年末年始に行った母親との年越し旅の続きです。
読んでくださる方が疲れぬよう、小分けにしてちんたらと書いております。
長ったらしく、自分の恥や心の闇もモロ出しな旅行記ですので、ご興味のある方のみサラッとご覧いただけたら嬉しいです。
この記事では旅行四日目のことを書いています。ノロマな亀の歩みですがよろしくお付き合いください。
(*・ω・)
訳がわからぬまま複雑な気持ちで新年を迎えまして、旅行四日目のこの日は元旦でございます。
今日がKLで丸一日使える最終日です。
この日の朝もホテルの朝食会場に行きましたが、前日買ったエッグタルトやお寿司の残りがあったので野菜などを軽くいただき部屋に戻りました。
こうしてせっかく買ったものを食べねばと頑張ってしまうので、結局いつもいっぱい食べちゃう。だから痩せられないんだよなぁ。
(;^ω^)
前日にチャイナタウンで買ったマンゴーは残念ながら美味しくなくて、一切れでさよならしました。普通にスーパーで買ってカットした方が無難なのかな?残念。
この日も午後の予定までは母と別行動です。
前日色々ありましたし、実質のKL最終日なので、それぞれが自由にやりたい事をやることにしました。それが一番ストレス無くいられますから。
行動ペースの違いの問題以外に、お互いのいびきがうるさくて毎晩睡眠に支障があり、それでイライラしているという理由もあります。
母の睡眠時無呼吸症候群はしっかりと私に遺伝しており、近年は私もいびきが相当ひどいらしいのです。遠くないうちに私もCPAP(呼吸器)のお世話になりそうですよ…
(´Д`A;)
痩せれば改善されるのかな?と思うも、母方の祖父は痩せ型でもそれでしたからねぇ。代々遺伝している負の病を抱えた私はもう誰とも同衾できないし、旅行などで誰かと同部屋で眠ることも出来ません。ひと様に迷惑かけちゃう。
(´;ω;`)
今後の人生を憂いながら、一人バス停へと向かいました。
無料のバス(GO KL BUS)に乗ってやってきたのはチャイナタウンのあるパサールスニ駅のエリアです。再びやってきました。
バスを降りると美味しそうなお惣菜が並ぶお店があって、お腹いっぱいなのについつい見てしまいましたよ。
これだから食い意地の張ったデブは困るわ。
もちろん自分のことですよw
あ!!これは行きたかった麺のお店だわ。
(*´ω`*)
残念ながら今回は行くタイミングが無さそうだから、ここはまた今度の楽しみにしましょう。
チャイナタウンエリアに来ましたが、今日は別の方向に進みます。
このビルの外壁デザイン、綺麗だなぁ。
どことなくモスクを思わせる繊細なデザインが素敵です。Google地図で調べたところ、Dayabumi Complexというビルみたい。
そして目的地に到着。
セントラルマーケットにやってきました。
ガイド本にも載る定番スポットです。
この外観がかわいい♪
色使いがインスタ映え系で女子好み。
藤田ニコルちゃんみたいな子がポーズ撮って写真撮影してそうな感じね。
(*・ω・)
こちらはマーケットですが、生鮮市場ではありません。中には沢山のお土産屋などが集まっています。
屋内なので暑くなく、ゆっくりとお土産探しができます。綺麗に整備されていますし、屋台は苦手な潔癖性の方でも大丈夫かと。
食品から衣類、アクセサリー、様々な土産物が売られています。
ここはタナメラという店で、スパプロダクトが評判だそうですよ。大人向けな感じ。
ここはニルマラサリという店で、なまこ石鹸が有名なんだそう。なまこの成分が肌に良いとか。
こちらの店はガイド本の常連なだけあって、店員さんはカタコトの日本語で熱心に接客してくれました。
石鹸は色鮮やかなバティック布に包まれており、とてもいい香りがします。いい香りではあるけれど、なまこってところがちょい怖く、怪しく思えてしまう。だってなまこってあのなまこよね?
(;^ω^)
小心者の私には猫山王と同様に勇気が出ず、とりあえずお試しで数個だけ買ってみました。
なまこで身体を洗う…ドキドキするね。なんとなくヌメヌメしそうな気がするけど、それが保湿成分なのかしら?
