行ける時に行っとこう。はじめての母娘年越し海外旅KL&SIN 〈vol.16〉夕景のマリーナをどんぶらこ

年末年始に行った母親との年越し旅の続きです。

読んでくださる方が疲れぬよう、またポイントやエリアごとで見やすいように小分けにしてちんたらと書いております。ノロマな亀の歩みですが、よろしくお付き合いください。

ダラダラする間に記憶が曖昧になってきてますし、次の旅行記が詰まってますので、少しペースアップしていく所存でございます。

(*・ω・)

シンガポール到着初日の続きです。

母の希望でプラナカン博物館を見物した後、予定では一旦ホテルに帰って休むことになっていました。

しかし次の目的地も近くにあり、一回帰って再び出るのは面倒だということになって早めに夕食を食べることになりました。

朝から晩まで、ご飯は早めでもしっかり食べるのがうちの家族なのですよ。

そうしてやってきたのはここ「Funan」というショッピングモールです。

ここはシティホール駅の近くにあり、私が昨年泊まったエクセルシオールホテルのお隣にあります。これは昨年の写真の転用です。

プラナカン博物館からは500mほどで、これまた微妙な距離でした。

さほどお腹も空いていないし、何を食べようかとウロウロと館内を探そうとしていたら段々と母が苛立ってきました。店の中を歩くのがしんどいようです。

これはまずいと察し、慌てて目についた店に入りました。これは譚仔三哥という香港の麺料理のチェーンです。日本でも新宿などにあり、気になってたからちょうどいいや。

米線と呼ばれる米の麺に好きなスープ、具材を組み合わせて選ぶシステムです。スープはほとんどが麻辣系なのでその辛さも選べます。

私は白湯系のスープにレタスとえのきを足しました。辛さは控えめ。野菜不足対策で食物繊維を補うためのチョイスです。

味はまあ可もなく不可もないって感じかな?そもそも何を食べるかを考える余地がなくて選んだ店なので、あまり期待もしてないんだけど。

(;^ω^)

母の方は別のスープで、そっちの方が美味しかったです。この後の諸々で何のスープだったか忘れましたが。

ちなみに香港ではこのチェーンの一族で事件があったらしいですね。店の名を検索したらバラバラ殺◯とか書いてあってビビりましたよ。富豪って大変ね。

(;・ω・)

食後は次の目的地に向けて再び徒歩移動。

これは映えスポットで有名なOld Hill Street Police Stationです。

雑でいい加減な撮影でもかわいい♪

映え〜(*´ω`*)

その近くの橋の上からはマリーナベイサンズ様が見えます。

母はじめて見るベイサンズの姿に感激。

それを横目に、私は道路横断の場所を間違えたことに焦ります。この手前で渡るべきだった。

ソンファバクテーのところで道を渡り、再び橋を渡って戻り、川沿いに進みます。

ここにくるにはFunanを出てすぐ道を渡らねばならなかったのですよ。うっかりして行き過ぎ、その後横断歩道がなくて余計に歩かせたことで母の怒りを買いました。

目的地のそばの川沿いにお店が並びます。

この辺でご飯を食べてもよかったかも。

無事に目的地に到着しました。

ここはシンガポールリバークルーズの船乗り場です。母はこれに乗りたいそうで、日本からKK Dayでチケットを予約していました。

厳密な予約時間ではなく、◯時〜◯時の間という予約枠のようです。

予約メールを窓口で見せてチケットに変えてもらい、乗りたい時間の便に乗るシステム。

クルーズはクラークキーを出て、マリーナを周遊する40分のコースです。

マリーナベイでは毎晩「スペクトラ」という光のショーが開催されており、せっかくならばその時間に行った方がいいと思ったんですけどね。一旦帰るのが面倒と言われて、予定よりも早く来たわけなのですよ。

まあ本人の希望だし、私は同伴者ですから。

(´Д`A;)

ではいってきます〜

(。゚ω゚)ノ

蒸し暑いシンガポールも、船のデッキで風を感じながら進むと少し涼しい気がします。

あくまでも「気がする」だけですが。

湿度がねぇ

(;^ω^)

少し進むとナショナルギャラリーの辺り

去年行きましたよ。懐かしいな

高級ホテルのフラートンホテル

去年も思ったけど、この建物はホテルに見えないのよね。博物館みたい。

どんなお部屋なのか見てみたいです。

高層ビル街

小さな土地に高く積み上がる感じが香港と似てますよね。金融系は香港よりも今はシンガポールの方が強いのかしら?

