年末年始に行った母親との年越し旅の続きです。
読んでくださる方が疲れぬよう、またポイントやエリアごとで見やすいように小分けにしてちんたらと書いていました。ノロマな亀の歩みにお付き合いいただいたこと、心より感謝いたします。
これで完結となります。
(*・ω・)
シンガポール滞在の二日間はあっという間に過ぎました。
自由に過ごした最終日、私はリトルインディアとチョンバルへ
母はナショナルギャラリーと、夜にガーデンズバイザベイへ行きました。
ここはどうしても行きたかった場所なのだそうです。
私は昨年シンガポールを訪れた時に昼間にここへ行って、暑さと広さでかなり消耗したんですよ。
その経験から、母には「かなり歩くから、その体力ではたぶん無理だと思う」と伝えたんですが、本人はそれでも諦めきれずに行きました。
一番歩かなくて済む入口を教えろと言うので地図を見てここかな?と思う場所をGrabで行先登録してあげて、母一人で行きました。
一人で大丈夫かなと心配でしたが、一緒に行くとまた喧嘩してしまう可能性が高い。だからもう放っておいて自分の好きなようにしてもらうことしました。一人で自由に見たいものを見て、満足できたようです。
帰路のGrabでぼられたみたいですけどね。カード払いに設定しているのに、現金で払えと運転手に迫られて払わされたのだそう。英語のできない老人、しかも一人だから舐められたのだと思われます。Grabといえども注意は必要ですよ。
これも一つの経験ですし、旅、海外とはそういうものだと学べてよかったんじゃないかな?
そして翌朝は早朝に起き、支度をしてGrabで空港に向かいました。
自動チェックインのところで荷物の預け入れがうまくいかず(重量が僅かに超えていた)困っていたところ、シンガポール航空の男性スタッフが手伝ってくれました。日本語が達者で、人当たりの良い方でしたよ。
シンガポールは都会なせいか、KLと比べて人がドライで冷たく感じてましたが、最後に会ったこの方が優しくて嬉しかったです。
出国手続きを済ませて中に入り、朝ごはん。
日本にもあるPAULのカフェがあったので入りました。おフランスのベーカリーのパンはやっぱり美味しそうだわねぇ。
(*´ω`*)
ここもまあ日本と比べてお高いけど…
海外に行くと日本と海外の差を肌で感じます。
日本がまだ先進国と思ってるのは政治家様だけではないかと思う。外遊はしていても、自腹じゃなきゃ分からないよねぇ…
私が貧乏暇なし勤め人だからそう思ってしまうのだけど、円安がヤバすぎて笑えませんよね。
(´Д`A;)
私は前日にチョンバルベーカリーで買ったパンを食べました。
ローストビーフのサンドイッチを母の夕飯用に買って帰り、味の感想を聞いてみたら「可もなく、不可もない」だって。
値段を知らないと正直な感想が出てきますね。
(ノ∀`)
クロワッサンは普通に美味しかったです。でもたしかに特別にうまいわけではないかな?
PAULもチョンバルベーカリーも東京のパン屋と同じでしたよ。
搭乗開始時間になったものの、落雷があって荷物の積み込み等を一時中断しているため遅れるとのこと。
少し待ち、そろそろかな?と身体審査をして待合室に入ったところ、再度遅れるとのアナウンスがあってまた外に出ました。中にはトイレ等がないのですよ。
結局、一時間半ぐらい遅れました。
待ちくたびれた頃にようやく搭乗
もはや座り疲れてるけど、この先5時間以上あるんだよな…
やっと帰れる。
いつもならば帰りたくないと思うのに、疲れ果てていたのか、この日は早く帰りたかったです。
なんでだろう?気疲れかしらね
(;^ω^)
ちなみにこの前日に羽田空港で事故があり、それによる影響があるかなと思いましたが、それは問題ありませんでした。
窓側がいいと言う母とは少し席が離れてますので、私は一人でのんびり過ごしました。
何を見ようかな。
ホームアローンはクリスマスに見たし、このトム様も3回ぐらい見たからなぁ
帰りもハリーポッターシリーズを一本見ました。
正月休みの間に全シリーズ見ましたよ。
おもしろかった(*´ω`*)
そして機内食が配られました。
帰路もご覧の通りに簡素です。
日本積み込みでなくても蕎麦が付いているのね。そしてやはり果物やサラダ系は無いのね。
ビーフを選択し、牛肉の煮込みみたいなものでした。
この見た目はエバー航空に通じるものがありますが、ソースがデミ系で結構美味しかったです。
(*´ω`*)
私の隣の席はインド系の若夫婦で、彼らが食べている特別食のカレーが気になりました。
ベジタリアン用なのかな?カレーにチャパティのような組み合わせがとても美味しそうに見えて、こういう目でこっそりと羨ましく眺めました。
奥さんの方は食欲が無いのか、それを全然食べないのです。旦那さんが食べないの?と彼女に勧めても、彼にしなだれかかって甘えるばかりでちっとも食べない。イチャイチャしかしてない。
いらないなら私が食べますが?
