年末年始に行った母親との年越し旅の続きです。
読んでくださる方が疲れぬよう、小分けにしてちんたらと書いております。と言いつつそれは建前で、書いている私の職業病の眼精疲労が酷く、目の疲れ対策のために小分けしているのが実情なんですけどね…
この記事では旅行三日目のことを書いています。ノロマな亀の歩みですがよろしくお付き合いください。
(*・ω・)
ハリーポッターシリーズの映画のごとく、次第に闇深く、ダークになっていきます。
私の旅行記はその時の気持ちや状況をそのまま記録しているため、そういうのが苦手な方は読まずにスルーして下さい。
行く前に一悶着ありつつも、美しいピンクモスクに心癒されてKL中心部に戻りました。
今日は大晦日だから渋滞があるかな?と心配でしたが、特に問題ありませんでした。夕方なので街の中心部が少し混んでいたぐらい。
ブギッビンタンで車を降りて、Lot10というショッピングモールへ。
ここには伊勢丹が入っています。
正確に言うとISETAN The Japan Storeです。
Lot10の中に入り、喉が渇いたからちょっと休憩しようとカフェに入りました。
かわいらしいカップケーキがメインのカフェで、私はこれをいただきました。
ココア生地の中にベリー系ソースが入っています。上のクリームはクリームチーズ入りでわずかな塩気があり、甘すぎなくて美味しかったです。
ダンキンドーナツやコンビニドリンクもそうですが、KLは意外と甘過ぎるものが無いような?タイだと、一口飲んで甘ーい!!と驚くような激甘な飲み物とかがあるんだけどね。そういうのには出会いませんでした。
(;^ω^)
コーヒーとケーキで一息つき、カフェのそばにあったこちらに立ち寄ります。
ここはBeryl’s(ベリーズ)というチョコレートメーカーの直営店です。
KL土産は何がいいか調べていた時に旅友さんの旅行記でここを知りました。ここのチョコはガイド本でも紹介されており、マレーシアでは有名なメーカーだそうです。
お土産仕様の物から普通のバラ売り系まで様々なラインナップがあります。
上のはお土産向きな猫山王(ドリアン)チョコ、下段はおやつにちょうどいい抹茶、イチゴ、猫山王のチョコ。大箱の猫山王のは29RM弱(900円ぐらい)、下のは7RM弱(250円ぐらい)です。
ここを見てもマレーシアは猫山王ことドリアン推しなのが分かりますよね。押しに弱い私はここでも試すか否か揺れました。いくべきか?!
しかしやはり小心者の私にはあと一歩が踏み出せず、猫山王チョコは見送り…
こちらはお土産向きな缶入りチョコです。
かわいいけど、缶って重いのよねぇ。シンガポールへの移動もあるので、あまり荷物の重量を増やしたくないのです。買うものが色々あるんで。
(´Д`A;)
こちらは高カカオチョコのシリーズ。
高カカオのチョコレートはポリフェノールが豊富に含まれていて血管などの老化に効くと聞きますよね。昔職場で共に働いていた才女がおやつに愛用していたので、私もそれを真似て食べていた時期がありました。
短期間ではその効果を体感できませんでしたが、ここのはパッケージが洒落ているからちょっと心惹かれてしまうわ。旅友さんの旅行記でも美味しいと書いてありましたし。
こちらはアーモンドなどが入ったチョコ
ミルクやダーク、ホワイト、抹茶などバリエーション豊富で、左下のピンク色の蓋のはそのミックスになってます。カラフルで美味しそう。
これも職場土産には向かず、自分一人で食べるには多過ぎるので私は買いませんでしたが、母がお土産用にいくつか買っていました。
余談ですが、このベリーズのアーモンドチョコは日本のドンキで売ってます。
ミルク味のアーモンドチョコのみですけど、現地とほぼ同じ価格で売ってますよ。ラベルが違うだけだと思います。
ベリーズのチョコは口溶けが良く、味も日本のチョコみたいで美味しいです。海外土産にありがちな口溶けが悪くて変に甘いチョコとは違い、日本人好みの味です。
帰国後、購入したお土産が足りず自分用の分が無くなってしまったと母が嘆くので、ドンキで買って送りました。これはその時撮った写真です。
チョコ以外にクッキーも少しあります。
このメーカーのはどれもパッケージデザインがいいですねぇ。