空が綺麗だな

日本ももう一度返り咲いて経済が明るくなって欲しいなぁ。

そうしたらみんなが明るくなれるから。

アジアに負けずに

がんばれ!!にっぽん

゚。+(=゚ω゚)ノ+。

そんなこと考えてるうちにマリーナに出ました。

左に見えるのはマーライオン様です。

今日も元気に水を吐き出してますね♪

そして奥に見える丸型のビルは鈴木京香さんのドラマのロケ地の一つでございますよ。

(*・ω・)

マニアックですいません。

陸から眺めるのとは少し違うビュー

クルーズも案外悪くないわね

マリーナでは少し停泊し、景色を楽しめるようになっていました。

ベイサンズ様をじっくりと堪能できます。

いつ見ても斬新な形だなぁ。

来世でスレンダーで折れそうに細い、声のかわいい美女になれたら、すごい水着を着て上のプールで自撮りしてやるぜ。

今世は下から眺めるのが精一杯や…

マリーナベイの様子

このクルーズ、ここで折り返して終わりなんですよ。来た道を帰ります。

えっ、こんだけ?!

(||゚Д゚)

と思った私は贅沢なのでしょうか。

もう少しマリーナ周辺を回るのかと思っていたので残念でした。どんなコースか知らず、ガッカリしたのはケチの私だけかもしれないけど。

スペクトラの時間ならば三千円弱払う価値があると思うので、出来るだけその時間がおすすめ。

母が満足できたのでヨシとしましょう。

日が落ちてきて、さっきと少し景色も違うし…

しかしこの帰り道で事件が発生。

ホテルに帰るため駅を目指して歩いていたら、母が暑くてもう歩けないと怒り出します。苦しくて死にそうだと。

地図通りの道が工事中で少し遠回りしたのはあったけど、それを足してもこの程度しか歩いていないんですが…

どうするの?歩かないと帰れないよと私が言うとさらに怒り、自分は車で帰ると言います。ここへGrabを呼べ、私はチープな旅なんてしたくないんだと怒られて喧嘩になりました。

チープも何も、数百メートルずつしか歩いていないし、その近距離全てをGrab移動などできません。車を呼べる場所へ移動しないといけませんし。

私が無駄に多く歩かせる悪魔のように言われることが心外で、悲しいやらムカつくやら。母の怒りはおさまらず、私がGrabの車を手配しました。

そして母を見送り、私は一人で電車で帰りました。

ホテル最寄りのジャラン・べサール駅に着き、気分転換に寄り道。

ここは昨年訪れて気に入った「甜王」という港式デザート屋です。この店は美味しいし、甘いもので疲れを癒そうと帰り道に一緒に来るつもりだったのになぁ。

複雑な気持ちで、去年と同じ好物の楊枝甘露を食べました。

この店のは某有名店よりもマンゴーたっぷりでめちゃうま。やっぱり美味しかった♪

(*´ω`*)

なのにその美味しさも半減するような暗い、重ーい気持ちでしたよ。怒った、不機嫌な妻のいる家に帰りたくない夫の気持ちがすごくよくわかる。帰宅拒否、夫婦不和ってこうして始まるのね…みたいな。

今思えば、この日はKLやシンガポールの空港内の移動、JEWELで滝を見る、ラッフルズにプラナカン博物館と少しずつの距離をかなり沢山歩いたのです。母は普段車移動ばかりで全く歩きませんから、あれでも相当頑張ったんだと思います。