May I help you??
(||゚Д゚)
搭乗の遅れにより、当然ながら到着も遅れます。
母はこの日羽田に着いてから、東京駅に向かい新幹線で地元に帰る予定でした。切符も予約しているのにこのままでは間に合いそうにありません。
父に迎えを頼んでいるのにどうしよう…となり、やむなく機内Wi-Fiサービスを利用しました。
シンガポール航空の機内Wi-Fiは搭乗後に申し込みができて、料金プランはこんな感じ。
この程度の値段ならば、ネット必須な人はフルフライトで申し込めば便利だと思いますよ。ネット依存症でもストレスフリーに過ごせます。
母はLINEで父に連絡をし、JRの切符の変更等をしました。私も少し使ってみたけど、地上よりは早さが落ちるものの悪くなかったです。
予定よりも三時間遅れで帰国。
母はこの日に帰らず、東京でもう一泊してから翌朝ゆっくりと帰ることになりました。
機内で私が予約した品川駅前のホテルへ送り届け、駅前のつばめグリルで一緒に夕飯を食べて別れました。私は自宅に帰ります。
二人ともようやく一人になれて、一人で寝られることにホッとしたと思います。お互いのいびきの音も気にならないw
(ノ∀`)
今回買ってきたもの
マレーシアで買った物からご紹介。
インスタントのお茶、コーヒー
砂糖、ミルク入りで結構甘いです。
でもその甘さが東南アジアを思い出させてくれますよ。゚。+(=゚ω゚)ノ+。
同じくマレーシアで買ったBOHティー
マンゴー、パッションフルーツのフレーバーティーです。
レモンマンダリンも購入したのに、撮影し忘れました。南国系の香りでどれも美味しいです。私はパッションフルーツのがお気に入り。
旅友さんにあげたら、この箱には茶摘みをする人が描かれているねと教えてくれました。
ほんとだ!
言われるまで全然気づかなかった!!
