから気がつくという失態を犯した私。今回も似たり寄ったりです。

自分の誕生日旅にはトラブルが付き物なんだろうか…。一抹の不安を抱えながら、誕生日前祝いと称した台湾旅が始まりました。

↓大失敗した昨年の誕生日旅行記（石垣島）

もしよかったらご覧ください。

https://4travel.jp/travelogue/11795534