アジアの土産は怪しがられて敬遠されがちだけど、これならば欧米土産と同じ扱いにしてもらえそうよ。試しに購入したチーズクッキーは程よい塩気が美味しかったです。
私はチョコが数種類がラッピングされた、ギフト用パックのを買いました。小箱のがいくつか組み合わされて袋詰めされたもので、職場などへのばらまき土産にいいセットでした。
上のイチゴのや抹茶など数種類が入っていて、その中でも一番好みだったのがティラミスチョコです。ベリーズの人気商品だそう。
ティラミスチョコは二種類あり、わたし的には白い箱のホワイトチョコベースの方がおすすめ。本当のティラミスみたいな感じですごく美味しい。
次に行く時はこれメインで買うと思います。
ベリーズでお土産用のチョコを購入し、伊勢丹ジャパンストアの地下へ。
地下はいわゆるデパ地下になっており、日本食のお惣菜などが購入できます。お寿司やステーキなどのイートインコーナーもありましたよ。
私たちの目当てはお寿司です。
大晦日は部屋で年越しそばを食べることにしていて、それだけでは侘しいのでお寿司でも買おうかということになりました。
一人分の寿司盛り合わせは千円弱ぐらいですし、右上のパーティーサイズでも6千円ぐらいなので、伊勢丹にしてはお高くないです。使っているネタも悪く無さそう。
野菜や肉、魚、日本系の食材が手に入ります。
日系の店だけあって、ホテルのそばのスーパーよりもこちらの方が格段に日本人向けです。現地駐在の方はこういうところでお買い物するのかな?
人生の間に一度ぐらい海外で生活してみたいな。KLは暮らしやすそうです。
カルビーのポテトチップスもありました。
以前に自分の台湾旅のお師匠様が、親日国の台湾にはなぜかカルビーのポテチだけがないと仰っていて、海外進出しない会社なのかな?と思ってたんですけど違いますね。
台湾にはないけど、マレーシアにはあるんだ。
(*・ω・)
そしてここはお土産購入にも便利でした。
BOHティーやベリーズのチョコがお土産コーナーにずらりと並べられていて、さっき上で買わなくてもよかったやん…となりました。
(ノ∀`)
BOHティーのラインナップはパピリオンの下のスーパー「メルカート」よりもこっちの方がいっぱいあるかも。そしてご覧のように見やすいです。
シンプルな紅茶、フレーバーティー以外にハーブティーもあります。
BOHティーもパッケージデザインが素敵ですね。
これはマレーシアのものではありません。
私が普段愛飲しているAHMADのお茶です。シンガポールにも色んなフレーバーが売っていましたが、マレーシアにも色々ありますね。
日本のカルディや高級スーパーでは基本的なものしかないんだよなぁ。もっと色々な味のを展開してほしい。
上は海外土産の定番リンツのリンドールチョコ。
イオンモールとか日比谷のミッドタウンの下とかあちこちにリンツのお店があるけど、リンツってそんなに需要あるのかな?
(;^ω^)
下段はベリーズのチョコ。
こういう板チョコ系も美味しそうですよ。板チョコは手元にあると一気に食べてしまい、カロリー的にもニキビ的にもよろしくないので自分にはご禁制の品ですが…
ガイド本で見たマンゴーグミがあったので購入しました。
試しに一袋だけ買ってみたんですが、これ結構美味しいです。マンゴーの香りが本物みたいなの。独特のえぐみ?もリアルで、マンゴー感がすごい。
次に行く時はこれをもっと買ってこなければ。
パンコーナーも日本のパン屋さんみたい。
本格的なのに日本で買うよりもお安い。
ブームが去ったマリトッツォもありましたよ。
デブのわりに生クリームが苦手な私にはこれは無理なんだよなぁ。
買い物を済ませてホテルに帰ります。
ここがブギッビンタンかぁ。
渋谷のように賑やかな街並みだね。
もっと徘徊したいのですが、母が一緒なのでそれが出来ずもどかしい…。歩くことと暑さが苦手で、すぐに疲れた、足が痛いと言うのです。
ホテルまで500メートルほどの微妙な距離を騙し騙し歩かせて帰るのに苦心しました。すっかりGrab慣れしてしまい、すぐにGrabを呼べと言うものの、この距離では呼べませんし。
大晦日の夕食はこんな感じでした。
蕎麦つゆを入れる前に撮影したのでちょっと微妙な写真ですが。日本から持ってきたそばを茹でて年越しそばにしました。
