行ける時に行っとこう。はじめての母娘年越し海外旅KL&SIN 〈vol.8〉咖哩なる朝食からのインド人街

年末年始に行った母親との年越し旅の続きです。

読んでくださる方が疲れぬよう、小分けにしてちんたらと書いております。と言いつつそれは建前で、書いている私の職業病の眼精疲労が酷く、目の疲れ対策のために小分けしているのが実情なんですけどね…

この記事では旅行三日目のことを書いています。ノロマな亀の歩みですがよろしくお付き合いください。

(*・ω・)

旅行三日目。

まずは朝ごはんからスタートです。この日もホテルの朝食会場へ行きました。

朝食はこのようにテイクアウト用のメニューもあるようなので、行動予定によってはこれもいいかも。

テイクアウトでも洋風、ローカル、ベジタリアンとメニューがいくつか選べますよ。

前日は飲茶に行く予定があったため、サラダとヨーグルト程度しか食べませんでした。

今日はそういう予定はないからハッスルしますわよー!゚。+(=゚ω゚)ノ+。

これは日替わりの主食コーナーで、この日はお粥でした。トッピングが具沢山で美味しそう。

この翌日は麺でした。

私はこういうセルフサービスの麺コーナーが大好きなんですよ。

ベトナムのホテルだと必ずと言っていいほどこれがあり、フォーなどが楽しめて最高なんです。ベトナムやタイは空港のカードラウンジにもこういうコーナーがあったなぁ。

マレーシアにもこれがあると知って嬉しいわ♪

麺や粥以外に普通のご飯や食パン、クロワッサンなどのパンもあります。

これはフレンチトーストで、焦げ目が美味しそう。

with HONEYなら間違いないわね♪

横にはハーブ風味のグリルトマトがあり、はじめはフレンチトーストがオムレツに見えました。

そういえば旅行前にこのホテルのことを調べていた時に、エッグステーションがあると書いてあったけどそれが見当たらないな。

無くなったのかな?

そう思っていたら、オムレツを持った人が自分の前を歩いてきました。

!!となり、その人が歩いてきた方を見ると、外へ出る扉があります。不思議に思って外へ出ると中庭がありました。

窓の外まで気にしておらず、庭の存在に気付きませんでしたよ。自分の席からだと見えませんでしたから。

小さいながらも池には鯉が泳いでおります。チャンギ空港にもKOI PONDがあるし、鯉を愛でる文化はアジア圏共通なのかな?

その中庭の池の横にエッグステーションがありました。こんな感じでひっそりとあるから気が付かない人も多いんじゃないかな。

換気のために外にあるのかな?

(;^ω^)

卵メニューはご覧の通りです。オムレツは具なしのプレーンのみで、その辺はまあしゃーない。高級ホテルではないですし。Over easyってのは両面焼きの目玉焼きのことですってよ。

目玉焼きはあるものの、日本のお醤油はありませんでした。自分は目玉焼きには黒胡椒と醤油(ハナマルキのカキ醤油)をかけて食べる派なんですけどねぇ。残念だわ。

それで言うと、ここには朝食メニューに和食系のものが全くありませんでしたよ。日本食マストの方は別の宿にするか、自炊がいいかも。

次回泊まる時はマイ醤油持参で来ます。

母はエッグステーションでオムレツだかスクランブルエッグだかを注文していました。

しかし私はたまご料理の気分ではないの…

なぜならばカレーコーナーがあるからです。本当はカレー三昧旅の予定だったわけだし、カレーがあるならば食べないわけにはいかんぜよ。

(||゚Д゚)

ロティチャナイとベジカレーだよ?スルーできるわけがない。

それにナシレマコーナーもあるのよ。

これまたスルーできるわけないやん?

たまご料理なんて日本で、家で、食べたらいいのよ。

てことで、この日の私のチョイスはこんな感じでした。

まずはベジカレー&ロティチャナイ。ロティはパイのように層になった薄いナンみたいなもの。

南インドカレー屋でポロタ呼ばれるものと似ています。似ているというか同じなのかな?カレーって宇宙の如く奥が深いから、似ているけど違う気もする。

それにマレーシアのロティチャナイはこの層状の生地に数種類カレーソースをつけて食べるとガイド本で見ましたよ。野菜、魚、肉系とかのカレーソースで、具はないような?