なまこ石鹸は昔からの定番人気の土産物だそうですが、マーケット内には他にも石鹸やアロマオイルを売るお店がありましたよ。
店名は分かりませんが、2階にあったこの店は今どきのセンスでとってもおシャンティ。
バティックではないけれど、かわいい包み紙で包まれた石鹸が気になりました。
なまこ石鹸を買っちゃったし、この後シンガポールでヒマラヤの石鹸を買う予定なのでこれは見るだけにしました。
しかし、今思えば買ってみたらよかったわ…
買わなかった物ほど後で欲しくなるよね。
(ノ∀`)
マーケット一階の洒落た食品店で水を購入し、座ってちょっと休憩。
撮影し忘れましたがおシャンティな店で、ドライフルーツなど食べ物系のお土産が充実していましたよ。マレーシアの名産品勢揃いな食品セレクトショップという感じ。
このマーケットは改装されているのか、全体的にとても綺麗です。
トイレは有料で数十円支払わねばなりませんが、ここのトイレは比較的綺麗だから落ち着いて用が足せますよ。この界隈でトイレに困ったら、ここに来るのがおすすめ。
KLのトイレは紙がないところがあったり、便座がびしょ濡れになっていることが多くて、清潔なトイレに慣れている日本人的には中々しんどい部分があります。タイもそうだけど、なぜ洋式便座がびしょびしょになるんだろう?不思議だ。
デパートですらトイレは日本のように綺麗ではありませんから、流せるティッシュや除菌ウェットティッシュは必携アイテムです。
用を足してスッキリしたところで散策再開。
裏手の方に出ました。
私の好きなブーゲンビリア。
見るとつい撮っちゃう。
裏に出て、川沿いを進みます。
少し進むとあるのがこちら。
クアラルンプールの名前の由来の地です。
クアラルンプールとは「泥川の合流地点」という意味なんだそう。
ほんまかいな?と思ってしまうようなネーミングですよね。たしかに泥川で、綺麗な川ではないですが…
(;^ω^)
合流地点のところにはマスジット・ジャメというモスクが建っています。
そのクアラルンプールの由来の地から少し進むと、ムルデカ・スクエアがあります。
ガイド本によると、1957年に英国から独立を宣言した場所なのだそう。
写真の建物はスルタン・アブドゥル・サマドビルというんですって。玉ねぎみたいなドーム型の屋根が印象的です。
見れば見るほど玉ねぎに見える…
私が一番好きな野菜は玉ねぎよ♪
(〃▽〃)
この辺りには歴史を感じる古い建物が集まっており、建物見物が楽しいスポットです。
映画のセットかテーマパークのように見えるようなレトロで美しいものばかりで、ここも写真映えのする、個性のあるエリアでした。
チャイナタウンから徒歩圏内なのに、ここは全然雰囲気が違います。
それにしても暑い…
水を飲んでもすぐに汗となって出ていきます。
暑いけれど緑が濃くて綺麗だなぁ。KLの街は緑が多くて、そこが自分好みです。
東南アジアらしい、ツルが絡む毛深い幹の木。
生命力を感じるわ。
そこから目線を下ろすと
有名な撮影スポットです。
DAIGO &北川景子夫婦もここで撮影していたと母が言ってましたよ。美形夫婦がここで撮ったら映えまくりで超目立つだろうなぁ。
撮影待ちの人が大勢いますから、私のような単独徘徊者はこうしてひっそりと他人入りの景色を撮影しましょう。
(ノ∀`)
ムルデカスクエアからGrabで移動しました。
1キロぐらいだから歩いて来られるかなと思ってましたが、あまりの暑さに断念しました。赤道に近い東南アジアの、真昼の1キロは舐めたらアカン。
暑さに弱いデブには行き倒れの危機ですよ。
日差しが半端ねぇ…
(´Д`A;)
やってきたのはマスジット・ネガラ、国立モスクです。
今回KLで見る予定だった最後のモスクです。
他のモスクと同様に入口で靴を脱ぎ、ローブを借りて身支度を整えました。
受付のところにいたおばさんがローブの着替えを手伝ってくれて、サンキューとお礼を言うと「ノープロブレム。私は時間があるからね♪」と笑顔で答えてくれました。
おばさんに「アローン?」と尋ねられ、イエスと答えたのですが、そう答えた後でちょっとしんみりしましたよ。
思えば今日は元旦で、自分は一人でここにいる。いつものひとり旅ではなく、今回は二人旅なのに、自分は一人なんだなと。
それぞれ自由行動にしようと二人で決めたものの、母を一人にしてしまって本当によかったのだろうか。そういう事を考えてしまいました。
そして中に進みました。
こちらのモスクも自由に見学可能ですが、見学ルートはこのように決まっています。
順路に沿って進みます。
このモスクも素敵だなぁ。
エメラルドグリーンの屋根と中庭の池の青がいい。この色が涼しげ。(実際は暑いですよ)
礼拝堂の中はこんな感じ。
ここはまた雰囲気が違うなぁ。
急ぐ旅ではないし、床に座ってモスクの中を眺めながら物思いに耽りました。先ほどのおばさんとのやりとりが心に引っかかっていたのです。
自分勝手な自分はどう生きていけばいいのか。
アローンなのは自業自得だとして、なるべくひと様に迷惑をかけず生きるにはどうしたらいいんだろう?