しかし、歩けないならば怒るよりも前にそれをちゃんと伝えてくれないとこちらも察せないのですよ。私は昔から親の性質を知り、その機嫌を常に伺ってましたから、ある程度は察して先に動きます。そうして一生懸命に気を遣っても地雷がどこかは完全把握不可能。

これはデートにヒール靴で来た彼女を沢山歩かせ、無言の圧で不機嫌になられるのと同じこと。本当に無理だと早めにちゃんと言って欲しかった。

女ってそういう面倒くさいところがあるよねぇ。というか、母の怒る姿に離婚前の自分を見てしまってそれが一番きつかったです。私もこういうことしてたよな…。恥ずかしい。

(´Д`A;)

似てほしくないことほど似る、こうなりたくないものになるのが人間という生き物です。人のフリ見てじゃないけど、この一件で自分を顧みることも出来たし、この先誰かと共に生きる時に気をつけねばと自覚できてよかったかも。

そんな感じでシンガポール初日を終えました。

“行ける時に行っとこう。はじめての母娘年越し海外旅KL&SIN 〈vol.16〉夕景のマリーナをどんぶらこ” への4件の返信

  1. のっこさん こんばんは
    旅先でお母様と険悪になると辛いですよ…
    でも、きっとお母様もホテルに帰って
    落ち着いた頃 反省していたと拝察します。
    だってお母様だって可愛い娘と楽しい旅を
    したいと望んでいた筈なのにご自身がぶち壊したんだもの
    そして旅に出るには体力が必要って自覚されたかも?
    (で、あって欲しいですわ)
    のっこさん の偉いところは反省して気付けるところ
    なかなか出来ないことです。
    お母様 次の旅を目指して ウォーキングとか始められる
    事をご自身で気づかれるといいですね

    1. someさん こんにちは(。゚ω゚)ノ
      ろくでもない母娘喧嘩の旅行記にコメントいただきありがとうございます。

      帰国後に本人が言っていたのは、歩くことよりも暑さがきつかったそうです。シンガポールは赤道に近い分、日差しが強く蒸し暑いですからね。

      私も蒸し暑さは苦手ですが、母はその比ではなく暑さに弱くて、同行したいと言った時に大丈夫かなと心配したけどやはりダメでしたね。

      私にどこまで歩かされるか分からなくて怖かったとか言っていて、同行旅はもう懲りごりみたいです。でも本人はシンガポールへリベンジに行くそうですよ。

      思うようにならなかった悔しさから決めたようで、一人でも行けるぐらいのことを言ってます。いざその時がきたら、私がどれだけ準備をし、尽くしていたかが分かるといいんだけど…

      どうだろうなぁ。
      (;^ω^)

      のっこ

      1. あ〜そうでしたよね 12月末の日本から蒸し暑い
        東南アジアですから気温差にやられたんですよね
        お母様に失礼な事言っちゃいました。ごめんなさい
        どこまで歩かされるか怖かったって
        その時言ってくだされば…
        と思いますが、そこで言えないから辛さが増すのね…
        お二人ともお疲れ様でした。
        のっこさん の苦労がわかっていただける事を願ってます。

        1. いえいえ
          むしろこんな嫌な話にコメントくださり救われましたよ。ありがとうございます。
          (。´Д⊂)

          気温差も蒸し暑さもきつかったのでしょうが、体力面に問題があるのは事実なんですよ。空港でカートを押して歩きたがるのを見てそう思いました。

          定期的にプール通いはしているようですが、来年の旅に備えて歩いて体力をつけてほしいなと願ってます。このままではまたこれと同じことになりますからねぇ。
          (´Д`A;)

          私は尽くしすぎるせいで疲れて、相手の反応にガッカリしちゃうみたいです。だからもう頼まれない限り、必要以上に手を貸すのはしないことにしました。

          お互いに自立して、自分で責任を持って好きなようにやるのが一番大事ですね。
          (;^ω^)

          のっこ

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