答えは謎ですが普通に美味しかったです。

面倒くさがってナシレマの皿に生野菜も乗せてしまったため、なんだか意味不明な盛り付けですがナシレマも美味しかったです。

ナシレマはココナッツミルクを入れて炊いたご飯に、煮干しのような小魚、ピーナッツ、きゅうり、ゆで卵などを具にして、サンバルという辛めのソースと混ぜて食べるマレーシアの国民食のようなご飯料理です。

その具材のセットがナシレマの基本系で、それに焼き魚や唐揚げ、鶏の煮込みなどをお好みでメインおかずに添えるのだそう。ホテルのは横にチキンと野菜のカレーが置いてあったので、それをメインおかずにしました。

見た目は地味で全く映えませんけど、ナシレマって予想外に美味しい!小魚やピーナッツのカリカリした食感が楽しいし、ご飯とサンバルと混ぜて食べるとすごくいい。きゅうりのさっぱりさや食感が箸休めになるのね。

何でもそうだけど、見た目だけで判断しちゃいけないね…。ナシレマを舐めてたわ。

↑ナシレマはこういう料理です。(*・ω・)

画像は古川音さんの著書

マレーシア 地元で愛される名物食堂」よりお借りしました。

マレーシア料理の種類やKL以外のお店も沢山紹介されており、おもしろい本なのでおすすめです。

料理は日替わりで結構変わります。

これはこの翌日のもので、豆と野菜のカレーとワダという南インドのドーナツのようなもの。ワダは全然甘くないです。

マレーシアは多民族国家でインド系の方も多いため、朝食に本格的なカレーがあるのがいいです。ベジ対応の料理も必ずありますし。

日本のお醤油は置いていなくても、和食がなくても、カレーがあるからわたし的に全然OKよ♪

ちなみにカレーを食べる時は子供用のお皿を使うと食べやすいですよ。

私は今回、カレー屋にあるようなスチール製のカレー皿を買いたいなと目論んでおります。カレーが好きで、家でも本格的な気分で食べたくて。

市販のナンと無印とかのレトルトでも、そういうお皿ならばインド感が出るでしょう?

(;^ω^)

東京の合羽橋道具街あたりに行けば良さげなのがありそうですけど、インド人街の方が安くて品揃えが豊富そうですし、旅の記念になりますからね。

そういうわけで、カレー皿を探しにインド人街へ行きましょう。

母は今日は少し休みたいと言い、この日は午後まで別行動です。ホテルでゆっくりしたり、プールに入るそうな。

私の方はようやく訪れた自由時間を満喫します。インド人街へ行くためバスに乗ろうと最寄りのバス停に行きました。

ホテルからバス停まではすぐです。

このような位置関係になってます。

上の写真のホリデーインの並びにマクドナルドなどがあります。

マックの右隣のSelectionsというのがスーパーで、ここで各種食料品や飲みもの、野菜や肉、雑貨などを購入することができますよ。

ホテルは部屋にキッチンがあり、朝食付プランにしなくてもここで食材を買えば簡単な自炊は可能です。

KLには無料で乗れるバスがあり、私はそれに乗ってインド人街へ行くつもりでした。

それでバスを待つ間にバスの乗り方を調べたところ、KLのバスは現在車内で現金の取り扱いをしておらず、交通ICカードが無いとダメだと書かれていました。

たしかに先ほどバスに乗り込んだおじさんはカードをピッとしていたような。無料だとしてもそのカードは必要なのかもしれない…

(´;ω;`)

ICカードを持っていない私は急に不安になり、それを求めてバス停の向かいのファミマへ行きました。無料だから必要ないはずですが、もしも何か言われたらどうしようと思ったのです。

しかしそこでは販売しておらず、バスは諦めてとりあえずICカードを買いに駅へ行くことにしました。駅ならばあるでしょ。それにこの後電車とかに乗る時もカードは必要な気がするよ。

ところが最寄りのラジャチュラン駅の窓口へ行き「タッチ&ゴーカードが欲しい」と言うも、ここでは売っていないと言われてしまいます。一体どうすりゃいいの?と途方に暮れました。

こうなったらもう確実に手に入りそうなKLセントラル駅へ行くか…と現金で電車の切符を買い、乗りました。電車というかお台場のゆりかもめや沖縄のゆいレールのようなモノレールみたいなものかな?

KLセントラル駅に着き、交通ICカードを探します。

なかなか大きい駅だなぁ。

空港からここまでを30分で結ぶKLIAエクスプレスの乗り場はここなのね。

今回の旅では利用しませんが、次に来る時のための予習になりました。

ネットで見たところ、交通ICカードはセブンイレブンで取り扱っているらしいので、駅構内のセブンへ行きました。

レジのお姉さんに「タッチ&ゴーカードが欲しい」と言いましたが、ここでもやはり取り扱いはないそう。えー、マジ?