いびき問題もあるし、「二度目」などは考えず、一人で生きていく覚悟をしっかり持たないとダメかもな。年齢的にもそれが一番リアル。もしくは瀬戸内寂聴さんのように出家とか?私は彼女の若い頃ほど奔放ではないし、むしろそんな風に恋に溺れて情熱的に生きてみたかったわ。
人生の答えなど簡単には出ません。
モスクの中でそんな事をぼんやり考えました。
考え事をしていたせいか、礼拝堂の中はこんな写真しか撮っていませんでした。
暗い話はさておき、こちらのモスクもとても綺麗です。
もっとちゃんと撮影してくればよかった。
礼拝堂の中だけでなく、外も綺麗。
モスクっていい。
イスラム教の宗教的なことにはあまり興味が向きませんが、モスク建築の美が好きです。
いつかトルコのイスタンブールに行ってみたい。猫がいっぱいいるイスタンブールで、モスクと世界三大グルメのトルコ料理を堪能してみたい。
モスクの礼拝堂の入口にはこのように水が置かれていました。
素晴らしく美しい並べ方ですよね。このモスクの屋根などのデザインに使われている△を思わせる芸術的な並べ方。
ここだけでなく、ブルーモスクにもピンクモスクにも礼拝堂の前にお水がありました。これは寄付の意味もあるのかなぁ?
1RMなのでコンビニよりも安いですし、暑さの水分補給対策のためにも、見学帰りに購入すると良さそうです。見学料と思ってここでお水を買うといいのかも。
国立モスクも大変綺麗で、満足しました。
KLで見ようと思っていた三つのモスクを全部見られてよかったです。
モスク見学に関してはやり残しなし。
チャイナタウンの方まで戻ってお昼にしようかな?と思い、深く考えずモスクを出て歩き出してみたものの日差しの強さが想像以上にやばい。
Grabを呼ぼうとしてもこの場所が悪いのか全く捕まらず、道端で車探しをしているうちに熱中症になりそう。
モスクのところで、日陰で車を呼べばよかった。
(´Д`A;)
ジリジリとした日差しの暑さで身の危険を感じ、ここならば車を呼べるはずだとマジェスティックホテルに流れ着きました。
マジェスティックホテルは歴史あるホテルで、私の好きな白亜の建物のクラシックホテルです。これは旧館の入口の方かと。
日陰にお邪魔させてもらい、ここで車を探してホテルの方に帰りました。
何を隠そうこの後再びここに来る予定なので、なんだか二度手間だなと思いつつ、予定の時間にはだいぶ早いので一旦帰ります。
それにしてもあのまま外にいたら熱中症になるかと思いましたよ。南国の日差しを侮ったらダメですね。
(´Д`A;)
ホテルの方に戻り、軽くお昼ごはん。
冷たい飲み物を欲してバス停の前にあるマクドナルドにきました。
この後の予定もあるし、喉を潤して、適当に軽く何か食べようとマックに来たんですけどね。
マレーシアのマックのメニューを見たら、ちょっとワクワクしてしまった。日本では見たことのないご当地メニューに心惹かれます。
マレーシアのマックもタッチパネルでセルフオーダーが出来て、クレジットカードでの支払いが可能です。
ケーキもあるのね。
ちょっとお茶したい時にケーキがあったら嬉しいから、これは日本にもあったらいいのにな。
日本のマックのデザートは揚げたパイかソフトクリーム系しかないもんね。
軽く適当にと言いつつ、冒険しちゃったよ。
マレーシアの国民的料理ナシレマのマクドナルド版よ♪
Nasi Lemak McDだって
オラ、ワクワクすっぞ
゚。+(=゚ω゚)ノ+。
いざ、ご開帳
マクドナルドのナシレマでございます。
ナシレマの基本具材であるきゅうり、小魚、豆、目玉焼き、サンバル、それにメインおかずとしてフライドチキンがセットになってます。
見た目はアレだけど、結構いけましたよ。サンバルソースは激辛ではなくてまあまあ辛いレベル。ご飯の量が多くて少し食べ残してしまいました。この後の予定もあるので…。すいません。
食事を済ませ、ホテルに帰って一休みしました。別行動の母はこの時イスラム美術館へ行っていたようです。そちらも美しく、とてもよかったそうですよ。
それぞれが別のところで好きなように楽しみ、午後に集合して再び出掛けます。
旅行記は続きますので、よかったらご覧ください。