二人とも生ものがあまり好きではないので、お寿司は巻物や穴子オンリーです。こうして見ると炭水化物ばっかりだな。
(;^ω^)
伊勢丹のスーパーにはサラダバーがあり、そこで好きなものを詰めてきました。ドレッシングは別売りで、重さで会計するものです。たしかこれで400円しなかったと思います。
KL滞在中、野菜不足な人はあそこに行くことをおすすめ。
食事しながら紅白歌合戦を見ました。
※画像は星野源さんが歌っているところ。
海外で紅白見るのは何年ぶりだろう。昔は海外で年越し=紅白が定番だっんだよなぁ。去年はシンガポールにいたけど、テレビはほとんど見なかったんですよね。
紅白なんてつまらんと文句垂れてた母はなんだかんだで最後まで見てました。クイーンが出てきてテンション上がってましたよ。
あと少しで年が明ける時間です。
母は自分は疲れるからホテルにいると言っていたのに、私が出かける直前になってやっぱり行くと言い出しました。
KLでの年越しは初めてで、どんな感じなのか分かりません。ツインタワーのあるKLCC辺りがカウントダウン会場ということしか分からず、自分も探りながら行くので、これは困ったなと思いました。一人ならばどうにでもなるけど、母連れではあまり歩かせられませんから。
でも今日はすでに一度揉めているし、母ははじめての海外年越しです。一緒に行くことにしてホテルを出ました。交通規制をしているはずだからGrabは使えない、結構歩くよと伝えてKLCC方面に向かいました。
前日下見したスカイウォークを歩いていくと、KLCC方面へ行く道が封鎖されており、パビリオンの方にしか行かれなくなっていました。そちらを抜けていくしかないかなと進むと、パピリオンの中はクラブのカウントダウンパーティー状態で大音量の音楽が流れて人混みが出来ており、前にも後ろにも進めなくなりそう。あまりのうるささに耐えられず、来た道を戻ることにしました。
ここまで歩いてすでに汗だくで疲弊している母はこのカオスな状況にイライラし、一体どこまでいくんだと私に問い詰めてきます。どこに進めばいいかを今必死に考えているのにそう言われても困る…
スカイウォークを降り、人が歩いている方向へ歩いて行きました。すると途中で数発の花火が上がります。
あ、年が明けてしまった…
(||゚Д゚)
グランドハイアットのあたりの路上で新年を迎えました。
どんどん花火が上がると思ってその場で待ちましたが、花火は先ほどの数発で終わり。は?となって固まってしまいました。まさかこれで終わりなの??
独立記念日にはツインタワーのところで沢山の花火が上がるとちちぼーさんの旅行記で拝見し、そういうのを期待して行ったのに、数発のしょぼい花火の後はツインタワーの色が変わっただけでした。
(´;ω;`)
後日調べたところ、世界情勢への配慮などで今年は花火なしだったそう。ツインタワー周辺には大勢の方が集まっていたそうですが、事前にアナウンスされていたんですかね?謎だわ。
訳がわからぬまま2024年を迎えました。
汗だくになって必死に歩いてきたのに何も見られず不機嫌な母と、言葉少なく、離れて歩いてホテルに帰りました。最低な気分の新年でした。
どこにいくんだと怒った口調で問われても私も困るのですよ。はじめての国で、多少下調べしてあっても、いざ行ってみると状況が変わっているのですから。
闇雲に歩かせて、こんな目に遭わされたという風に責められると、私もつい言葉や態度がキツくなります。それで言葉の応酬になってしまう。
旅で数日共に過ごすとその人の本性や互いの相性が分かるというのが私の持論で、それで言うとやはり私たちは合わないんだと思います。
いや、似ているから同族嫌悪で互いに嫌になるのかな?母の嫌なところ、母から見た私の嫌なところが互いに鏡のように映し出されてイライラするのでしょうね。
せっかくの旅、母はこれが人生最後の海外旅だと言うからうまくやらねばと旅行前から手配や支度を一生懸命にやったけど、全く思うようにはいかなかった。思い描いたのとは程遠く、結局は毎度の展開になって自分の未熟さを思い知る苦い思い出となりました。
2024年は波乱の幕開け。そしてこの翌日の元旦も、また色々とあったのでした。