駅の構内の券売機などを見てもそれらしいものは販売されていないし、一体どこにあるのでしょう?わからん…

話がやや逸れますが、セブンイレブンのレジ横には美味しそうなソーセージが販売されていましたよ。ぐるぐる回りながら温められている、台湾にもあるやつです。私はこの機械を見るのが好きなの。

駅の有人カウンターで買えるかなと思うも、そのカウンターが見つけられない。カード一枚でこんなに苦労するとは。

(´Д`A;)

後日ネットで調べたところ、無料路線のバス(GO KL BUS)ならば、やはりカードは必要ないのです。カードが必要なのは普通のバスのみ。

出掛ける前に落ち着いてちゃんと調べておけば済むものを、行きあたりばったり行動をしているからこういう無駄な時間が発生してしまいます。これが私の悪い癖。THIS IS ME.

でもまあ無料路線のバスならば不要としても、さっきのような電車やコンビニ支払いで使えるのならばカードはあった方が便利そう。KLIAエクスプレスの支払いにも使えるというし、KLは確実にリピート訪問しそうですからね。

せっかくここまできたんや。

それを確実にゲットしてやろうではないか!!

(||゚Д゚)

そしてタッチ&ゴーカードカードの取り扱いがあるという、駅ビル内の「Touch’n GO Hub」に向かいました。KLセントラル駅直結のNU Centralというビルにあります。

この写真の左側、男子数名が立っているセルフサービスの機械で目当てのカードは簡単に購入出来ました。カード単体は10RMで、それにお金をチャージして使います。この機械でチャージも出来ます。

↓こちらのサイトを参考にさせていただきました。非常に助かりました(*・ω・)

https://www.kuckys.net/entry/2023/08/15/174300#Touch-n-Go-はドコで手に入る

交通ICカードを入手し、すごい達成感です。

これで無料バスに縛られることなく自由に動けるぜ。自由こそ私が求めるもの。

このNU Centralの中にドンドンドンキがオープンするみたいですよ。シンガポールやバンコクにもあちこちにあるし、ドンキって地味にすごいよね。ハワイにも昔からありますし。

余談ですが私はドンキのドンペンが好きです。

さてさて、ようやく本来の目的地であるインド人街へ向かいましょう。

屋外へ出るエスカレーターの壁が隈研吾氏的なデザインでした。

エスカレーターを降りるとこんな景色です。

ホテルのあるエリアとは全然違う風景にワクワクが止まらない♪

(∩´∀`∩)

写真の緑のバイクはGrabのフードデリバリーサービスのものです。Uber eats のGrab版ですよ。

なおベトナムではGrabは乗用車以外にバイクもあり、近距離の一人移動でそれを使う地元民が多いですよ。

バイクの方が渋滞にも左右されず早そうだけど、日本人的には知らない人のバイクの後ろに乗るってなかなか勇気が出ないよね?

彼氏や友達のうしろに乗るとしてもちょっと勇気いるじゃん?

(;^ω^)

Googleマップを頼りに目的地へ歩きます。

日差しが強くてあっっっつい。

(´Д`A;)

一応日焼け止めは塗ってきたけど、日傘をさすのが面倒でそのまま歩いていました。傘を持つと写真が撮りづらいんですよねぇ。

これも私の悪癖で、こういう行動の積み重ねで旅の後に鏡の前で日焼けとシミに泣くのです。えーっ!何これ?!と驚くの。

この数年で沖縄方面に数回行ってバイク乗ったりしてましたから、年相応のシミババアになってきたよ。もう手遅れ状態ですが自己責任です。

上のアジアンなセンスの噴水を過ぎたら目的地のインド人街、ブリックフィールズに到着です。KLセントラル駅から徒歩10分ぐらいかな?

KLにはインド人街が2ヶ所あるそうで、LRTのバンダラヤ駅辺りとここブリックフィールズです。

昨秋にB’zライブを見に大阪へ行った際にお世話になったEさんにここをおすすめしていただき、やってきましたよ。

゚。+(=゚ω゚)ノ+。

この看板を見てアドレナリン出まくり。

インド映画のような音楽が大音量で流れ、日本にはないエネルギーを感じますよ。

↑この場所の動画です

インド音楽を聴いて、インドな雰囲気を感じて♪

このほとばしるエネルギーを

この街並み、色がアジア〜って感じで最高。

インドに行ったことはありませんし、本物のインドと比べたらカオスさが足りず整然としているんでしょうけど。ここには野良牛とかいないもんね。

(;^ω^)

でも、なんとなくインドにいるみたいな気持ちになれます。

BollywooDやて。

インドの民族衣装を売っている店みたい。

インド映画は詳しくないけど「きっとうまくいく」はすごくおもしろかったですよ。大好きで、年に一度は見ちゃうの。

踊るマハラジャが無理だった人も絶対いけると思います。笑えて、泣けて、すごくいい映画よ。

↑このお店の動画です

インド音楽とインドの色を見てほしい。

インドの布の色使いって綺麗ですよね。鮮やかなピンクとか、日本だと浮くような派手な色が多くて、それを着こなす女性のセンスに惹かれます。

インドの方の肌の色に、そういう色が映えるんですよね。

私はインド製の刺繍ポーチ、クッションを愛用してますし、インドはコットンレース系の服なんかもかわいいんですよ。

昔からそういう服が好きで、今も年甲斐もなくついつい買ってしまいます。もちろん大人向けのデザインのですけどね。黒やベージュのインド製レース服は夏服にいいの。

お供え用のお花かな?