(||゚Д゚)
同じくマレーシアの
ベリーズのチョコレートいろいろ
これでひとつのパックになった詰め合わせを購入しました。これ以外にも同じのを数箱ずつ買い、職場土産等にしました。
どれも美味しいですが、抹茶はあまり抹茶感がないかな。不思議な味がしました。
それ以外のがおすすめ
私のイチオシはこの白い箱のティラミスチョコ
これ、まじでうまいよ♪
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
ホワイトチョコの中にアーモンドが入っていて、まわりにココアパウダーがまぶされています。文字通りティラミス感があります。美味。
チーズクッキーはしょっぱい系で美味しいです。
ここのチョコはパッケージがシンプルでかわいいのがいいです。アジア土産だけど、この見た目なので怖がられたり怪しまれずに済むのもいい。
別記事でも書きましたが、ベリーズのチョコは日本のドンキホーテでこうして売られています。
ミルク感、口溶けの良さ、ちょうどよい甘さがとても美味しいですよ。
マレーシア土産用のお試しとして買ってみるといいかも。普通に美味しいからおやつ用にも◎
こちらもマレーシアで購入
マンゴー味のグミ
マンゴーの香りとかが本物っぽくて美味しいです。これはリピ間違いなし♪
(*´ω`*)
マレーシアの名物、なまこ石鹸
親しい同僚など女子用のお土産に購入
南国系の香りがいいです。
どんなナマコ感なのかはまだ試していないから、そのうち試さなきゃ
毎度の生活用品いろいろ
ヒマラヤの石鹸や歯磨き粉など
格別に良いというより、ちょうどいいの。
どれも優しい使い心地と優しい香りでおすすめですよ。
(*・ω・)
今年は自分的に花粉症状が重かったので、ヤードム(ミントの香りのスティック)をかなり多用しました。スースーやってるとその瞬間は楽になれるのです。
眠気覚まし、車の酔い止めにもおすすめ。
母と一緒の10数年ぶりの6泊7日の海外旅は、絶対にうまくやろう、やらねばと思っていました。
そのために事前に手配や下調べを一生懸命にやりました。できる時に親孝行して、自分のやりたいことよりも母を優先してあげねばと思ってた。
しかし蓋を開けてみると外的要因もあって全く思うようにいかず、喧嘩してばかりで自分の狭量さや大人げなさを思い知る旅となってしまいました。
一番思い知ったのは、親が自分が思うよりもずっと老いているということかな。体力も我慢も無くなっているのが、一緒にいてよく分かりました。だから些細な事で喧嘩になってしまうのでしょう。私がその時それに気付けたら、もう少し平和に過ごせたかもしれない。
「これが最後の海外旅行だから」と言うので尽くし、結果的に私はそれで疲れ果てたわけですが、帰国後に母はシンガポール再訪を決めたようです。やり残した事をしに来年行くと決めて予約したそう。それを聞いて、は?何それ?となりましたよ。
母も私と同じで、悔しさからリベンジし、乗り越えようとするタイプなのでしょうね。モヤモヤしたものの、自分がやりたい事を叶えようと頑張れるならばそれはいいことです。私はもう親に尽くそうなどと思わずに放っておくことにします。
この旅で私がやろうとしてたのは、かつて親が私にやっていたような過保護、過干渉、コントロールなのだと気が付きました。「あなたのために」一生懸命やって嫌がられ、怒られる。喜ばれないことに悲しむ。時を経て立場が逆になっていて、それに愕然としましたよ。
助けてと頼まれた時だけ手を貸せばよくて、何から何まで私が心配しなくても、先回りしなくてもいい。相手を信頼し、必要な時だけ手を貸す。相手を自由にして、そのやり方を尊重する。その方が絶対うまくいくと思う。
これからはそうしていきます。かつて自分がそうして欲しかったようにしたらいいだけなんじゃないかな?私は自分を後回しにせず、ただ自分の旅を楽しめばヨシ
母ファーストにした結果、当初の予定であるカレー三昧、アジア飯三昧もほとんどできませんでした。というか食事全般が不完全燃焼です。
予定よりも少ない回数でしたが、そこで新しい味を知れたのは嬉しかった。マレーシアのナシレマの美味しさを知ることができたのが収穫でした。
様々な食感と味を混ぜて楽しむこの料理は見た目よりもずっと美味しい!帰宅後に味を思い出し、ネットでレシピを調べて作ってみました。「男子ごはん」の簡易レシピのですが、サンバルも作りました。これまた見た目はアレだけど、美味しゅうございましたよ。
東京でも本格的なのが食べられる店がないか調べよう。そしてまたマレーシアに行って、今度こそ遠慮なくカレー、アジア飯三昧をするぞ。
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
長くなってしまいました。
書くことで色々整理したかったため、暗い、嫌な話の多い旅行記になってしまいました。
それにお付き合いいただいたことを申し訳なく思うとともに、心より感謝いたします。貴重なお時間を割いて読んで下さりありがとうございました。
次の旅行記もいくつかあります。
この旅とは違い、平和で楽しい旅行記ですのでご安心ください。
どれが出てくるかお楽しみに。
(*・ω・)