タイだとオレンジの花が多いけど、ここは黄色が多いんだね。

ここでもやはり鮮やかなピンクがある。やっぱりこの色好き♪

果物屋さん

バナナを吊るして売っています。

この方が痛まなくて良さそう。理にかなってる。

色んなものが売られている広めのお店にいくつか入り、カレー皿やヒマラヤの石鹸を探しました。しかしどちらも見つからない。

正確に言うと石鹸はニームのがあったんですが、私が欲しいのはそれじゃないだよね。ニームは夏用で、普段はハニークリームとアーモンドを使っているのです。

ヒマラヤはこの後移動するシンガポールで購入出来ますから、さっきの交通ICカード購入時のような焦りはありません。

無いなら無いで、あったらあったでOK。

小さめのじゃがいもが美味しそう。皮付きのまま揚げてフライドポテトにしたいなぁ。

ナスも美味しそう。

美味しそうというよりも、この紫の美しさに見惚れてしまいましたよ。

ドイツに行った時もマーケットを見るのが楽しかったな。私はこういう、人の暮らしの一部を眺めるのが好きです。

いくつか店に入り、カレー皿を探すもちょうどいい大きさのがありませんでした。

そもそも売られていないか、大きなものしかない。これもシンガポールで探すしかないかな?ありそうでないもんだなぁ。

Eさんにブリックフィールズでカレー三昧してきてくださいねとおすすめされ、自分もそのつもりでした。それなのに朝ごはんの食べ過ぎでお腹いっぱいで入らないw

本場のカレーを前にして、見るしかないのが切ない…

(´;ω;`)

30代の頃ならば無理にでも食べたことでしょう。しかし40も半ばになる今の私にはそれはもう出来ないのですよ…。

無理=自分の首を絞めるのみ。いわば自傷行為のようなものですから。

ブリックフィールズでカレー三昧はまた次の機会にしましょう。これを理由にまた来られるからそれもいいんじゃない?

(*´ω`*)

“行ける時に行っとこう。はじめての母娘年越し海外旅KL&SIN 〈vol.8〉咖哩なる朝食からのインド人街” への2件の返信

  1. のっこさん 眼精疲労があるのに更新お疲れ様です。
    無理なさらないで下さいね

    ここのホテル良いですねぇ 交通至便 お食事も充実♪
    自炊もできるし 
    できることならば1ヶ月ほど滞在したいものですよ

    交通カードなかなか購入できずお疲れ様でした。
    自由を手にするには対価が必要なんですねぇ
    私だったら不自由を噛み締めるかも 笑

    インド映画はRRRしか見た事がないんですよ
    ピタゴラスイッチのようなアクションが楽しかったです。
    この機会におすすめの映画も観て見よう

    インド人街の様子も楽しいですね 暑くて湿気のある所の
    洋服は着心地が良さそう 益々行きたくなりました。

    1. someさん こんばんは(。゚ω゚)ノ
      コメントありがとうございます。

      眼精疲労と腱鞘炎は長年の職業病でして、ひどい時は書きません。週末でもそういう日は大人しくしておりますよ。ご心配をいただきありがとうございます。
      (*・ω・)

      決して豪華さはないものの、朝食は必要十分な品揃えですし、部屋もお風呂も広くてとてもよい宿です。部屋が広いと誰か一緒でも互いにストレスが緩和されますよね。スーパーやバス停にも近く、アロー通りという屋台街にも近いから私はここが定宿になりそうですよ。繁華街も近いわりに静かなのも◎

      私は逆RRRはまだ見ておりません。大きな画面で見るといいと聞いたものの、三時間という長さに躊躇して映画館に行けず今に至ります。なのでそろそろネットレンタルで見ようかと。
      (;^ω^)

      きっとうまくいくはインド最高峰の工科大学の学生達のお話で、アクション要素のないヒューマンドラマです。でも説教くさくなく、笑いの多いお話ですよ。インドにこんな場所があるんだ!というような景色も見られます。

      こちらも三時間あるので、ネットレンタルなどで見てみてください。Amazonプライムにもあるかもです。

      日差しの強い暑い国は長袖の方が涼しいと言いますよね。インドの方が着ている服もきっと見た目よりも風通しがいいんでしょうね。

      のっこ

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